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国立天文台、天文ニュースを転載します。
ローウェル天文台のBrian A. Skiffが発見したC/2000 S1彗星は、LINEARによる発見前観測があり、公転周期約17年の短周期彗星と判明しました。彗星番号および通称は、P/2000 S1、SKIFF彗星となります。
イリジウムのような低高度通信衛星事業、次々と挫折。原因の一つは携帯電話の急激な普及により、利用者が集まらないこと。
NASA、太陽コロナ中の磁気ループを観測した映像を発表
今年7月からセーフモードに入っていたX線天文衛星「あすか」、復旧困難。来年中盤ごろ大気圏突入へ。
X線観測衛星チャンドラがシリウスA,Bを観測。
オゾンホールが過去もっとも薄くなる可能性。
H2Aロケット1号機は衛星を積まずに打ち上げを検討。
リック天文台超新星捜索チームは、9月24日(世界時)の観測から、「ヘルクレス座」のUGC 11198に約16.1等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000dm)
ローウェル天文台のBrian A. Skiffは、LONEOS programにおける観測から、「くじら座」に全光度14.8等の彗星を発見しました。(C/2000 S1)
JPLの S. J. Ostroらは、レーダー観測の結果、小惑星2000 DP107は連星の可能性が高いと発表しました。
イタリアの M. M. M. Santangelo は、Monte Agliale Supernovae Searchにおける観測から、「うお座」の UGC 1191 に、約18等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000dl)
[すばる望遠鏡] プレプリント・リプリントシリーズを更新。
人類史上2人目の宇宙飛行士、ゲルマン・ステパノヴィッチ・チトフ氏逝去。65歳。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
肉眼黒点出現とのこと。
[HST] 生まれたての星。おうし座XZ星という生まれたての星の動画。1995年から2000年撮影の画像をつかったもの。
時間スケールも大きな動画です。
ちょっとした事のために利用できる格安のロケット。
1997年に発表されたロケット打ち上げコンテスト、いまだ打ち上げを試みたチームなし。
スペースシャトル・アトランティス、無事帰還。
リック天文台超新星捜索チームは、9月18日および19日(世界時)の観測から、「うお座」のNGC 382に超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000dk)
COMET C/1999 T1 (MCNAUGHT-HARTLEY)彗星、今年10月頃から10等を切りそうです。
P/2000 P2(LINEAR)彗星のMPEC。観測と気道要素と位置推算表。
リンカーン天文台チームは9月3日に小惑星状天体を発見しましたが、これが彗星であることがわかりました(P/2000 P2; LINEAR彗星)。
スペースシャトル・アトランティス乗組員、国際宇宙ステーションでの作業を終了。アトランティスは宇宙ステーションを離れました。
トイレや運動器具の他、衣料品や洗面用具など、長期滞在に必要な物資が運び込まれました。10月30日よりいよいよ最初の長期滞在計画が始まります。
そのアトランティスからみた国際宇宙ステーションの画像。
NASAは冥王星探査計画を停止。
西はりま天文台第81回天文講演会。「すばる望遠鏡で探る銀河とクエーサー」、講師:家正則氏(国立天文台)、10月8日。
みさと天文台、10月の天文教室は「直径2mの『木星儀』を作ろう!」。10月15日。また、木星儀作成のために、ちょうちん作りの名人を募集。
[Astronomy Picture of the Day] X線でみたオーロラ。
[Astronomy Picture of the Day] 土星のオーロラ。
[HST] 土星と天王星の間にある小惑星8405 Asbolus をハッブル宇宙望遠鏡を使って観測したところ、一千万年以内にできたと思われる新鮮なクレーターが見つかった。
画像は想像図です。直にクレーターが見えたわけではありません。
エンケ彗星が急激な増光。
太陽観測衛星ユリシーズ、太陽観測の第2ラウンドを開始。
国際宇宙ステーションに、もっとも重要な装置が設置されました。
それはトイレです。
[Astronomy Picture of the Day] なんと、アメリカ、テキサス州にオーロラ出現。
10月5日打ち上げ予定のスペースシャトルに乗り込む若田光一さんらの宇宙飛行士が記者会見。
ぐんま天文台、天文学の専門的研究体験を希望する人を対象に天文観測研究講座を開催。
ヨーロッパ南天天文台(ESO)のNTT望遠鏡がM17オメガ星雲を観測。
国立天文台,天文ニュースを転載します.
[Astronomy Picture of the Day] C/1999S4リニア彗星の最後の姿。
日本人を含む国際研究チームがM82銀河の中心部に、中間的な質量のブラックホールが存在する証拠を見つけた。
これまで、太陽の5〜10倍程度の質量のブラックホールと、数百万倍の巨大ブラックホールはありましたが、その中間がなかったのです。
スペースシャトル・アトランティス、ミッションを延長
久しぶりに火星の話題。火星と地球の砂嵐の比較。
星間物質を集めているスターダスト探査機のカメラに曇り。
[すばる望遠鏡] 「ハワイ島、ヒロの町、そして山麓施設」。
マーズ・パスファインダーとその周辺のパノラマ写真。
スペースシャトル・アトランティスの乗組員が国際宇宙ステーションに搭乗。
アストロアーツの新雑誌の定価は680円。
NASDAが熱帯降雨観測衛星(TRMM)で観測された画像データを、観測から3〜4時間程度で配信するサービスを開始。
「Webサイト」と称しているのがなんともいえずうれしかったり。
リック天文台超新星捜索チームは、9月8日の観測から、「さんかく座」の NGC 735 に17.4等の超新星を発見しました。(SN 2000dj)
いろいろやってる最中なのでちょっといつもと違う星図ですが。とりあえずそのまま印刷して使えます。
身障者施設に天体観測室。
エンケ彗星がSOHOの視野内に。
スペースシャトル・アトランティス打ち上げ。
美星天文台 101cm望遠鏡 操作講習会。締め切り9月13日。
[紹介] プラネタリウムへの訪問記と番組の感想など。訪問館数は100館(!)を達成とのこと。
9月6日の通信総合研究所による三宅島のレーダー映像は8月8日発表のものでした。最新(8月30日観測)のものも含めて、次のURLから参照されると確実だと思います。三宅島以外の伊豆諸島の島々の観測もあります。
注意すべきは「レーダー映像」であると言うこと。つまり「目で見たまま」ではないということです。「カラーは無いの?」なんて言わないでね。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
1月にカナダに落ちた隕石は、これまでに見つかったことのない新種だった。
[HST] 惑星状星雲 IC 418, The "Spirograph" Nebula。
[ Astronomy Picture of the Day] 目玉ぁ!
一つ前のハッブル撮影の画像と同じ物です。横にするとなんだか印象が違います。
宇宙から見た三宅島火山活動
LINEARチームは9月6日にShoemaker-Levy第5彗星の回帰を検出しました。
取り急ぎ。発見時18.5等でした。既に近日点を通過、これから地球に近づくためやや明るくはなりますが、期待できる明るさにはなりそうもありません。
9月3日、東北地方に火球が出現。
国立天文台三鷹キャンパス、特別公開。11月11日。詳細未定。
若田光一が搭乗するスペースシャトルミッションSTS-92が大きく延期される可能性。
9月12日は「宇宙の日」、また9月は「宇宙月間」ということで、宇宙開発事業団がいくつかのイベントを企画しています。
南極のオゾンホールの面積が過去最大に。
通信総合研究所、航空機搭載映像レーダによる三宅島雄山山頂の陥没状況の映像を公開。
美星天文台講座。「デジタル時代の天体観測」、講師:岡野邦彦氏(天体写真家)。2000年9月30日(土)。
みさと天文台天文教室。「ムーンライトセレナーデの夕べ」〜月見ライブ&トーク〜。日時 9 月12 日(火)。
スペースシャトル・アトランティス(STS-106/国際宇宙ステーション組立ミッション(2A.2b))、9月8日打ち上げ。
今回の打ち上げで、初めて、国際宇宙ステーションに人が入ることになります。
米ハッブル宇宙望遠鏡、謎の物体をとらえる(????)
何事かと思ったら、「He2-90's Appearance Deceives Astronomers」(9月1日)のことでした。確かに謎の天体ですが。
中国、多目的観測衛星の打ち上げに成功。
日本の大学生が世界初の流星観測衛星の実現を目指しています。
ヨーロッパ南天天文台(ESO)の、4台構成の大型望遠鏡VLTで、最終機である4号機「YEPUN」がファーストライトを迎えたとのこと。
ハッブルが撮影した天体、CRL 618。恒星が惑星状星雲へ進化する途中の天体とか。
[Astronomy Picture of the Day] X線で見た月。
太陽からのX線を反射して、X線でも半月になっています。
SOHOの過去の観測画像から、さらに4個の新彗星が見つかりました。(C/1996 E2, C/1997 K5, C/1997 K6, C/1998 F2)
[Astronomy Picture of the Day] SOHOが観測した、太陽をかすめる彗星。
J. Danaherは、SOHOのWebサイトで公開されていた画像から彗星を発見しました。D. Hammerが位置を計算しました。(C/2000 Q1)
実は公開されたSOHO画像から新彗星を捜索する、ということをやっている人もいます。今までSOHOが発見、と報じたものにもかなりそういうのがあります(汗)。"image at SOHO web site" ってなんのこっちゃと思ってたら。。。(冷汗)SOHOのWebサイトで誰でも見ることができるので、挑戦してみるのも面白いかも。
スペースウオッチ望遠鏡で発見されていた小惑星は実は彗星でした。(C/2000 OF_8; SPACEWATCH)
アメリカ会計検査院がNASAの労働力削減はスペースシャトル打ち上げ計画の安全性を損なう恐れがある、と警告。
[HST] He2-90's Appearance Deceives Astronomers
飲んでるから読む気力なし。自力で訳してくださいませ。
国立天文台・天文ニュースを転載します。