「やまがた天文台」は山形市に2003年10月にオープンした公開天文台です。国立大学法人 山形大学(学長、仙道富士郎(せんどうふじろう))とNPO法人小さな天文学者の会(理事長、柴田晋平(しばたしんぺい))が共同で運営しており、市民が天文学者と連携して運営する全国でも珍しい天文台です。
小さな天文学者の会は、国立天文台で始まった4次元デジタル宇宙プロジェクトにいち早く注目し、やまがた天文台でのサービス向上の切札として導入を検討しました。
投影設備は、山形大学1学部1プロジェクトに応募し 2004年度採択されました。映像ソフトは 4次元デジタル宇宙プロジェクトから提供を受けることになりました。
小さな天文学者の会では 2004年秋から2005年夏にかけて立体映像の実験、一般公開番組の制作などの研究を続け、このたびの一般公開となりました。国立天文台で上映されているコンテンツだけでなく、山形大学における最新の研究成果(パルサーの構造や銀河団の形成)もオリジナル番組として組み込む予定です。詳細は下記のやまがた天文台のホームページをご参照下さい。
【案内】 ■日時 :毎月最終の土曜日 (一回目:19:15-20:00、二回目:20:15-21:00)(夏時間、 4月〜9月) (一回目:18:15-19:00、二回目:19:15-20:00)(冬時間、10月〜3月) なお、毎週土曜日の星空ガイドツアー(星座観察と望遠鏡による観察)はこ れまで通り行っています。 ■場所 :やまがた天文台 山形市小白川町 1-4-12、山形大学キャンパス内 ■事前予約が必要です(一回の上映の定員は10名です) 電話 023-628-4050 月〜金:9:00〜17:00、山形大学インフォメーションセンターまで 上映月の1日から予約を受け付けています。 ■参加料 (資料制作費、運営維持費としてお願い致しております。) 高校生以上 500円、小中学生 300円、(※対象学年は小学4年生以上)
2005年9月14日 国立天文台・広報室
※この記事は、NPO法人小さな天文学者の会の柴田晋平さんよりいただいた情報を元に編集し発行しています。