いや、暑いのなんの。
明石市立天文科学館の納涼フェスティバルです。最近恒例となった太陽観測会を手伝いに行きました。
「テントのそばにしたら?」というアドバイスで、玄関前のテントのすぐ脇に望遠鏡を設置(あ、望遠鏡の写真を撮っていない)。これなら人間は直射日光の直撃を避けることができます。風もそれなりにあるので日陰に入るとまだ過ごしやすい。空は高くてまるで秋晴れ(真夏なのに)、一日中、曇る心配をせずにすみました。
ただ、肝心の太陽はというと、黒点がありません。いや、ピントをきちんと合わせると、針で突いた穴ぐらいの小さいのが一個だけありました。これでも実際は地球より一回り小さい程度なのです。太陽って大きい。
やってきたお客さんはどんどん素通りします。声をかけても立ち寄る人は少なめ。そりゃ、この暑さです。あと一歩で涼しい館内に入れるのに。帰りの人の方が狙い目でした。
一緒に担当していた人がいろいろ見せ方を工夫して、良く見ないとわからないような小さい黒点なのを逆手にとって、お客さんに探してもらったり、同縮尺の地球を作って比較してみたり。勉強になりました(他人事みたいに言うなって^^;)。
16時に望遠鏡を撤収しました。これからみんなで「打ち水」をやって温度を下げようということらしいのです。
集まった人たちに、水を入れた手桶と柄杓と、記念品の手ぬぐいが配られます。水道水はもったいないので、水は学校のプールの水です。
水を撒くべく待ち構える人たち。思ったよりたくさんの人が集まっています。
この人たちも参加。いいのでしょうか。シゴセンジャーの弱点は、確か。。。(^^)
この人は真面目に待っているわけもなく。。。
実際に温度を測って、打ち水により気温もわずかに下がったようなことです。みんなで一斉に打ち水をやればヒートアイランド現象が改善されるなんて簡単な話ではないでしょうが、昔ながらの良い知恵ですよね。ただし水をまくのは夕方に。昼間やると逆効果です。
しかし、できれば、天に打ち水(夕立ち)をやってほしいと思った、とにかく暑い一日でした。
時間延長しているので、その後、6回目の投影を見て帰りました。
これまた一緒に担当していた人の話。以前の太陽観測会の際、よく日焼けしました。翌日、会社に行っての会話。
「よう焼けてるやん、どこ行ってきたん?」
「うん、明石」
「?」
今回も、私も顔と手が黒いです。できるだけ日陰にいたつもりなのに。
おれはブラック博士の手下だったのか……
え、そうだったのですか?