【転載】国立天文台・天文ニュース(652)
熊本県菊池郡西合志町の工藤哲生(くどうてつお)さん、香川県三豊郡大野原町の藤川繁久(ふじかわしげひさ)さんが、2003年のエドガー・ウィルソン賞(THE EDGAR WILSON AWARD)を受賞することが決定しました。
工藤さん、藤川さんは「工藤・藤川彗星 (C/2002 X5)」の発見 (天文ニュース 605, 606) で受賞しました。
同賞はアマチュアの彗星発見者に贈られる賞で、一昨年、宇都宮さんが日本人として初めて受賞し(同 455)、昨年は池谷さん、村上さん、宇都宮さんが受賞しています。(同 558)
エドガー・ウィルソン賞は1998年に制定され、新彗星を発見したアマチュアだけに贈られる賞です。毎年7月に受賞者が発表され、今年が5回目の発表となります。
なお、今回は他にアメリカとブラジル、ドイツの人の3人が受賞しています。
2003年7月10日 国立天文台・広報普及室
ご連絡:「国立天文台・天文ニュース (648)」でお知らせした、「すばる望遠鏡の建設記録「未知への航海」DVD無償配布」につきましては、申し込み数が1000部を越えましたので、締め切とさせていただきます。たくさんのご応募、ありがとうございました。