2005年10月31日
火星は当分楽しめます。
2005年10月30日
- .[画像]最接近直前の火星。
- A.L.P.O. Image Archives
- 月惑星研究会関西支部: 火星の最新観測報告
- 星への誘い: 2005年の火星画像
- 都会からの星空観望記 - ギャラリー1→2005年火星準大接近(10/23)
- .第13回衛星設計コンテストの最終審査会が10月30日に。最終審査にのぞむ作品が発表されています。
- .「はやぶさ」のニュースについての良い解説記事。
2005年10月29日
- .11月4日、いよいよ私達の名前が地球以外の天体に降り立ちます。この日の「はやぶさ」のイトカワへのリハーサル降下で、88万人の名前を記載したターゲットマーカーが投下されます。 ミニロボット、ミネルバも、同じ日に降り立ちます。
- .直径8.4メートル鏡を使った巨大双眼望遠鏡「LBT」(Large Binocular Telescope, そのまんまやん;)が、ファーストライトを迎えたとの事。
- .11月4日、水星と金星が共に東方最大離角を迎えます。
- .理科年表80周年記念シンポジウム 「サイエンス・データ」ってこんなに面白い！。12月10日。
2005年10月28日
- .73Pシュワスマン-ワハマン彗星の回帰が検出されました。同彗星は分裂した核のうちC核が来年5月中旬に地球に0.08天文単位にまで接近すると予想されています。
- IAUC 8623
- CBAT/IPC/ICQ: 73P/Schwassmann-Wachmann
- 吉田誠一さん: シュヴァスマン-ヴァハマン第３周期彗星 - このページの方がインパクトがあります。
- .DSPACE。火星の最接近。
- .東京大学の大学院生らによる超小型衛星(CubeSat)の2号機「X-V(サイ ファイブ)」が、打ち上げられました。
- .以前にお伝えしているように、火星で大規模な砂嵐(黄雲)が起きています。
- .「はやぶさ」は予定どおりイトカワに着陸、試料採取を行うとのこと。リアクションホイールの故障も克服。11月4日にリハーサル降下、11月12日と25日には着陸と試料採取を実行します。
- .「はやぶさ」がイトカワの「衝」を観測。 つまり太陽-はやぶさ-イトカワが一直線に並んだと言うことで、つまりそれだけ「はやぶさ」が高精度に制御されているということのようです。
- .日本プラネタリウム協会のWebサイトに、新聞に掲載されたプラネタリウム関係の記事が紹介されています。
2005年10月27日
- .1万3千年前に北アメリカのマンモスを絶滅させたのは、4万1千年前に発生した超新星爆発かもしれない、という説。 あ、こんなニュースあったんだ。でもなんとも途方もない説ですね。
- .アストロアーツによる、ハッブルを使った月面の資源探査の話題。
- .イトカワの軌道の移り変わりについて。イトカワも地球接近小惑星(NEO)の一つです。
- .宇宙利用に関するアイデアや事業案などを公募する「宇宙オープンラボ」の選定結果。
2005年10月26日
- .アストロトピックス。最近話題になった、ショート・ガンマ線バーストの新たな観測成果について。
- .国立天文台アストロ・トピックスの配信アドレスや登録解除のアドレス等が変更されたとの事。 振り分けやメール制限などの設定をされている方は確認を。
- .「はやぶさ」の位置制御に太陽光の光圧が与える影響について。光圧は「はやぶさ」の電気推進の1/100の力ですが、イトカワの重力の10倍以上の大きさになるとのこと。 案外大きい力ですね。
- .ハッブルによる、月面のチタン鉄鉱分布の観測(10月21日, 10月22日)について、より確かな記事。アポロ計画で採取された岩石にチタンが含まれていたことから、酸素資源として有望な酸化チタンが期待されたが、大気圏内からの検出が不可能で、ハッブル宇宙望遠鏡を使用することになったとのこと。
- .日本惑星協会トピックス。ハッブル宇宙望遠鏡による月の酸素の資源探し / 褐色矮星の周囲に惑星が誕生する円盤状の雲 / 土星のFリングの羊飼い衛星
2005年10月25日
- .[画像] 火星。黄雲が発生しています。
- .「はやぶさ」がホームポジションから撮影した画像で作った、イトカワの自転アニメーション。
- .JAXAは、11月6日に行われる、長岡市の地震防災訓練に参加し、衛星回線を使った情報収集訓練を行うとのこと。
2005年10月24日
- .カッシーニが録音(?)した、土星系の様々な音が公開されています。
- .[Astronomy Picture o the Day] 天の川銀河の中心部。パラナル観測所のVLTで赤外線で撮影したもの。
- .10月26日に打上を予定していた、ヨーロッパの金星探査機「ビーナスエクスプレス」は、打上が数日延期されるとのこと.
- ESA: Venus Express launch postponed several days
- ビーナス・エクスプレス(月探査情報ステーション,日本語)
2005年10月22日
- .ルナステーション、17日の部分月食のビデオをGIFアニメーションによるダイジェストにして公開。
- .「はやぶさ」の航法カメラに映ったイトカワの大きさから距離を測定する方法の検討。
- .[Astronomy Picture of the Day] ディオネ。
- .スピッツアー宇宙望遠鏡による観測で、褐色矮星の周囲でも惑星の材料となるダストなどが取り巻いていることがわかったとのこと。
- .ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、月面に、酸素の供給源となるチタン鉄鉱が多く含まれていることが明らかに(10月21日の続き:)。
- .テンペル第一彗星の核は「汚れた雪だるま」よりむしろ「凍った泥だんご」?。ディープインパクト後の彗星をロゼッタが観測した結果から。
2005年10月21日
- .国立天文台が、「火星接近！模様が見えるかな」キャンペーンを企画。
- .雑誌「星ナビ」の編集部と日本プラネタリウム協会が、共同で全国の火星イベント情報を提供開始。
- .宇宙旅行の船内で着用する宇宙ウェアのデザインコンテストの募集が11月から開始されるとのこと。
- .ハッブル宇宙望遠鏡が月面を観測。将来の人間の活動に役立つ資源を探すのが目的です。
2005年10月20日
- .[画像] 部分月食。
- .宇宙作家クラブのトークライブ。10月29日。
- .月探査情報ステーションの「はやぶさファン」に、「はやぶさ」のミッション内容を解説するムービーが公開されています。
- .月探査情報ステーションに、冥王星、さらに他のカイパーベルト天体を探査する「ニューホライゾンズ」ミッションのページができています。
- .日本惑星協会トピックス。ブラックホールの周辺で星が誕生 / 「イトカワ」の詳細な画像 / マーズ・オデッセイが撮影した火星の地形
- .一週間分の天文と宇宙開発のニュースをまとめて伝えるメールマガジン「週刊 天文・宇宙開発ニュース」。発行者は和紗泰信氏。
2005年10月19日
- .アストロトピックス。長谷田さんのたて座第二新星発見について。なお、たて座第二新星はV477 SCUTIと命名されています。
- .JAXAより、宇宙関係のシンポジウム2件。
- .VSOPチームがIAAの2005年チーム栄誉賞を受賞(10月15日既報)。
- .今年のジャコビニ流星群は、ZHR30程度の比較的活発な活動が観測されたとのこと。
- .「はやぶさ」のペーパークラフトが登場。
- .[画像] 17日の部分月食。 (ふ)はちょうど食が最大の時に見ました。さっきまで満月だったのが、わずかとはいえ欠けている姿、そして数十分後にまた元の満月に戻っているのは、何ともいえず不思議な気持ちがします。
2005年10月18日
- .神舟6号、帰還。
- .「はやぶさ」の近赤外線分光器によるイトカワ観測。
- .第五十六回国際宇宙会議、福岡で開催中(〜21日)。
- .福岡で開催中の第五十六回国際宇宙会議で、講演やシンポジウムと同時に企業や団体による「宇宙フェア」が開催されています。
- .報道によると、ライブドアの堀江社長が、宇宙旅行ビジネスへの本格参入を表明。個人プロジェクトを立ち上げるとのこと。ロシア製の宇宙船「Almaz Capsule」を使用、また、旧ソ連の有人宇宙ステーション「サリュート」の未使用基機体を利用して安価に宇宙ホテルを建設する計画もあるとのこと。
2005年10月17日
2005年10月16日
- .2005年たて座第2新星の発見位置。
- [星図/PNG] 2005年たて座第2新星の位置(R.A.=18h38m44s, Decl.=-12o16'25")
- .倉敷科学センターは17日の部分月食の動画中継を予定。
- .73P/Schwassmann-Wachmann彗星は、来年5月に地球に非常に接近します。最接近時には肉眼彗星の可能性もありそうです。
- CBAT/MPC/ICQ Observable Comets: 73P/Schwassmann-Wachmann
- 吉田誠一さん: シュヴァスマン-ヴァハマン第３周期彗星(2006) - 核が分裂しており、そのうちのC核がとても明るくなりそうです。
- .スペースシャトルの次の打ち上げ(ディスカバリー)は来年5月目標に。
- .アストロアーツより。宇宙開発関連の記事2件。
2005年10月15日 7:00
- .9月30日に「たて座」に新星を発見された長谷田勝美さんは、またも同じ「たて座」に新星を独立発見されました。なお、この新星を最初に発見したのはASAS-3です。
2005年10月15日
- .スペースVLBIを実現したVSOPチームが、国際宇宙学会からチーム栄誉賞を受賞しました。
- .すばる望遠鏡の主焦点カメラ Suprime-Cam が、渦巻銀河 NGC2403を撮影。
- .[画像] 10月13日の火星。
- .チャンドラを使って銀河中心の超巨大ブラックホール「いて座A*」を観測した結果から、ブラックホール周辺で多くの星が誕生していることがわかったとのこと。
- .スピッツアー宇宙望遠鏡がアンドロメダ銀河を赤外線で撮影。
- .イトカワの形状を「はやぶさ」のレーダー高度計で推定。
- .報道によれば、ロシアが、独自開発中の新型有人宇宙船「クリーペル」への開発参加をJAXAに打診してきたとのこと。
- .JAXAなど各国の宇宙機関、北九州で開催される第56回国際宇宙会議で、国際宇宙教育会議設立にかかる調印式を行うとのこと。
2005年10月14日
- .アメリカのT. Puckettさんのグループが10月5日(世界時)の観測から、アンドロメダ座のNGC266に超新星を発見しました。北海道の佐野康男さんも、12日の観測からこの超新星を独立発見しました。(SN 2005gl)
- IAUC 8615
- VSOLJニュース 第146号『北海道の佐野康男さん、超新星2005glを独立発見』
- アストロ・トピックス No.152 『佐野さん、アンドロメダ座に超新星を発見』
- [星図/PNG] SN 2005glの発見位置(R.A.=00h49m50s12, Decl.=+32o16"46'.1)
- 名寄市立木原天文台 - 発見画像があります。速報を参照
- .神舟6号が、全期間を通じて明け方に観測できそうです。北の方ほど条件がよいとのこと。
- .アストロ・トピックス。10月17日の部分月食について。
- .10月11〜13日に北九州で開催された第12回アジア太平洋宇宙機関会議について。
- .第15回国際連合・国際宇宙連盟主催ワークショップ。10月14日〜15日。北九州。
- .13日の火星。
- .アストロアーツ。2003 UB313に衛星があったという話題(10月3日)について。 なお、2003 UB313とその衛星につけられた名称は正式の呼び名として承認されたものではありません。
2005年10月13日
- .中国は、2度目の有人宇宙船となる「神舟６号」の打ち上げに成功しました。
- .JAXA、観測装置をフランスの海洋観測衛星に搭載すると発表。
- .[Astronomy Picture of the Day] 土星の衛星テティス表面のクローズアップ。
- .現在、3人目の宇宙観光旅行客である米国人実業家が国際宇宙ステーションに滞在中ですが、報道によると、ロシア宇宙庁は4人目の旅行客に日本人が有力候補にあがっていると明らかにしました。以前から取沙汰されている、榎本大輔さん(元ライブドア取締役)と見られるとのこと。
- .日本惑星協会ホットトピックス。１０番目の惑星に衛星 / NASAのマーズ･ローバー･ミッション来年９月まで延長 / 土星のFリングのクローズアップ
2005年10月12日
- .JAXA宇宙科学研究本部と会津大学のグループが、「はやぶさ」の画像からイトカワの形状モデルを構築中。
- .スイフト衛星の観測により、5月9日に発生した「短い」ガンマ線バーストの位置測定に成功。楕円銀河の中で発生しており、中性子星やブラックホールの合体現象に関係していることを示しているとのこと。
- .ハッブルとスピッツァーの観測で、誕生後8億年しかたっていない宇宙にも、非常に重く、りっぱな銀河を発見した(9月29日)というニュースについて。
2005年10月10日
- .ヨーロッパ宇宙機関は、観測衛星CryoSatの打ち上げに失敗したと発表しました。極地方の氷床を観測することを目的とした衛星で、ロシアから「ロコット」ロケットにより打ち上げたものです。 (10日9:00追加訂正)
2005年10月8日
- .10月7日の火星。 アストロアーツのメルマガによれば、今月末の最接近時より、今のほうが見える模様がいいようです。
- .マーズ・リコナイサンス・オービタが9月8日のカメラテストで撮影した月。
- .LIVE!ECLIPESより、マドリード日食のハイライト画像が公開されています 。
- .日本惑星協会トピックス。冥王星系とカイパーベルト天体を探る探査機ニュー・ ホライゾンズ / スポンジのような表面をした衛星ハイペリオン / ESAマーズ・エキスプレス・ミッションを２年間延長 水曜日に更新されていたはずですが紹介がおそくなりました。
- .[Astronomy Picture of the Day] マドリード日食。
- .太陽を極方向から観測することを目的とした探査機ユリシーズが打ち上げから15周年。
2005年10月7日
- .ガンマ線バーストを観測する衛星「HETE-2」の研究チーム、これまで謎とされてきた「継続時間のみじかいガンマ線バースト」について、7月9日に発生したバーストの位置をつきとめることに成功。HETE-2が現象を捉え、すばる、ハッブル、チャンドラなどが残光観測をおこなったとのこと。
- .「天文学を勉強したいのですが、どの大学に行けばよいでしょうか」という高校生の質問にとても参考になるサイト。
- .第6回ALMA公開講演会。10月16日、岡山理科大学。
- .接近する火星についてのガイド。
- .マーズ・エクスプレスの観測期間が23ヶ月延長されるとのこと。
- .10月8日はジャコビニ流星群が極大になります。
2005年10月5日
- .[はやぶさ] 3台ある姿勢制御装置の一台は先日より停止していましたが、さらにもう一台が故障したとのこと。 現在、「はやぶさ」はイトカワまで7キロメートルまで接近し、残り一台の姿勢制御装置と化学推進装置で姿勢を維持しているとのこと。
- .10月15日の国立天文台三鷹キャンパス特別公開日攻略法が「天文台マダム日記」に。
- .今年の火星大接近を前に、各地の天文台・プラネタリウム館の火星関連イベントの特集ページができています。
- .[書籍] ブルーバックス「宇宙１００の大誤解 言われてみれば間違いだらけ」。ニール・カミンズ著、
- .ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した超新星残骸 N132D。
- .[画像] 発見直後のたて座新星。
- .日本プラネタリウム協会Webサイトに、GoogleMap をつかった全国プラネタリウムマップのテスト版が登場。
![[星図/PNG] 2005年たて座第2新星の位置](image/2005/nova_sct_2005_2_map.png){kind=link}
![[星図/PNG] SN 2005glの発見位置](image/2005/sn_2005gl_map.png){kind=link}
2005年10月4日
- .金環食はおわりました。LIVE!ECLIPSEのWebサイトで、日食前後の全天画像を公開しています。金環食でもかなり空が暗くなるのがわかります。
- .10月17日は部分月食がおこります。ただし食分0.068(月の直径の6.8パーセントだけ欠ける)です。
- .[はやぶさ] 9月中に、イトカワのほぼ赤道面全周からの撮像を完了。
- .今回の金環日食中継(LIVE!ECLIPSE 2005)で、日本語JPドメイン名(http://日食中継.jp/)によるアクセス數が55万件を記録したとのこと。 LIVE!ECLIPSEへの全アクセス數の10パーセントにあたるそうです。
- .野口宇宙飛行士の帰国記者会見と報告会のレポートが公開されています。
2005年10月3日
マドリード金環日食は今日(3日)です。中継は16:30〜18:30(日本時間)。http://日食中継.jp/まで。
- .高尾さん、長谷田さんによる新星発見の詳細。
- .カリフォルニア工科大のブラウン氏は、第10番惑星の発見と主張しているTNO天体 2003 UB313 が衛星を持っていると発表しました。
- .帰国した野口さんによる報告会と、来日したシャトル乗員のパレードが開催されました。
- .全国のプラネタリウムのリンクを網羅しているWebサイト「Go! Planetarium」で、GoogleMapsを使ったプラネタリウム一覧全国版が公開されました。
2005年10月2日 15:40
- .高尾明さん発見の新星ですが、 愛知県の長谷田勝美さんも独立に発見されました。板垣さまより。実はIAUCにも書いてあったのですが、見落としていました。
2005年10月2日 10:10
- .北九州市の高尾明さんは、9月30日（世界時）の観測から、「たて座」に10.3等の新星を発見しました。
- IAUC 8607
- [星図/PNG] 新星の位置(R.A. = 18h32m.1, Decl. = -6o43'.6)
![[星図/PNG] 新星の位置](image/2005/nova_sct_2005_map.png){kind=link}