「君の瞳が 宇宙 (そら) になる」スター・ウィーク、明日スタート

 「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」が、いよいよ明日8月1日より始まります。この機会に、みなさんもぜひ星空を眺めてみませんか。

 このスター・ウィークは、子どもから大人まで幅広い世代に星空に親しんでもらえるよう、8月1日から7日の1週間を中心に行っている、今年で14年目となるキャンペーンです。応募総数1,579件より選ばれた「君の瞳が 宇宙 (そら)になる」のキャッチコピーのもと、多くの方に星空を楽しんでいただきたいと思います。

 初日の8月1日は新月で月を見ることができませんが、日が進むにつれて、夕方の西空から南西の空に、細い月が見えるようになるでしょう。また今年は、最終日の7日が伝統的七夕にあたります。夜が深まって月が沈む頃には、空高く、織り姫星であること座のベガが、そして少し離れて彦星にあたるわし座のアルタイルが、輝いているのが見られます。そして街明かりの少ない暗い空では、この2つの星の間を流れるように見える天の川も目にすることができるでしょう。スター・ウィークのホームページにある各種のパンフレットなどを参考にお楽しみください。

 観望会やさまざまなイベントに参加して、星空や天文イベントを満喫したいという方は、スター・ウィークのホームページのイベント情報をご参照ください。国立天文台アストロ・トピックス (375) 等で募集しました、夏休み期間中に開かれるイベント情報を掲載しています。全国各地より約200の団体の協力をいただき、天体観望会、工作教室、プラネタリウム投映、星祭り等、様々な協力イベントが開催されます。ご興味のあるイベントがありましたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 ホームページ上では、遠く離れて同じ星空を見上げている人々をネットで結ぶ「1万人のスターナイト【今、星を見ています・2008】」をはじめ、全国どこからでも参加していただける次のようなイベントが行われます。ぜひ、アクセスしてください。

 また、今年もリンクバナーキャンペーンを実施中です。すでに全国各地より100近い数のホームページに相互リンクとして協力していただいており、こちらでも、個人や同好会の優れたホームページの情報や、美しい画像をご覧いただけます。スター・ウィーク期間中も相互リンクを受け付けておりますので、今からでもご参加ください。

 スター・ウィークをきっかけに、多くの方が星空と親しんでくださることを期待します。

※この情報は、スター・ウィーク2008実行委員会よりご提供いただきました。

参照:

2008年7月31日           国立天文台・広報室

転載:ふくはらなおひと(福原直人)