毎年8月1日から7日までは「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」です。文字通り、多くの人が星空に親しめるよう、全国各地の様々な団体・施設で天文関連イベントを開催しています。
今年のキャッチコピーは、1,579件という多数の応募作品の中から選ばれた「君の瞳が 宇宙 (そら) になる」 (岐阜県・中原博子さんの応募作品) に決定し、200を超える協力イベントが予定されています。全国規模で展開するイベントも「星メロアウォード2008」「月探査情報ステーション」や、国際宇宙ステーションを観察する「きぼう、みーつけた!」など多彩な内容です。
1995年に始まり14年目を迎えた今年のスター・ウィークは、来年に控える「世界天文年2009」に向けて、より一層の盛り上がりが期待されます。
一方で、一般のアマチュア天文家や従来からの天文ファンなどにとっては、スター・ウィークとの接点をなかなか持つことができないという側面が生じていました。これを解消するために、一昨年から企画されたのが「リンクバナーキャンペーン」です。
このキャンペーンでは、インターネット上の自分のホームページやブログに、スター・ウィークのリンクバナーを貼り協力サイトとすることで、スター・ウィークを大いに盛り上げようという趣旨の呼びかけを行ってきました。過去の協力サイト数は、一昨年が92件、昨年が115件にのぼり、スター・ウィークに参加する方の新たな広がりが見られました。また、各協力サイトやそこに貼られたリンクバナーを見ていただくことによって、スター・ウィーク自体や天文についての様々な楽しみ方を多くの皆さんに知っていただくことができました。
そこで今年も同様に、本日7月7日からリンクバナーキャンペーンを展開します。個人・同好会・企業・公開施設などの種別を問いませんので、ご自身のホームページにリンクバナーを設置して、キャンペーンにご参加ください。なお、リンクバナーをサイトに設置し、国立天文台のリンクバナーキャンペーンのページで簡単な登録をすませれば、チェックの後、協力サイト一覧に登録され、相互のリンクが実現します。
インターネット上には、数多くの優れた個人や同好会の天文サイトがありますので、「実際に星を見に行くのは……」という人でも、バナーキャンペーンに登録されたサイトを巡るだけで、様々な星の情報や美しい画像に触れることができることでしょう。
リンクバナーキャンペーンを機会に、さらに多くの個人や企業、同好会がスター・ウィークに参加してくださること、またスター・ウィークをきっかけに、多くの人が星空に親しんでくださることを心から期待しています。ぜひ、多くのサイト運営者のご賛同をお願いします。
詳しくは、下記のキャンペーンサイトをご覧ください。
2008年7月7日 国立天文台・広報室