イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡を夜空に向け宇宙への扉を開いた1609年から400年となる記念すべき2009年を、国際天文学連合、ユネスコ (国際連合教育科学文化機関)、国際連合は、「世界天文年」と定めました。世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらうこと。それが世界天文年の目的です。
この記念すべき年を迎えるにあたって、世界天文年2009日本委員会では、キックオフシンポジウムを開催いたします。今回のシンポジウムでは、まず、「世界天文年」とは何か、世界で、日本で、どのような取り組みが行われるのかをご紹介します。そして、宇宙、地球、生命といったさまざまな視点から、宇宙の中の地球や人間の存在について、そして、自分なりの発見をするために何ができるのかを、皆さんと共に考えていきたいと思います。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
○開催概要 タイトル:世界天文年2009キックオフシンポジウム ―宇宙・地球・生命 みんなで解き明かすために― 日時:2008年11月23日 (日・祝日) 13:00より14:30まで (開場は12:30) 場所:東京国際交流館・国際交流会議場 (東京都江東区青海2-79) 新交通ゆりかもめ「船の科学館」東口より徒歩約3分 りんかい線「東京テレポート」B出口より徒歩約15分 主催:世界天文年2009日本委員会 後援:天文教育普及研究会、自然科学研究機構 国立天文台 対象:特に年齢制限はありませんが、概ね中学生以上を想定しています 参加:無料 定員:400名 (事前申込制:以下の参加方法をご覧ください) その他:このシンポジウムは、「サイエンスアゴラ2008」の公募企画です ○おもな内容(予定) ・世界天文年についての概要紹介、世界の動向 解説:海部宣男 (世界天文年2009日本委員会委員長、放送大学、前国立 天文台長) ・日本での主な企画内容の紹介 解説:渡部潤一 (世界天文年2009日本委員会企画委員長、国立天文台) ・パネルディスカッション 「世界天文年で活動し、共に発見していくために (仮題) 」 パネリスト: 有本淳一 (京都市立塔南高等学校) 梅本智文 (国立天文台) 小貫良行 (理化学研究所) 平野都子 (元プラネタリウム解説者、天文ボランティア) ○参加方法 (事前のお申し込みが必要です) 定員:400名 (先着順、定員になり次第締め切り) お申し込み方法: インターネットの参加お申し込みページよりお申し込みください http://www.astronomy2009.jp/ja/plan/symp2008/form_symp2008.html このほか、往復はがき、FAXでも受け付けいたします 詳しくはウェブページ http://www.astronomy2009.jp/ja/plan/symp2008/ をご覧ください
2008年10月24日 国立天文台・広報室