年の瀬にも超新星発見

著者 :山岡均(九大理)

精力的な天体捜索者である山形市の板垣公一(いたがきこういち)さんが、超新星2009md(VSOLJニュース 228)、超新星2009mh(VSOLJニュース 229)に続いて、今月自身3個目となる超新星を発見されました。年の瀬もものともしない活躍です。

板垣さんは、12月29.868日(世界時、以下同様)に撮影した画像から、17.0等の光点を見つけました。その位置は、

赤経: 14時10分58.72秒
赤緯: +6度21分47.9秒 (2000年分点)

で、おとめ座の渦巻銀河NGC 5491の中心核から東に20秒角、南に6秒角の位置にあたります。発見画像は、板垣さんのサイトで見ることができます。天体は、埼玉県上尾市の門田健一(かどたけんいち)さんによって確認され、超新星2009nkの符号が付けられました。

銀河の距離を考えると、この天体は現在、重力崩壊型超新星の極大のころの明るさに相当します。今後の分光タイプの確認や光度変化追跡が楽しみです。

参考文献:

2009年12月31日

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