編集後記


2001年11月14日(水)

凄いことに気がついた

先日、Javaアプレットで記事を読むのを強要する某サイトの話を書いて、その後すかっと忘れてたんだけど、MS-Windows XPはJava入ってないんですよね。

どうする気だろう、彼ら。。。。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

荒川@Club-HUAA [Mozilla と同じやり方で「外付け」にするみたいですよ。 まぁ今MSがJavaをサポートするメリットは少ないです..]

(ふ) [SunがXP用のJVM出してましたね、そーいや。]


2002年11月14日(木)

ううむ、

新着情報のスタイルシートもそろそろ整理しないと。たいしたデザインじゃないけど、ソースがぐちゃぐちゃなのだ。


2004年11月14日(日)

IT甲子園俳句甲子園

だから「高校生の大会だから甲子園」と名付けるのはいい加減にやめろと小一時間。。。(以下略)

「なゆた」

西はりま天文台の2メートル望遠鏡のオープニングイベントを覗いてきました。

まずはじめに。観望会には行きませんでした。アクアマリンのコンサートを見たりぐずぐずしているうちに受付が締め切られてしまったようだったのであきらめました。神戸新聞の記事によると、まだ定員(500名)には十分すぎるくらい余裕があったみたいなので、急げば間に合ったのでしょうが。まあ、そのうち見る機会はあるでしょう。

でも、実物は見てきました。特に案内はなかったけれども、建物に入ると、普通に上の階へあがれる。別のグループが上っていったので、すこし遅れてついていってみました。

3階まで上り、奥のドアを開けるといきなりドームの中でした。本体がそこに。

[なゆた] ちょっと視野からはみ出しましたが、先に聞いていたとおり、2メートルという鏡径のわりには、こぢんまりしています。F1.5で経緯台だからかな。
[観測装置] 鏡筒の下。観測装置の入る筒がぶら下がっています。
[眼視観望装置] 観望するときはここから覗きます。ナスミス焦点なので望遠鏡の仰角によって観望位置が変わることはありません。観測者の身長にあわせて接眼部を手動で上下させられるそうです。合成F12をレデューサでF5にするとのこと。

2006年11月14日(火)

「冥王星が太陽系の果て」だって?

DSPACEへの 松本零士氏の寄稿を読んで。

かつて太陽系の果ては土星でした。冥王星を「果て」と認識していたのは、たかだか20世紀〜21世紀前半に生きる我々だけのことに過ぎません。「我々」というのも怪しいな。ちょっと宇宙に詳しい子供なら、オールトの雲とかカイパーベルト天体とか、そういうものがあると聞き及んでいるはず*1。ボイジャーは太陽風が吹く最果てであるヘリオポーズに、つい最近到達したところ。本当に太陽系の果てに思いを馳せているものの意識は、とっくの昔に冥王星を通り越しています。

また、「ヤマト」で冥王星を「太陽系の果て」と描いていたというのはちょっと受け止め方が違います。その向こうにアステロイドベルト(!)とか第11番惑星(!!)とか出てきますし、1作目で、いよいよ太陽系を離れるというので乗組員が地球との最後の通信を行う話はアステロイドベルト(カイパーベルト)を通過してからのことだし。もちろんアニメの話で、コミックではどうだったかはわすれましたが。

冥王星が「古典惑星」から外れたことには、正直なところ、私も寂しさがあります。でもそれは、まあ、今まで慣れ親しんだものが新しいものに改まったときにいつも感じる感情だと思います。変な例えだけれども、聖徳太子から福沢諭吉に変わった時の気持ちのようなものか。

ところで「小さいから仲間はずれにされた?」と訊いた子供には何と答えられたのでしょうか。

*1 オールトの雲は、存在はまだ確認されていません。カイパーベルト天体は、その発見が今回の定義決定の大きな要因でした。


2007年11月14日(水)

おかしいな?

11月14日21時現在、アストロアーツに「かぐや」の「地球の出」のニュースが出ていません。

本日付のアストロ・トピックスも載っていないので、もしかして今日は休みとか?

NHKの「かぐや」特番

番組自体は生ということもあってか、宇宙飛行士やJAXAの人へのインタビューはいま一つ要領を得ませんでしたが、肝心の月の映像は、すごかった。地球の出入りもさっそく使われていたし。できたらデジタルハイビジョンで見たかった>自分のテレビの問題。

途中視点を移動させたり(専門用語で何と言うんだっけ?)、一点をズームしたり、カメラマンが乗ってるんじゃないかと思うような操作もありました。さりげなくNHKの撮影技術を見せつけられたかもしれません。


2008年11月14日(金)

太陽系外惑星の直接観測に成功

HR 8799の方は見ての通りなんですが、フォーマルハウトの方は、よく見つけたなぁと思いました。

フォーマルハウトの周囲の塵のリングが発表されたのは2005年でしたか(当時のHSTのプレスリリースアストロ・トピックス111号)。この時にすでに惑星の存在可能性が示唆されていました。

それで、2005年発表の画像、と、今回発表された画像(こちらはAstronomy Picture of the Dayより)を見くらべて見るとですね・・・方角が合っていると仮定して、2005年発表の画像に、なんとなく、それらしいのが写っているような気がしたりしてですね・・・・(^^)


2009年11月14日(土)

関西文化の日

11月14日~15日を中心とする11月の適当な日、賛同する文化施設は、入場料無料の「関西文化の日」を設定しています。明石市立天文科学舘も、中心日である14日~15日の2日間は入館料が無料になりました。また、両日とも、一回目の投影ではシゴセンジャーが登場、14日の一日だけですが、玄関前に砂金掘り体験のコーナーができました。

お昼すぎ、行ってきました。ちなみに、すでに星の友の会の無料特典は使い切りました。

砂金掘りは以前にも増して人気。舘にも問い合わせがあったとのこと。 水を張った水槽の底に砂を入れ、砂金が埋もれています。それをパンニング皿を使ってふるいわけ、砂金を見つけます。午前中にはシゴセンジャーとブラック星博士も砂金掘りにやってきたそうです。

ドーム前の部屋には、天文科学舘へ一言として、お客さんが天文科学舘への想いなどを投稿する掲示板ができていました。

プラネタリウム投影のテーマは一週間前と同じですが、同じ内容でも解説する人によって全て違います。これが、人が生で解説するスタイルの面白いところの一つです。同じテーマを二回聴いても飽きません。

3階展示室で、先週末はあまり見ていなかった、超大型ディスプレイSHiPLAを見学してきました。展示リニューアルに先立ち、11月4日から常設設置されたものです。大きいだけでなく、超薄型、超軽量、曲面にも対応。拡張性も高い。

これ、プラネドームの内側全面に貼り付けたら投影機いらなくなるなあ・・・そういうのが面白いかは別にして。

もうしばらく長居をしたいところでしたが、次の予定があったので、その後、帰宅しました。

なお、天文科学舘のリニューアルオープンは5月29日とのことです。

星を見に行った

天文科学館から帰宅後、望遠鏡を車に積んで備前市吉永町へ。西明石天文同好会の月例観望会の日です。

風がありましたが、一晩中すばらしい晴天に恵まれました。

見たもの(覚えている範囲)

天王星、海王星、木星、火星、土星、金星、月、
M1、M31、M34、M36、M37、M38、M41、
M42、M43、NGC1977、その他、オリオン大星雲とその周辺の星雲星団、
M81、M82、M108、ふくろう星雲、
M78、IC417(星雲は見えず)、エスキモー星雲、燃える木、二重星団、
M96、95。

この時期、朝まで頑張れば、秋から春までの天体を順次見ていくことができます。

惑星は水星以外の全惑星を確認。金星と月は肉眼視です。
天王星は、国立天文台の全惑星を見るキャンペーン以来。苦手な、やぎ座からおひつじ座までの一帯の真っただ中にいるため、なかなか導入できずにいたのですが、ステラナビゲータと確認しながらようやく導入しました。

私がここにPCを持ってくることは珍しい(基本的に不要)ので、目撃した人にびっくりされました。「自動導入するんですか?」とか(それはない)。

天王星、海王星の位置確認のために持ち出したのですが、実は、常用している星図を持ってくるのを忘れ、結局、一晩中PCの世話に。外部電源を用意していないので、バッテリーを限界まで使い切ってしまいました。

IC417は写真をやっている人からのリクエスト。私はいつもその人の隣に望遠鏡を置くのですが、最近よく、撮影したことのある天体が眼視ではどう見えるかリクエストされます。それって結構プレッシャーなのですが、面白いので挑戦してみています。

また、その人が、撮影した画像をその場で処理してみるのに付き合ったりなどしていました。

最近、天文誌でよく名を見かける人ですが、話が楽しい方で、また写真をやってみようかという気にさせられます。

ちなみに、「めざせ1000万人」の証明書画像の最多提供者です。

流星を見に来たという地元の若いグループにも見せてあげました。
その流星は、時々流れていたようです。私も夜明け近くに東の地平線に向かってゆっくり落ちるのを一つ目撃しました。おうし座流星群の群流星? 流れ方はおうし群のようですし、逆にたどると、たしかに西の地平線上のおうし座に行きつくのですが、ほとんど収束点近くです。


2010年11月14日(日)

メガスター&「HABAUSA BACK TO THE EARTH」

今日は星の友の会の人たちと伊丹市立こども文化科学館へ行きました。

メガスターの投影を見るためです。

11時15分の投影を目指して出発。
到着してみるとすでに長蛇の列。

ドームに入ると、同館のプラネタリウムの隣にメガスターがちょこんと載っています。

前半が同館プラネタリウムによる星座解説、後半がメガスターの投影です。

メガスターへの切り替え。「目をつぶってください。3、2、1、はい、目を開けて」

すると、ドームに、目が星になったおっさんの絵が・・・・
どこぞの館にも似たような発想の悪者が出没しますけど・・・・

気をとりなおして今度は本物の投影に入ります。

LEDのようなするどい星の光。ぼんやりと青い背景。以前に明石で見た星空です。

ベテルギウスがほのかに色が付いていました。でもアンタレスは相変わらず青かった。天の川の細かさはやっぱり迫力があります。


午後は大阪市立科学館へ。「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を鑑賞。

何度見ても涙腺ゆるみます。機械にここまで感情移入させますか、ほんんとに。

ラストは別として、他にとても好きな場面は、「はやぶさ」の速度を表現するのに東京-大阪間を15秒で駆け抜けさせる場面、それに地球スイングバイの場面。スイングバイはわりに人気のようですね。

大阪市立科学館での上映は今月末で終わりますが、まだ各地では引き続き上映されます。


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