科学の基礎知識、日本人は14カ国中12位(asahi.comより)。これらの問題で正解を多く出したから良いという問題でもないでしょうけど、この国で真に理科離れしているのは大人の方だと思います。
だいたい、自然のこととか科学のこととかになると、大人は、まず「子供たちに」という発想ですよね。自分たちは関心も何もないわけだ。果たしてそれでいいのかな。
子供の問題に戻ったとしても、子供は本来理科好きだと聞いたことがあります。前述の記事でも子供の科学知識や関心は高い。それなのになぜ、理科離れになるのでしょうか。
「天文学者は欧米では立派な職業として認めてもらえるが日本では仙人扱いされる」と、ある天文学者の著書にありました。星や花や山や海や動物に興味を持つなんて大の大人がやることじゃない、と、この国の大人たちは考えているのでしょう。そんな先輩たちを見たら、子供が大きくなってから理科離れするのは当たり前でしょう。
生活の知恵も立派な科学だし、「そういえば最近モンシロチョウを見ない」というところから周囲の環境悪化に気がつくなんてとても立派な科学だし、大きく振りかぶって言えば、「科学する力」って「問題解決能力」だと思うのです。ありがちな、百科事典的な科学知識をひけらかすのが科学じゃない。
そういう能力って、必要ないですか?>世の大人の方々。
「真に理科離れしてるのは大人」というのには共感します。<br>しかし,それ以前にあの10問の問題はちょっと...<br>私は10問中半分くらい○×を決断するのに勇気がいりました。
ん〜、そんなに難しかったですか? ていうか、難しいか(^^)<br>まあ、あれを答えられなかったら「おまえは理科離れしている」とかそういうものでもないでしょうから。。。。