「宇宙の日」ふれあいフェスティバル 2004

 1992年9月12日、毛利衛宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙へ飛び立ちました。この日が一般の方々から「宇宙の日」として選ばれました。

 1992年の「国際宇宙年」の趣旨「一般の人々の宇宙開発に対する理解を深める」ため、「1992年の国際宇宙年後も継続して行う」という趣旨で、各地でさまざまな行事を開催しています。

 9月18日(土)から20日(祝・月)までの3日間、宮崎市民文化ホール及び宮崎科学技術館で、『「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004』が開催されます。

 『「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004』は、文部科学省、国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、財)日本宇宙フォーラム及び財)日本宇宙少年団の主催、宮崎市、宮崎市教育委員会、財)宮崎文化振興協会の共催、宮崎科学技術館、社)日本航空宇宙工業会の協力で実施されます。

 宇宙や科学の不思議がわかる楽しい実験や工作、ビデオ上映などのプログラムイベントと、宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士が出演する「スペーストークショー」など宇宙に関する様々なイベントを実施する予定です。


「宇宙の日」ふれあいフェスティバル 2004 概要

主  催:文部科学省、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台、
     独立行政法人 宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、
     財団法人 日本宇宙フォーラム、財団法人 日本宇宙少年団 

共  催:宮崎市、宮崎市教育委員会、財団法人 宮崎文化振興協会 

協  力:宮崎科学技術館、社団法人 日本航空宇宙工業会 

日   時:2004年9月18日(土) 〜 20日(祝・月) 10:00 〜 17:00 
                   (18日は13:00 〜 17:00)

会  場:宮崎市民文化ホール (宮崎市花山手東3)
     宮崎科学技術館   (宮崎市宮脇町)

入  場:宮崎市民文化ホール:無料
     宮崎科学技術館:  宇宙の日プログラムに関して入場無料
プログラム:

  宮崎市民文化ホール

   宇宙服試着撮影コーナー
    本物そっくりの宇宙服を着て、記念写真撮影が行えます。

   実験・工作体験コーナー 
    ロケットの打上げの原理がわかる実験や、各種ペーパークラフトによ
    る工作などに挑戦できます。

   水ロケット打上げ体験コーナー 
    ペットボトルを使った水ロケットの製作と打上げ実験に参加できます。

   スペーストークショー
    国際宇宙ステーション建設に参加した若田光一宇宙飛行士が、宇宙の
    ことをわかりやすく語ります。また、宇宙についてわからなかったこ
    とを、若田宇宙飛行士に直接質問できるコーナーもあります。
    (参加者を事前に募集します。募集要項については、下記参照)

   小惑星に名前をつけよう
    まだ名前のついていない小惑星に、若田宇宙飛行士と一緒に名前をつ
    けるコーナーです。(小惑星の名前は事前に募集します。募集要項に
    ついては、下記参照)

  宮崎科学技術館

   宇宙の夕べ
    プラネタリウムを鑑賞しながら、宇宙をテーマに短歌を詠むイベント
    です。完成した短歌は宮崎市民文化ホールに展示されます。

  ※それぞれの会場でこの他にもいろいろなイベントを予定しています。

スペーストークショー 参加者募集

日  時:200416年9月18(土) 13:30 〜 15:15

場  所:宮崎市民文化ホール 大ホール (宮崎市花山手東3) 

入  場:無料

プログラム:

 第1部 もっと知りたい宇宙生活
  若田光一宇宙飛行士が、宇宙でどんな仕事をするのか、どんな生活をする
  のかをわかりやすく教えてくれます。
  宮崎県出身で宇宙実験に参加した「骨博士」の鹿島勇教授(神奈川歯科大学)
  により、宇宙で生活すると体がどう変わるの教えてくれるコーナーもあり
  ます。

 第2部 若田宇宙飛行士に聞いてみよう!
  宇宙についてわからなかったことを、来場者から若田宇宙飛行士に直接質
  問できるコーナーです。

 第3部 小惑星に名前をつけよう!
  まだ名前のついていない小惑星に、名前をつけるコーナーです。
              (小惑星の名前は事前に募集します。下記参照)

参加方法:

 対 象 者:小学生(3年生以上)・中学生及び保護者

 募集人数:約1,200名(応募者多数の場合は抽選)

 応募方法:官製ハガキに、『参加代表者の氏名・郵便番号・住所・電話番号、
  参加する小・中学生の氏名・学校名・年齢、同伴する保護者の氏名(2名ま
  で可){からだの不自由な方、耳の不自由な方はその旨を明記下さい(当日
  は手話通訳を用意いたします)。』を記入の上、『〒880-0805 宮崎県宮崎
  市橘通東1-14-20 宮崎市教育委員会 文化振興課 「宇宙の日」記念イベント
  係』までお送りください。1通につき、5名まで申し込み可能です。

 応募締切:2004年8月13日(金) 必着 

小惑星の名前 募集

 『「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004』の開催を記念して、まだ正式に名称のついていない小惑星の名前を募集します。

 小惑星は、発見者に国際天文学連合(IAU)から名前を提案する権利が与えられています。今回、小惑星の名前の提案権を持つ発見者が、フェスティバルの主旨に賛同していただき、募集した名前から「スペーストークショー」に参加した子どもたち全員と若田宇宙飛行士で国際天文学連合(IAU)へ提案する小惑星の名称を決定することになりました。

 このイベントにふさわしい名前や地名にちなんだ名前など、なんでも結構です。素敵な名前を考えてください。

※名前を考えるときのルール 「ローマ字で表記した場合に16文字を越えない
 もの」、「なるべく日本語の名前」、「個人名や商品名など固有の名前は付
 けられません」

応募方法:官製ハガキに『小惑星の名前と読み方、考えた理由、氏名、年齢』
 を記入し『〒880-0805 宮崎県宮崎市橘通東1-14-20 宮崎市教育委員会 文化
 振興課 「宇宙の日」記念イベント係』までお送り下さい。

応募締切:2004年8月13日(金) 必着

※小惑星の名前は、当日決定したものを国際天文学連合(IAU)に申請し、承認さ
 れると正式に決定します。 
※小惑星について 小惑星とは太陽の周りを回っている小さな天体です。多く
 は、火星と木星の間に存在し、小惑星帯と呼ばれています。その数は、現在、
 軌道がわかっているものだけでも7万個以上です。
 こでまでの「宇宙の日」記念イベントでは、2001年大阪「(6562)TAKOYAKI
  (たこやき)」(国立天文台・天文ニュース (550))、2002年松江「(29431)
 SHIJIMI(しじみ)」(同(634))、2003年東京「(14500)KIBO(きぼう)」(同(698))
 と名付けられ、正式な名前として国際天文学連合(IAU)に承認されています。
※プレゼント 決定した名前を考えてくれた人全員に証明書を発行します。決
 定した名前を考えてくれた人の中から、抽選で景品・宇宙グッズを進呈しま
 す。(抽選結果は発送をもって替えさせていただきます)

企画・運営等に関する問い合わせ先:

 〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル8F
              財)日本宇宙フォーラム内 「宇宙の日」事務局
                 TEL:03-3459-1652 FAX:03-5402-7521

参照

2004年7月27日         国立天文台・広報普及室

転載:ふくはらなおひと(福原直人)