“「シリーズ現代の天文学」刊行記念シンポジウム”のご案内

 「いきいきとした天文学の現在にふれる」をテーマに、これから天文学を担う若い人に向けて、日本天文学会創立百周年記念事業の一つとして刊行を開始した「シリーズ現代の天文学」が完結を迎えました。それを記念し、世界天文年のフィナーレを飾る12月に、シンポジウムを開催します。本シンポジウムは世界天文年2009公認イベントです。

 本シリーズの執筆者でもある、気鋭の天文学者3人が最前線の魅力を語ります。紙上とは違った、臨場感ある「天文学の現在」をお楽しみください。参加者からの質問に答えるパネルディスカッションもあります。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2009年12月20日 (日) 13:30-17:00
場所:東京大学 小柴ホール
(文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_25_j.html
対象:高校生以上
参加費:無料
定員:176名 (事前申し込みはありません。直接会場におこしください)
主催:日本天文学会
後援:世界天文年2009日本委員会・日本評論社


プログラム:
13:30-13:50挨拶 (國枝秀世 (くにえだひでよ) 日本天文学会理事長)
趣旨説明 (岡村定矩 (おかむらさだのり) 編集委員長)
13:50-14:30吉田直紀 (よしだなおき) (東京大学数物連携宇宙研究機構)
「宇宙暗黒時代を探る」――暗黒宇宙に生まれる星、銀河、ブラックホール
14:40-15:20須藤 靖 (すとうやすし) (東京大学大学院理学系研究科)
「見えない宇宙の彼方を探る」――ダークマター、ダークエネルギー
15:30-16:10田村元秀 (たむらもとひで) (国立天文台)
「太陽系外惑星を探る」――第2の地球と人類の仲間はいるか?
16:20-17:00質疑応答 (パネルディスカッション)
司会・進行 岡村定矩 (東京大学大学院理学系研究科)
17:00終了

なお、会場では、特別価格での書籍販売を行います。

お問合せ先:日本評論社・佐藤 (03-3987-8599)

参照:

2009年12月16日            国立天文台・広報室

転載:ふくはらなおひと(福原直人)