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コンプトン衛星、4日に大気圏再突入、処分へ
スペースシャトル・アトランティス、無事帰還。
西はりま天文台の第77回天文講演会。6月11日、「宇宙からの使者・彗星の話 」。講師:古荘玲子氏(理化学研究所)
LINEARは5月26日の観測から「ヘルクレス座」に全光度18等の彗星を発見しました。(C/2000K1, LINEAR彗星)
LINEARは「へびつかい座」にも彗星を発見しました。(C/2000K2, LINEAR彗星)
アメリカの T. Puckettは、5月26日の観測から、「りょうけん座」と「うしかい座」の境界付近のIC 4355に17等の超新星を発見しました。(超新星2000ck)
Robin Chassagneは、5月26日の観測から、「ほ座」のNGC 3318に14.8等の超新星を発見しました。(超新星2000cl)
コンプトン衛星の海中落下処分に反対の声も。
[APOD] 5月15日に話題に出したSolar Sail のイラスト。
アメリカの衛星メーカーのヒューズ・スペース&コミュニケイションズ社が、H2Aロケットでの打ち上げ契約破棄を通告。
[紹介] iモード版Webサイトを出している、プラネタリウム・公共天文台。とりあえず見つけたものだけ。
せんだい宇宙館のWebサイトに、百武裕司さん撮影の南天の銀河と流星の写真が登場。
ぐんま天文台がボランティアを募集。
X線観測衛星チャンドラが活動銀河NGC 3783の巨大ブラックホール周辺から毎時160万キロメートルの速さで吹き出す風を観測。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
第351号も興味深い話です。
アメリカ国立電波天文台の J. F. Gallimoreは、 1999年8月15日と2000年4月24日(世界時)の観測から「へびつかい座」のNGC6240に電波超新星(possible radio supernova)の可能性のある天体を発見したと報告しました。
国際宇宙ステーションの修理がすすめられています。
ミールの資金難はまだ続いています。
記事の日付がややこしいですね。CNN.co.jpは日本時間。CNN.comはアメリカ東部時間です。どうしよう。
木星探査機ガリレオは、木星の衛星ガニメデのフライバイを成功させました。
日本の火星探査機「のぞみ」は、飛行中、惑星間空間の観測をしている、と宇宙科学研究所のWebに。
史上初めて軌道上で別の宇宙船への移乗を果たした、ロシア(旧ソ連)の宇宙飛行士、Yevgeni Vassilyevich Khrunov氏が心不全で死去。66歳。
突然、「案内」にリンクバナーが登場してびっくりしたかもしれません。「星の好きな人のための新着情報」は、Info-Starを勝手に応援します。
なお、これは広告ではありません(広告風に見せてるけど)。あくまで「勝手に応援」しているだけなので、念のため。
なお、バナーの貼り付けや広告の依頼は受け付けておりませんのでご了承ください(営利でない天文系Webサイトの紹介は常に受け付けます)。すべて福原の個人的な思いでおこなっております。
[SETI@home] 5月15〜16日に開催された第1回天網の会ワークショップで、長谷川龍一さん(Team EDGE)が発表された、「SETI@homeの概要と現在の状況」の発表資料
SETI@homeネタが続きます。一周年ですから。。。。
[SETI@home] アメリカの惑星協会がSETI@homeの参加証を発行。PDF形式で、名前の欄に自分の名前を記入してプリンタで印刷すればいいようになっています。Adobe Acrobat Reader 4.0以上が必要。
スペースシャトル・アトランティスは国際宇宙ステーションに無事到着。
スペースシャトル・アトランティスが打ち上げられたのは3年ぶりだったんですね。
Anglo-Australian天文台で250,000個の銀河の赤方偏移とスペクトルを観測し、宇宙の3次元地図を作成する、イギリスとオーストラリア共同のThe 2dF Galaxy Redshift Surveyが、作った仮想的な3次元宇宙の中を飛んでいくアニメーションを公開しています。
[SETI@home] SETI@homeに関係したWebページをつなぐWebリング、「SETIRING」。
ガリレオ探査機がイオの多彩な地形を撮影した、新しい画像が公開されています。
美星天文台講座、第50回「岡山の星の民話」(岡山民俗学会:立石憲利氏)。6月4日。
SOHOが3個の彗星を発見(C/1999C2, C/2000/J3, C/2000J4)
C/1999C2とC/2000J3は5月11日に届いていましたが見落としてました。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
木星探査機ガリレオは、木星の衛星ガニメデの高度808kmのところをフライバイする予定。
アメリカの時間で19日の早い時間のようだから、もう敢行したかも。
太陽に肉眼黒点が出現しているようです。
スペースシャトル・アトランティス。無事打ち上げ成功。
オーストラリアのRobert Evansは、「ぼうえんきょう座」と「くじゃく座」の境界付近にある NGC 6753 に、超新星と思われる天体を発見しました(超新星2000 cj)。
X線観測衛星チャンドラ、ハッブルディープフィールドからいくつものX線天体を検出。
[APOD] 近赤外線で見た宇宙。2000年05月18日の「遠赤外線で見た宇宙」と見比べると全く様相が異なります。
宇宙開発事業団とリモート・センシング技術センター、有珠山周辺の地形の時間的変化を抽出し画像化。
文部省宇宙科学研究所Webサイトがリニューアル。
う〜ん、いいですね。美しい。
でも、もう10日も前にリニューアルしていたようだ(汗)
SETI@homeが1周年を迎えました。参加者も200万人を越えています。
スペースシャトル・アトランティスの打ち上げは19日まで延期。その前に打ち上げ予定のアトラス3号の打ち上げが延期になったため。
[APOD] 遠赤外線で見た宇宙
暖まりそう。。。。違うか。
4月分のバックナンバー、リンクが切れてました。
SOHOが観測した惑星直列の続報
次のNASAの火星探査機は、マーズ・パスファインダーのようにエアバッグを使って軟着陸するものになるかもしれない。
スペースシャトル・アトランティス(STS-101)、5月18日打ち上げです。
スターダスト探査機が回収した星間物質から、タール状の物質が検出されたようです。これ4月28日の発表でした。
[すばる望遠鏡] 「今月のすばる望遠鏡」5月は、「OHS がファーストライト」
X線観測衛星チャンドラが超新星1987Aの残骸の衝撃波を観測
ついに宇宙帆船が実現するかも。NASAが将来の探査機の推進方式として検討中。
アメリカの T. Puckett は、5月12日(世界時)の観測から、「りゅう座」のNGC 6470に18.1等の超新星と思われる天体を発見しました(超新星2000ci)。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
アメリカのT. Puckettは、5月9日(世界時)の観測から、「りゅう座」のMCG +11-19-25に16.9等の超新星と思われる天体を発見しました(超新星2000cf)。
リック天文台超新星捜索チームは、5月6日と5月9日(いずれも世界時)の観測から、「へび座」と「ヘルクレス座」の境界付近の UGC 10121 に約18.6等の超新星を発見しました(超新星2000cg)。
リック天文台超新星捜索チームが「こじし座」の NGC 3432 発見した天体(5月10日)は、とりあえず超新星番号がつきました(超新星2000ch)。
5月10日の、アメリカの T. Puckett が発見した超新星2000ceの属する銀河は、UGC 4159 ではなく、UGC 4195 だそうです。IAUCの訂正版が出ました、位置は変わりません。
2000年10月の予定だった、すばる望遠鏡の共同利用開始は「遅くとも2000年12月開始」に。
[紹介] すばる望遠鏡Webサイトの新しい(?)URL。
前は http://www.naoj.org/ だったと思ったのですが。。。
C/1999S4リニア彗星、肉眼等級は難しい?
[HST] NGC 3314。渦巻き銀河の手前にもう一つの渦巻き銀河が重なるように横たわっている珍しい天体。背景の銀河の光の中に、手前の銀河がシルエットとなって浮かび上がっています。なお、Hubble Heritage Programは、The International Center of Photography の Infinity Award を受賞しました。
リック天文台超新星捜索チームは、「こじし座」の NGC 3432 に新変光星を発見しました。新星かもしれないようですが。。。
ローウェル天文台の W. D. Ferris が5月4日(世界時)の観測で「うしかい座」に発見した小惑星と思われる天体が、彗星であることがわかりました(C/2000 J1, FERRIS彗星)
ミシガン大の L.-G. Strolger ら the Nearby Galaxies Supernova Search Team は、3月24日(世界時)の観測から、「しし座」の無名銀河に18.2等の超新星を発見しました(超新星2000cd)。
アメリカの T. Puckett は、5月8日(世界時)の観測から、「きりん座」の UGC 4159 に15.0等の超新星を発見しました(超新星2000ce)。
太陽観測探査機 SOHO は、5月7日(世界時)の観測から、太陽の近くに彗星を発見しました(C/2000 J2)。
発見日:5月7.243日UT。発見時の位置:赤経3時01.7分、赤緯+17度22分。
見失われていた番号付き小惑星 (719) ALBERT が再発見されました。5月1日に「おとめ座」と「しし座」の境界付近で J. A. Larsen によって最初に検出された小惑星状天体 2000 JW8 が ALBERT と同定されました。
太陽観測探査機SOHOが惑星直列を撮影
スターダストは最初の星間塵の回収を完了
すばる望遠鏡がガンマ線バーストを観測
NASAがレーダー観測をもとに作った小惑星 Kleopatra のコンピュータ画像を発表。
西はりま天文台の天文講演会「ギリシア神話の世界」(同天文台研究員、尾林彩乃氏)。5月14日(日)
1996年にアメリカが打ち上げたデルタロケットの破片が南アフリカに落下。
スイス、Geneva天文台のグループが、ESOのLa Silla天文台での観測で、これまで発見された中でも低質量の太陽系外惑星8個を発見。これらのうち、恒星 HD 168746 に発見された惑星は、最も軽く見積もると土星の80パーセントの質量しかない。
[HST] Lost and Found: Hubble Finds Much of the Universe's Missing Hydrogen
[紹介] 1972年から太陽黒点を継続観測されている早水久雄さんによる太陽黒点相対数の表とグラフのページ。(情報提供:早水久雄さん)
[紹介] 岐阜天文台。毎月第3土曜日は無料開放。天文教室も開催されています。(情報提供:早水さん)
[Soft] SkyViewer Ver. 01.22E(アップデート版のみ)。
[紹介] 出雲晶子さんの「天文民俗学のページ」。「5月の勝手にキャンペーン」は月に関連するWebサイトです。
次の金曜日に「惑星直列」が起こりますが、別に何も起きない、と、科学者たちは言っています。
まあ、すぐにわかることですが。。。って、わかるわけないか。「何かが起こる」って言う方が多くの人に支持されやすいもの。
せんだい宇宙館のイベント「手作り望遠鏡で月を見よう」。2000年5月13日
VLTによる、「おとめ座」の矮銀河IC 3328の観測。楕円銀河だと思われていたが、画像処理の結果、楕円の中から渦巻きの構造が現れた。楕円矮銀河(dwarf elliptical galaxy)でこのような構造が発見されたのは初めて。
リンカーン研究所チーム(LINEAR)が4月4日(世界時)に「おとめ座」で発見した天体は彗星としての性質を持っていることがわかりました。(C/2000 G2, LINEAR彗星)
前にも書いたような覚えがありますが、LINEARとSOHOはたくさんの彗星を発見しているので、単純にLINEAR彗星がどうしたこうしたと言うだけでは、どのLINEAR彗星かわからなくなりました。
太陽観測探査機SOHOが4月28日の観測から彗星を発見しました。(C/2000 H2,SOHO彗星)
リック天文台超新星捜索チームは、4月30日(世界時)の観測から、「ヘルクレス座」の CGCG 140-014 に、約18.5等の超新星と思われる天体を発見しました(超新星2000cc)。
国立天文台・天文ニュースを転載します。わし座新星2000の話題。
地球はこれまで考えられていたより、ほんの6,000,000,000,000,000,000トンほど軽いらしい。
新たに求められた地球の「体重」は、5,972,000,000,000,000,000,000トンです。
改めてゼロを並べてみると、すごいとも、こんなものかとも。
[APOD] 「イリジウム・フラッシュ」を捉えた写真。衛星携帯電話のイリジウム衛星が太陽光を反射して起こる現象です。
写真では大した事もないように見えるけど、突然まばゆい光点が夜空の一角に姿を現わすので何事かと驚かされます。何かの天体現象と間違える人も多い様子。超常現象と間違える人も多いかも。
ところでイリジウム衛星は結局どうなるのでしょう。
そのイリジウム衛星を使って「流星の音」の検証ができるのではないか?と、横浜こども科学館の天文ニュースに。
VSOLJニュースを転載します。「わし座新星2000」の記事です。83年前の新星の再発見(再爆発)と確認されたようです。
光害問題に取り組んでいる国際的な団体のInternational Dark-Sky Association(国際ダークスカイ協会)に、米NSF(National Science Foundation; 全米科学財団)が150,000ドルの財政支援。