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宇宙開発事業団は、来年2月に予定していたH-2Aロケットの打ち上げを来年夏に延期しました。
H-2Aロケットのエンジン試験結果。
Nearby Galaxies Supernova Search teamが、18.7 等から19.7等の3個の超新星を発見しました。(SN 2000es, 2000et, 2000eu)
イタリアのFederico Manziniは、11月27日の観測から、「きりん座」のUGC 3500に16.5等の超新星を発見しました。(SN 2000ev)
美星スペースガードセンター(岡山県美星町)の観測データを元に中・高校生に小惑星探しをしもらう教育プロジェクト「国際小惑星監視プロジェクト」の講演会。12月3日。
ぐんま天文台談話会。11月30日, 12月19日, 12月26日
アメリカ空軍がUFOの特定のためにIBMからスーパーコンピュータを購入?
Yahooの記事やIBMのリリースをよく読むとわかりますが、ここでUFOとは言葉通り「未確認飛行物体」の意味で「宇宙人の乗り物」ではありません(IBMのリリースには" foreign spacecraft"(外国の宇宙船)の文字があって勘違いしそうですが)。要はスペースデブリを特定しようと言う事です。ちょっと紛らわしい。
R. Chassagneは、11月23日、24日(世界時)の観測から、「とけい座」のPGC 9132に15.1等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000er)
宇都宮−ジョーンズ彗星(C/2000 W1 Utsunomiya-Jones)の発見事情と今後の動きを表した星図が東亜天文学会のWebサイトに。
熊本県の宇都宮章吾さんは11月19日の観測から「ほ座」に8.5等の彗星を眼視で発見しました。なぜか確認観測がうまくいかなかったようですが、ニュージーランドのAlbert F. Jonesが25日に同じ彗星を独立発見し、確認されました。 (C/2000 W1, UTSUNOMIYA-JONES彗星)
久しぶりに明るい彗星、また久しぶりの日本人の発見です。ちょっと低い位置ですが。
[しし座流星群] しし座流星群の最大出現は日本時間18日16時12分ごろでZHR450強。Asherらのピーク時刻予測はほぼ的中。ということで、来年が楽しみになってきました。
ただし、Asherらの予測はあくまでピーク時刻について、であって、出現数については「おまけ」でしかない、という事には留意した方がいいでしょう。
11月19日、23/24日に火球出現。
11月24日に観測された太陽フレアの動画。
アメリカのT. Puckettは、11月21日の観測から、「ペガスス座」に17.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000el)
リンカーン天文台チーム(LINEAR)が9月に「くじら座」で発見した小惑星状天体が彗星であることがわかりました。(P/2000 SO_253. LINEAR彗星)
Nearby Galaxies Supernova Search teamが、18等から20等の超新星5個を発見しました。(SN 2000em, 2000en, 2000eo, 2000ep, 2000eq)
[すばる望遠鏡] 「今月のすばる」、11月は「いつもより雨の多いヒロ」
中国が有人飛行へ向けて着々と準備中。
スターダスト探査機は、今月はじめの太陽フレアで生じた大量の高エネルギー粒子を浴びていました。一時機能を停止していたようですが、復旧しています。
この話でふとおもったのですが、SOHOって当然太陽フレアには強いんでしょうね。スターダストのサイトにも、問題の太陽フレアをSOHOが撮影した画像があるくらいだし。
フランス、スペイン、アメリカのチームが、太陽系からわずか13光年の距離に褐色矮星を発見しました。
NASAは木星の雲の動きを表した動画を公開。土星探査機カッシニが5日間かけて撮影した画像から編集。
H-2Aロケット試験機2号機のLE-7Aエンジンのノズルスカートに不具合。
ロシアの民衆はミール継続を支持。
同じ記事には、ロシアの打ち上げ失敗などのニュースもあります。「ミールに行きたいかあ!」。。。クイズでもするんだろうか。
若田さんの帰国報告会。1月11日、東京。1月18日、大阪。
H-2Aロケット用エンジン関係。まとめて。
[すばる望遠鏡] 主鏡の CO2 クリーニングが行われました。
CO2クリーニングとは、すばる望遠鏡の命である主鏡に液体二酸化炭素を吹き付けて掃除する作業だそうです。月1回やっているとのことです。
月面の不動産売り出し中。
まあよくある話ですが。
X線観測衛星チャンドラ、はくちょう座A銀河を取り巻くガスからのX線を観測
宇宙科学研究所、地球の極から逃げ出すイオンを観測するためにスピッツべルゲン島から打ち上げるロケットについて現地レポート。
先に4個の土星の衛星を発見したB. Gladmanらのチーム(2000年10月27日既報)は、更に2個の土星の衛星を発見しました。(S/2000 S 5, S/2000 S 6)
[紹介] 星座や天体、いろいろな用語がわかる星のデータベース。
国際宇宙ステーションの中はうるさいらしい。
[しし座流星群] 2000年11月18日その2で、日本流星研究会サイトに載っていた情報として、「日本では18日4時台(日本時間)に1時間あたり50個弱の出現」と書いたのは、「30個弱」の誤りでした。お詫びします。
D. Hammerは更にSOHO画像からの新彗星を2個追加。(C/2000 V1, C/2000 V2)
同じIAUCに、マゼラン星雲のSN1987Aの残骸についての新しい観測報告もありますが、こちらは日本語の情報を探してから取り上げます(要するに自信がないのだ)。
一般市民が国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗?
美星町2001年版カレンダー、予約受付中。
[しし座流星群] 国立天文台にも広報ページがあります。
[しし座流星群] 海外の観測では、17日17日16時台(日本時間)台に小規模なピーク。日本では18日4時台(日本時間)に1時間あたり50個弱の出現。
[しし座流星群] お天気はどうでしょう。18日1時現在、姫路は薄曇りです。
[しし座流星群] お天気が悪いなら電波で。
[しし座流星群] Science@NASAの、しし座流星群の予想
H-2AロケットのLE-7Aエンジン技術データ取得試験3回目、予定通り終了。
「人工重力発生装置」という言葉を見て思わず目を止めてしまった。国際宇宙ステーション計画において重力環境が生物に与える影響について研究を行うための実験施設「セントリフュージ(生命科学実験施設, Centrifuge」です。
久しぶりにNASDAの国際宇宙ステーションのWebを見回っていたら、こんなのが。
イリジウム衛星、買い手見つかる。
これで、意外にポピュラーな”天文”現象の「イリジウムフラッシュ」も残ります。
ミール、廃棄が正式決定。
昨日の記事の掲載日付を間違えていました。訂正しました。
いよいよしし座流星群の極大日です。
[しし座流星群] 日本流星研究会。
「しし座流星群の観測速報ページ」を開設。
「しし座流星群極大夜のお天気情報」ページに天気予報関係のサイトを特集。
[しし座流星群] よっしーさんのサイト。流星基本用語集が充実。
[しし座流星群] テーマ毎のいろんなサイトを自動的に次々と表示してくれる「ねっとdeびゅう」。おすすめ「今旬」 カテゴリに、しし座流星群があります。
D. Hammer は、M. OatesがWebサイトに公開されている SOHOの観測画像から見つけだした新彗星の位置の測定結果を報告しました。(C/1997 T8, C/1997 U2, C/1997 U3, C/1997 U4, C/1997 U5, C/1997 U6, C/1997 U7)
綾部市天文館特別講演会。「モリモトおじさんのおもしろ天文講座」。11月23日。講師:森本雅樹(兵庫県立西はりま天文台公園長)
ロシアが「ミール」の廃棄方法を検討
国立天文台、天文ニュースを転載します。
[しし座流星群] 阿部さんのWebサイト。
第1回関西宇宙交流会。11月20日、大阪。(西はりま天文台友の会のメーリングリストより)
国際シンポジウム「宇宙から見た地球環境」。12月1日、大阪。(情報:西はりま天文台友の会のメーリングリストより)
宇宙開発事業団 種子島宇宙センター、ISO9002第三者認証を取得。
これでロケットの信頼性があがれば。。。
R. Chassagneは、11月7,8日の観測から、「インディアン座」のESO 153-G27に、17.0等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000ek)
小惑星2000SG344について、横浜こども科学館の整理された解説。
11月7日、北海道でオーロラを観測。また、11月9日(日本時間)から、1976年の観測開始以来4番目に激しい、太陽の放射線嵐(solar radiation storm)が始まっています。
もう収まるかも。ちょっと情報が遅かったかな。
X線観測衛星チャンドラ、クエーサー3C273から吹き出すジェットを観測。
ハワイ大学やJPLの研究者によるアレシボ天文台の電波望遠鏡を使ったレーダー観測で、小惑星2000 UG11が2つの小惑星からなる連星系であることがわかりました。
[紹介] 「アノホシナンダロ?」。とても詩的な星空表示サイト。@Niftyホームページグランプリ1999日経ネットナビ賞受賞。「星の週報」より。
[H-2Aロケット] LE-7Aエンジン技術データ取得試験の1回目。予定通り終了。
ところで、H-2Aロケットの「2」は、本当はローマ数字ですが、「新着情報」ではアラビア数字で表記しています。
[H-2Aロケット] LE-7Aエンジンについて、先の試験で発見されたトラブルの原因と対策が判明。
小惑星2000 SG344の観測と軌道要素の新しいもの。
[HST] ハッブルが高速移動する中性子星 RX J185635-3754 を観測。現在は「みなみのかんむり座」の、太陽から200光年の距離にあります。
美星天文台が、12月にメールマガジンを創刊予定。「美星天文台★(ほし)だより」と、携帯向けの「美星天文台mini★(ほし)だより」の2種類。月刊。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
[Software] 天文ソフトウェアのリンク集(情報:酒居さん)
[Astronomy Picture of the Day] X 線で見た星空。
カッシーニの木星接近の話題。
火星の高解像度の全体画像が新しく公開されています。
H2Aロケット第2段目用エンジンのをLE-5Bエンジン信頼性向上燃焼試験、7回目が無事終了。第1段目用のLE-7A エンジンの技術データ取得試験を実施(5回)。
H2Aロケットは平成12年度冬期の打ち上げを目指しています。
土星探査機カッシーニが木星の自転の連続写真を撮影。
[GameBoy Software] 「ゲームボーイで星空さんぽ」。なんと、ゲームボーイ用の天文ソフトウェアです。ビクセンのスカイセンサー2000PCをつなぐことにより望遠鏡制御も可能。(情報:田子さん)
[しし座流星群] 瀬戸内地区流星観測者会が、iモードを用いた「リアルタイム流星カウンタ」の公開実験を企画。日本流星研究会Webサイトで拾った情報です。
[しし座流星群] 難波田康治さんが、携帯電話・PHS向けの「しし座流星群」情報サービス「Leonids for Mobile」を開始。これも日本流星研究会Webサイトより。
しし座流星群については、「新着情報」より日本流星研究会Webサイトを直接参照するのをお奨めします。
[しし座流星群] 流星群の電波観測のサイト。主に愛知県立千種高等学校とみさと天文台の観測データを掲載しています。しし座流星群では、みさと天文台をはじめとする各地の観測データを集約して準リアルタイム(1時間単位)で掲載していくとのこと。
小惑星2000 SG344をめぐる大騒ぎ
結局空騒ぎに終わった(2071年の接近がありますが)この件について、早々と情報が流れたことに批判もありますが、「流すな」という意見には福原は反対。情報を握っている人が「寄らしむべし、知らしむべからず」と言ってるみたいで好かない。むしろ、こういう情報に対して正しく判断できる力を多くの人に養うべきです。天文の話じゃなく、私たちすべての人が生きていく上で絶対不可欠な能力のはず。
中国もいよいよ有人飛行の時代に?
H-2Aロケット、報道されるのはトラブルばかりですが、でもNASDAのWEBサイトを見る限りでは、順調に開発が進んでいる様子です。
[Windows Sotfware] 東京農工大学天文部の田子さんが作成中のWin + Direct3D 用プラネタリウムソフトウェア。"SkyExploror試作版"。同大の大学祭「農工祭」(11月11日〜12日)で天文部の展示室で公開。(情報:田子さん)
ぜひスクリーンショットを見てください。この美しさは革命的です。これに比べたら、他の「プラネタリウム」ソフトはただの星図ソフトにすぎない。その次はぜひ実物を見に「農工祭」へ。
アメリカのM. Schwartzら、LOTOSSチームは、11月2日と6日(世界時)の観測から、「みずがめ座」のIC 1371に約18等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000ej)
D. Hammerは、SOHOのWebサイトに公開されている画像から、8個の新彗星を発見しました。(C/1997 T6, C/1997 T7, C/1999 U7, C/1999 U8, C/1999 U9, C/1999 V2, C/1999 V3, C/1999 V4)
宇宙ステーションでの生活。スタイルと清潔さにこだわる人には向かないかも。
なんか独身男の一人暮らしのような。。。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
H2Aロケットの第2段目用エンジンであるLE-5Bエンジンの信頼性向上燃焼試験6回目、無事終了。
[Astronomy Picture of the Day] 懐かしい画像です。Shpemaker-Levy 第9彗星が木星に衝突したときの衝突痕。
小望遠鏡でも見えたこの現象こそ「今世紀最大の天文ショー」(苦笑)じゃないか、と。
[しし座流星群] AsherとMcNaught、しし群の活動予測の修正予報を発表とのこと。2000年の出現数を上方修正。
2001 年は下方修正、ちょっと残念。ところが、2002年は。。。
11月3日、愛知県上空に火球出現。
同じサイト内のページ3連発ですが、今年の「しし座流星群」の情報なら、ここ。
X線天文衛星チャンドラが1999年12月に撮影した、ガンマ線バースト天体GRB991216 のX線スペクトル。
かわべ天文公園の太陽望遠鏡で10月22日に撮影された、太陽のプロミネンスの噴出。
2030年に地球に衝突する可能性があるとされている(11月5日に紹介)小惑星 2000 SG344の発見前観測が見つかり、2030年の天体の位置がより確実に計算されました。その結果、事実上、この年に衝突する可能性は除外されたようです。しかしたとえば2071年には衝突確率1000分の1であるなど、2030年以降の可能性についても検討されているようです。
NASAおよび国際天文学連合(IAU)は、直径30m〜70 mの小惑星 2000 SG344 が確率500分の1で2030年に地球に衝突する可能性があると発表。
まだ観測数が少ないことから、今後観測数が増えれば危険性が減る可能性があります(逆に高まったり、とか)。また軌道から、過去に打ち上げられたロケットの残骸などの可能性もあるとのことです。
NASA, 日本の文部省宇宙科学研究所との小惑星探査ミッションで、日本のMUSES-C探査機に搭載予定だったミニローバーの開発を取りやめ。理由はコスト高と重量。
すばる望遠鏡Webサイトに「平成12年度すばるユーザーズミーティング国内向けご案内 その1(日本語)]と、「共同利用観測 S01A に関する情報(英語)」が掲載されています。
High-Z Supernova Search Teamは22〜23等台の超新星を11個発見しました(SN 2000dy, 2000dz, 2000ea, 2000eb, 2000ec, 2000ed, 2000ee, 2000ef, 2000eg, 2000eh, 2000ei)
Remanzacco天文台のL. DonatoらはM31アンドロメダ銀河に新星と思われる天体を発見しました。
リック天文台超新星捜索チームは、10月30、31日の観測から、「くじら座」のUGC 1775に、17等台の超新星を発見しました。(SN 2000dx)
リンカーン天文台のチーム(LINEAR)が10月29日に「オリオン座」に発見した小惑星状天体が、他の観測者により、彗星であると判明しました。(C/2000 U5, LINEAR彗星)
Milos Tichyが10月23日に「おひつじ座」に発見した小惑星状天体が、その後の観測により、公転周期約7.3年の短周期彗星であると判明しました。(P/2000 U6, TICHY彗星)
国際宇宙ステーションの最初の長期滞在者の乗り組んだソユーズが、無事、国際宇宙ステーションとドッキング。
SOHOの観測画像から新彗星4個発見されました。(C/2000 U1, C/2000 U2, C/2000 U3, C/2000 U4)
[HST] Astronomers Ponder Lack of Planets in Globular Cluster
また説明の手を抜いてしまいました。。。。
[HST] ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた銀河の衝突。大きな鳥が小さな銀河をついばんでいるように見える、とか。
確かに。。。
最近の火星探査が失敗続きにもかかわらず、水の痕跡らしきものの発見などで火星探査への関心は高まり、NASAの予算は増額。
「NASAが真実を隠している」という一頃流行った話、まだ信じている人いる?
民間ロケット打ち上げコンテスト、最後の一組も失敗。
加藤さんの編集になるメールマガジン「星の週報 Astral Weekly News」はこの11月で一周年を迎えます。
@niftyの期間限定しし座流星群Webサイト。11月1日から24日まで。(URL間違いにつき再掲載)
今度はつながります。確認しました。
ケック-II望遠鏡が海王星と天王星を観測。
NASDA、H-2Aロケット試験機1号機用のLE-7Aエンジン領収燃焼試験の3回目(10月18日実施)の後の点検で、メッキ剥がれと液体酸素漏洩が発見された、と発表。
LE-5Bエンジン燃焼試験の5回目は無事終了。
パレットおおさき(宮城県)のプラネタリウム、イベント情報。県民大学開放講座や「星を見る会」など。(情報:パレットおおさき、遊佐さん)
11月2〜3日にかけて、小惑星Photographicaによる食が起こります。 (情報:今石さん)
@niftyの期間限定しし座流星群ホームページ。11月1日から24日まで。(10月31日既報)
[紹介] 障害を気にせず共に天文するために。
国際宇宙ステーションの最初の住人が出発。
火星の水が流れたような地形を作ったのは水ではなく二酸化炭素だった、という「白い火星」仮説(10月17日にWired Newsの記事として紹介)。宇宙作家クラブ ニュース掲示板、No.229 の記事より。
日本流星研究会が独自ドメインを取得。Webサイトの新しいURLは下記です。
10月26日に岩手県、27日に関東で火球が目撃されました。
星の民俗館、情報誌『ほしと民俗』30号を発行。