国立天文台、「三鷹ネットワーク大学」に参加 〜 連続講座、4Dシアター、アストロノミー・パブを11月から実施 〜

 三鷹市近隣の教育・研究機関が参加する「三鷹ネットワーク大学」は、市民、大学・研究機関、事業者と三鷹市との協働による地域の新しいスタイルの学びの場で、10月1日よりJR三鷹駅南口駅前協同ビル3階(改札より徒歩1分)に開設されます。

 参加する教育・研究機関はアジア・アフリカ文化財団、亜細亜大、杏林大、国際基督教大、国立天文台、電気通信大、東京工科大、東京農工大、日商簿記三鷹福祉専門学校、日本女子体育大、法政大、明治大、立教大、ルーテル学院大(50音順)の14機関で、各大学の特色を生かした市民向けの講座が月曜日を除く毎日、日中から夕方に開かれるほか、参加大学の学生向けの講義や参加大学間の共通科目なども開講される予定です。

     三鷹ネットワーク大学 (通常の開館時間)
        火曜日〜土曜日 9:30〜21:30
        日曜日     9:30〜17:00
        月曜日     休館 (10月は、月曜日も開館しています)

 国立天文台では、平成17年度秋・冬学期の企画として、次の4種類の講座を担当します。それぞれ、事前申し込みが必要ですが、三鷹市民以外の方の受講も可能ですので、三鷹ネットワーク大学事務局(電話:0422-40-0313)にに問い合わせてみて下さい。

 1. 開設記念特別講座(14大学の学長・総長によるリレー講演会)
    10月29日(土) 14:30〜16:30
        講演:海部宣男台長 
            タイトル「重力:宇宙を支配する力」

 2. 天文学連続講座〜理論と観測で探る宇宙の階層〜 毎回19:00〜20:30
    11月18日(金) 杉山 直   宇宙の階層構造と大規模構造
    11月25日(金) 和田桂一   銀河の構造と多様性の起源
    12月 2日(金) 富坂幸治   ガスから星へ
    12月16日(金) 小久保英一郎 星くずから惑星へ

 3. 4次元(4D)デジタル宇宙シアター 
    11月より 毎月第3土曜日 16:00〜18:00
    30分で総入れ替え制4回上映 各回20名定員
     4Dの移動式シアター(一面のスクリーン)で毎回、新しい4D映像を紹介。

 4. アストロノミー・パブ   11月より毎月第3土曜日 19:00〜20:30
    11月19日(土) 観山正見 (国立天文台)  vs 井田茂 (東工大助教授)
    12月17日(土) 福島登志夫 (国立天文台) vs 三島勇 (読売新聞記者)
      市民20名程度参加のサロンで、30分程度のトークショーとその後
      フロアで市民と飲みながら議論。
      サイエンス・カフェの国立天文台版。

参照

2005年9月2日             国立天文台・広報室

転載:ふくはらなおひと(福原直人)