- 5月31日、グリーンランドからフィンランドにかけて金環日食が起きます。
- X線観測衛星チャンドラによる4C41.17銀河の観測について。(5月23日既報)
- ハッブル宇宙望遠鏡による、スプリンクラーのような惑星状星雲 Henize 3-1475の観測について。
- 木星ではこれまで縞の色の濃いところが下降気流、白いところでは上昇気流とされていたのが、カッシーニの観測により逆だったことがわかったという記事。
- 国立天文台 水沢観測センター施設公開。6月14日。
- 5月23日のUSERS宇宙機の記事について、「宇宙開発事業団の」としていましたが、USERSは宇宙開発事業団の衛星ではなく、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が(財)無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)に委託して打ち上げ、運用管制もUSEFの運用管制センターで行っているものです。お詫びして訂正いたします。
- メガスターII、渋谷東急文化会館8Fドーム(旧五島プラネタリウム)でデビュー。6月13日〜30日。
- 3月に行なわれたコズミックカレッジ、ファンダメンタルコースの様子。
- 台風の影響のために延期されていた、次世代型無人宇宙実験システム(USERS)のリエントリモジュール(REM)の帰還、回収は、30日に実施することになったとのこと。また、宇宙機の状態は正常とのこと。
- 吉田誠一さんの彗星カタログ更新。
「マクロウィルス」ではなくて「コロナウィルス」でしたね。「マクロ」と「コロナ」では感染する相手が違います。ツッコまれてしまいました。
- 国立天文台三鷹キャンパス、「4次元デジタル宇宙実験シアター」の一般公開を6月から試験的に開始。
- 5月29日の金星食について。星の子館がライブ中継を予定、また同館のWebサイトに中継や観望会のリンクがあります。
- LIVE!UNIVERSE が5月31日のグリーンランド-アイスランド-フィンランド日食をライブ中継する予定。要Windows MediaPlayer。
- X線観測衛星チャンドラの観測。
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構が(財)無人宇宙実験システム研究開発機構に委託して打ち上げ、微少重力下での超伝導材料製造実験を行っていた次世代型無人宇宙実験システム「USERS」は26日に帰還、回収される予定でしたが、台風のために28日以降に延期になります。(5月27日訂正、追記)
- 気象衛星「ひまわり5号」は22日に米気象衛星「ゴーズ9号」に引き継ぎました。「ひまわり」は以後も「ゴーズ」からの画像中継用および「ゴーズ」に異常が起きたときのバックアップとして運用されます。
- 国立天文台Webサイトがリニューアルしています。
- 日本惑星協会トピックス。
*海王星にも季節の変化?
*「あなたの名前を彗星に届けよう!」 とNASAが呼びかけ
*惑星状星雲NGC7293
- メガスターニュース。Webサイトに掲載中の卓上プラネタリウムの参考文献について。
- 宇宙開発事業団の人工衛星追跡管制状況。
- 日本の月探査機LUNAR-Aについて。地震計などを月に設置して内部構造を探ります。毎日新聞(愛知版?)の記事は特に月で起こる地震(月震)に注目したものです。
- 昨日紹介した「5thstar」は、最終選抜に進んだ人だけということではなくて、「NASDAの5番目の宇宙飛行士、野口聡一さんを応援する受験仲間のWebサイト」ということです。
- 日本プラネタリウム協会の新任者研修会、参加応募の締切が5月23日に延長されました。
- 10月1日に発足する宇宙航空研究開発機構の理事長決定(5月20日)を報じるプレスリリースです。
- きぼうウィークリーニュース5/20号。
- 世界の宇宙ロボット研究者が集まる i-SAIRAS 2003が奈良で開催されています。
- NASAの職員が、NASAのソフトウェア開発の一部をオープンソースモデルに移行すべきとの提案書を発表。開発の改善、協力体制の強化、能率の向上などの効果が期待できる、とのこと。なお、提案者は、オープンソース開発のライセンスとして Mozilla Public License(MPL) を推薦しています。
- 国際宇宙ステーションから見た、16日の月食。
- 五島プラネタリウムが収蔵していた天文関係の資料が東京都渋谷区の渋谷区ケアコミュニティ・桜が丘で常設展示されているとのこと。
- 横浜こども科学館の火星リンク集。
- NEATは、5月13日(世界時)の観測から、「やぎ座」に全光度19.4等の彗星を発見しました。(C/2003 J1)
- 気象衛星「ひまわり」、5月22日に米国の気象衛星「GOES」と交替することに。
- すばる望遠鏡Webサイト、「今月のすばる」を更新。4月初旬に赤外線観測用の副鏡を再メッキしたとのこと。
- ヨーロッパと日本共同の水星探査計画、BepiColombo。
- 吉田誠一さんの彗星カタログ更新。「今週の明るい彗星」一位はC/2002 Y1 (Juels-Holvorcem)で7.4等。日本からは見えない。
- ハッブル宇宙望遠鏡(HST)によるM31のハローを構成する恒星の観測(シャレたわけではありません)では、これまでHSTが撮影したうちで最も遠方にある数千の銀河も捉えられていました。
- MUSES-C「はやぶさ」について日本惑星協会の記事。
- 5月7日の水星日面通過について日本惑星協会の記事。
- [Astronomy Picture of the Day] 金星の北極。
これはめずらしいのではないでしょうか。
- きぼうウィークリーニュース。
- 宇宙開発事業団、コロンビアを使ったタンパク質結晶成長実験の最終レポート審査結果を発表。
- 2月から5月頭まで国際宇宙ステーションで行なわれた高品質タンパク質結晶生成プロジェクト第1回宇宙実験の速報。
- 5月29日の午後、金星食が起こります。ただし昼間の現象です。
- NASAのNear-Earth Object Programのサイトは、近日中に起こる小天体の地球接近の予報をトップページに掲載しています。
- [MUSES-C] 続報。
- 水星日面通過の続報。
- 吉田誠一さんの彗星カタログ。
- 「人民日報」は、現在中国を中心に広まっている重症急性呼吸器症候群(SARS)は同国が進めている有人宇宙船「神舟5号」の打ち上げ計画に影響は無いとする記事を掲載。
- メガスターIIのドーム全天投影テストが、5月8日に川崎市内のプラネタリウムドームで実施されました。天の川の精細度が大幅に向上し、また25メートルまでの投影が十分可能とのこと。
- みずがめ座η流星群の極大は、現在のデータでは5月7日早朝であった模様。
- X線で見た「シュテファンの五つ子」。
- 「スターウィーク2003」のキャッチコピーが、「空(そら)を旅する一週間」に決定。
- 水星日面通過のアストロアーツへの投稿画像第3段。
- 5月4日に国際宇宙ステーションから帰還したソユーズですが、予定した着陸地点から500kmも離れたところに着陸していました。エネルギア社が原因を調査中ですが、ハードウェアエラーの可能性が高いようです。
- MUSES-Cを搭載したM-Vロケットは、5月9日13時29分25秒に鹿児島県内之浦から打ち上げられました。13時52分、NASAのゴールドストーン局が探査機MUSES-Cからの電波を受信、さらに同局は太陽電池パネルの展開と、姿勢維持の基準となる太陽捕捉姿勢の確立を確認、軌道投入への成功が確認されました。MUSES-Cは「はやぶさ」と命名されました。
2003年5月9日 13:50
- MUSES-Cを載せたM-Vロケットは、打ち上げられた模様です。
- MUSES-Cいよいよ出発です。
- 水星日面通過の画像など。
- 日本惑星協会トピックス。
*5月9日、小惑星探査機ミューゼスCがいよいよ旅立つ
*火星生命の発見に挑戦するイギリスのビーグル2号
*衛星タイタンは氷で覆われた天体
- 6月1日に打ち上げられる、ヨーロッパ宇宙機関のMars Expressに搭載される着陸機 Beagle 2 について。アメリカ以外では初めての着陸機となります。
- 高速飛行実証フェーズII飛行実験について。5月末から行なうフランスとの共同実験(5月3日既報)の内容が説明されています。
- [シャトル事故] 事故調査委員会は左翼の耐熱タイルが破損したため、大気圏再突入の際シャトル内に超高温ガスが流入したのが事故の原因との予備的な結論を出したとのこと。
- [web紹介] 兵庫県姫路市の天文同好会、「星なかま☆ひめじ」のWebサイト。
- 板垣さんによる超新星2003edの発見画像が届きました。
- SN 2003ed発見画像
- 板垣公一さん, 2003年05月03.49653日UT, 30cm FRC F7.8 + BT-214E 露出30秒。透明度かなり悪い
- 板垣さんの超新星2003ed発見について日本語のニュース。
- 明日の水星日面通過、アストロアーツの特集ページ。
- 打ち上げのせまるMUSES-Cの準備状況。
- 宇宙開発事業団の青少年教育活動教材。
- [シャトル事故] 破片捜索作業は機体全体の約40パーセントを回収し、完了。また、NASA長官は、シャトルの飛行はコロンビア事故の約一年後には再開できると言明。
- アシモフ記念パネル・ディスカッションがニューヨークのアメリカ自然史博物館で開催され、5人の科学者による興味深い議論が行われたという話題。
- 山形県の板垣公一さんは、5月3,4日(世界時)の観測から、「りょうけん座」のNGC 5303Aに15.2等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2003ed)
- 5月7日の水星日面通過、横浜こども科学館の特集ページ。
- 5月7日の水星日面通過のライブ中継サイトの一覧を、千村雄一さんが日記の中でまとめられています。
- 増光して話題になった「さそり座」デルタ星、依然明るいとのこと。
- 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」、5月2日にアメリカに向け横浜港を出港。
- 小惑星への着陸と地球へのサンプル持ち帰りを目指すMUSES-Cで、サンプル採集を担当する東北大グループについて。
- 日本科学未来館のイベント「すばる望遠鏡の研究者と話そう」が日本科学未来館スペシャルバージョンに変更。5月31日。
- 台湾のA.-C. Chenさんらのチームは、5月2,3日(世界時)の観測から、「へび座」のNGC 5990に16.4等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2003ec)
- いて座新星2003は自動サーベイ望遠鏡ASAS-3が発見前に詳細な観測を行っていました。その自動サーベイ望遠鏡ASAS-3と、そのデータを利用できるURLについて。
- 吉田誠一さんの彗星カタログ。
- 名古屋市で天文担当の学芸員を募集。
- ハレー彗星を母天体とするみずがめ座流星群、6日の夜から7日にかけて、極大が予想されています。予想HRは8程度なので目立ちませんが。
- 地球の自転が30年前に比べて400分の1秒だけ早くなったとのこと。
- ソユーズ無事帰還。
- MUSES-Cによる小惑星からのサンプリング作業の予想CG。
- 5月1日(アメリカ中部夏時間)に開催された「Space Day 2003」の一環として、シカゴのDePaul大と日本の複数の公共天文台を結んで、火星のリアルタイム画像のネット中継が行われたとのこと。
- LINEARは、4月29日(世界時)の観測から、「さそり座」に全光度19.0等の彗星を発見しました。(C/2003 H4)
- [シャトル事故] 事故調査委員会記者会見の仮訳。
- ハッブル宇宙望遠鏡は4月24日に、打ち上げから13周年を迎えました。
- ヨーロッパの火星探査機「マーズ エクスプレス(Mars Express)」と、搭載された着陸機「ビーグル2号(Beagle 2)」について日本語の解説。6月6日、ロシアのバイコヌール宇宙基地から打ち上げ予定。
- アメリカの火星探査機「マーズ2003探険車」について日本語の解説。
- 宇宙開発事業団フォトライブラリーに、野口宇宙飛行士搭乗予定のSTS-114の画像。
- スペースシャトル コロンビアで行なわれた実験の成果報告会が行なわれました。
- 次回のNHK番組「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(5月6日放映)は、「ハレー彗星に突入せよ 76年に一度の大勝負」、1986年のハレー彗星探査計画の話です。