スター・ウィーク、初のリンクバナーキャンペーン開始

 毎年8月1日から7日までをスター・ウィーク(星空に親しむ週間)と設定し、全国各地の様々な施設で天文関連イベントを開催しています。今年のスター・ウィーク2006では、キャッチコピーも「7日連続 星曜日!」(静岡県・千葉直広(ちばなおひろ)さんの応募作品)に決まり、すでに160を超える施設の協賛を得て、そのイベント数は最終的に300を超えると予想されています。全国規模で展開するイベントも、「地球の大きさをはかろう」「星メロ アウォード2006」「1万人のスターナイト【今、星を見ています】」、それに国際宇宙ステーションを観察する「国際宇宙ステーション観測イベント "Tracking the ISS"(7/21〜8/31)」など多彩な内容になっています。1995年に始まったスター・ウィークは12年目を迎え、キャンペーンとしては成熟期に入ったといえるでしょう。

 一方で、一般のアマチュア天文家や天文ファンなどにとってみると、現状ではスター・ウィークとの接点を持つことができず、せっかく協賛したいのにという不満もあるようです。そこで、どんな立場でも協賛・参加ができるように、今年はリンクバナーキャンペーンを行うことにしました。みんなで自分のインターネット上のサイトにバナーを張って、スター・ウィークを大いに盛り上げよう、という趣旨です。個人・同好会・企業・公開施設などを問いません。国立天文台のリンクバナーキャンペーンの登録サイトで簡単な登録をすませれば、簡単なチェックの後に、こちらの登録サイト一覧のリンクに登録され、相互のリンクが実現します。インターネット上には、数多くの優れた個人や同好会の天文サイトがありますので、実際に星を見に行くのは、、、、という人でも、インターネット上でバナーキャンペーンに登録されたサイトを巡るだけで、様々な星の情報や美しい画像に触れることができるはずです。詳しくは、下記の登録サイトをご覧ください。

 リンクバナーキャンペーンを機会に、個人や企業、同好会のサイトにも参加してもらい、多くの人にスター・ウィークをきっかけに、星空に親しんでもらえることを期待しています。多くのサイト運営者のご賛同をお願いします。

参照

転載:ふくはらなおひと(福原直人)