2000年03月29日の記事で、松永慎二さんの名前が「松浦慎二」となっていました。訂正してお詫びします。
土星よりも小さな太陽系外惑星が発見された。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
今年のスターウィーク(2000年8月1日〜7日)の案内が出ています。
[紹介] ETX-90Cという望遠鏡にこだわったWebサイト。
Pale Blue Siteに、カラープリンタで印刷できる市街地用星図(PDF形式)。天文現象などを載せたシステム手帳リフィルも(MS-Excel形式)。
マーズ・ポーラー・ランダーの失敗は、エンジン停止が早すぎたため? また、マーズ2001ランダーは中止。
2000年天文学会春季年会・天文教育フォーラム。4月3日(月)〜4月5日(水)
QUEST collaborationが22個の超新星を発見しました(超新星 2000Y〜2000at)。数が多いのと、どれも19〜20等台なので、星図は省略します。
アメリカ・アラバマ大の W. C. Keel と Space Telescope Science Institute の L. M. Frattare は、3月10日(世界時)のハッブル宇宙望遠鏡による観測から、「うみへび座」の NGC 3314 と重なる位置に新星の可能性のある天体を発見しました。
国際宇宙ステーションは前途多難と見た。足を引っ張ってるのは。。。
IMAGE衛星は無事に打ち上げられました。
1999年のしし座流星雨を岡村修氏が飛行機上から撮影したビデオ画像を8分間分合成した画像が公開されています。
オリオン星雲(M42)には、褐色矮星や単独で漂う惑星が多く存在するらしい。
[すばる] 新着画像「銀河から噴き出す真紅の光(M 82, NGC 3034)」。微光天体分光撮像装置 FOCAS のファーストライトで、FOCAS により撮影したもの。
M82ってこんなだったのか。。。
太陽観測探査機SOHOが8個の新彗星を発見しました。(C/1999 J6, C/1999 U5, C/1999 W1, C/1999 Y3, C/2000 B5, C/2000 B6, C/2000 B7, C/2000 D3)
太陽を掠める彗星がいかに多いか、ということですね。
コンプトン衛星をハワイから南東方向の太平洋上へ落下させる旨、NASAが発表。
事業廃止に伴い廃棄される予定だったイリジウム衛星ですが、再利用の提案があった様子。
イリジウム廃止で、ある冒険家が危機に陥っているとのこと。
いくらなんでも事業廃止が性急すぎるのでは、との意見も。
地球の磁気圏の解明を目的とした、NASAのIMAGE衛星が、アメリカ東部時間3月25日(日本時間3月26日)に打ち上げられます。
[NEAR] エロスの鞍部上空を飛行する動画
ジェミニ望遠鏡は、ハワイとチリの2カ所に配置された8メートル級望遠鏡で構成されますが、そのチリ側の望遠鏡の主鏡が、現地に到着したそうです。
コンプトン望遠鏡は今年6月にもハワイ南東海上へ落下させられる予定。
最近のロケット打ち上げ成功率は、世界全体で88%。アメリカも1998年〜1999年の2年間に5回失敗している。TPSJメールより。
世界的に失敗が多いのは、コストダウンによる無理が信頼性を低下させているからでは、とのこと。また、若年層の理科離れ(で、ハード技術者は若者に人気がない)が日本だけでなく世界共通の悩みという。さらに日本の問題は「夢」を創出する政治家がいないこと、とか。ううむ。。。
昨日の、「NASAはマーズ・ポーラー・ランダーの運命を分かっていた」という記事をNASAが否定。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
「NASAはマーズ・ポーラー・ランダーの運命を分かっていた」らしい。とのこと。
A. Amadon らのグループは、ヨーロッパ南天天文台での観測から、7個の超新星を発見しました。(超新星2000R〜2000X)
西はりま天文台の天文講演会「神戸隕石:NASA月惑星会議からの報告」。講師は隕石を実際に分析された、神戸大学教授、中村 昇氏。4月9日。
1月19日にカナダ・アラスカ上空で爆発した流星の破片が地元の人によって回収されましたが、この破片は、珍しい「炭素質コンドライト」であることがわかりました。
神戸隕石も炭素質コンドライトでした。
マーズ・グローバル・サーベイヤーの最新画像。火星の地滑りの痕。1火星年以内に発生した模様。
X線観測衛星チャンドラが、2型クエーサーと呼ばれる希少なタイプのブラックホールと思われる天体を観測。
[APOD] 2月は水星の東方最大離角ということで、夕方の水星が見やすい時期でした。ということで、この写真なんですが。。。。画像合成したようですが、教育的かつ努力賞ものですね。
[APOD]は Astronomy Picture of the Day のことです。
米CNNのWebサイトの日本語版、CNN.co.jpが、4月からスタートします。
Technology:Spaceのカテゴリが日本語で読めるようになったら、これは大変画期的なことです。
SOHO探査機が昨年中に発見した新彗星の追加です。(C/1999 R4, S5, S6, S7)
小惑星エロスとエンパイアステートビルを比較した画像
イリジウム衛星は、サービスの廃止に伴い、今後、順次大気圏に突入させ、廃棄される予定のようです。
[補足]3月17日紹介のNEAR Shoemakerのページ、同じ横浜こども科学館のページを以前にも紹介してますが、今回は別のURLです。補足します。
長谷田さんの新星の発見を報じたIAUCです。名前は「たて座新星2000」です。まだちょっと見られないか。。。
衛星携帯電話イリジウム、3月18日で事業廃止。
どこが天文なんだ、と思われた方は下記を参照。
VSOLJニュースを転載します。同ニュースの前回号で報じられた、長谷田さん発見の新変光星が、新星と確認されました。
vsolj-alertを購読させてもらってるので一部始終を眺めることが出来ました(眺めているだけに終わっているのが何とも。。。ですが)。新天体発見のプロセスを見たのは貴重な体験です(見てるだけですから大したことありませんが)。IAUC出てから載せようかと思ったんですが、VSOLJニュースが立て続けに出たので。
VSOLJニュースを転載します。新星の可能性のある天体が日本人により発見されました。
[HST] 若い三連星 HH111 と、それが作り出すジェットを撮影。
HH111 のイラストを見るとどういう構造なのかがわかりやすいです。
[紹介] エロスの人工衛星 NEAR Shoemaker の日本語で詳細に解説した解説ページ。例によって横浜こども科学館。
[補足] 加藤万里子氏の「科学研究者の別姓使用の<現状と対策>」のURLが変わったようです。
同日に3回更新。休み(で時間がある)だとこういう技も利く。今回は別に緊急性はないけど。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
桜井幸夫さん発見の「いて座新星2000」に変光星番号「V4642 SAGITTARII」がつきました。
天文・プラネタリウムソフト「Stella Theater Pro」がVer1.92に。
毛利宇宙飛行士の帰国報告会「地球まほろば〜毛利衛宇宙飛行士と考えるかけがえのない地球〜」(2000年4月16日、東京)に、Webから参加申込みできます。
リック天文台チームは「りゅう座」と「こぐま座」の間にある無名銀河に、約17.8等の超新星を発見しました。(超新星2000Q)
アマチュアの観測者がガンマ線バースト天体を観測
昨日のマーズ・グローバル・サーベイヤーの観測「Dust Devils Seen Streaking Across Mars」の補足。火星表面の黒い縞模様は塵旋風によってできたものだったということ。
Astronomy Picture of the Day より。遠方の宇宙の姿は、暗黒物質の重力レンズ効果でゆがめられて見えているんじゃないか?ということで、暗黒物質の分布とそれによって光が曲げられる様子をシミュレーションした画像。
エロスの周りを回っているNEAR探査機が、NEAR Shoemaker に改名。この名前は、Shoemaker-Levy第9彗星の発見者の一人で、1997年に不慮の事故で亡くなられた、アメリカの地質学者であり天文学者の Eugene M. Shoemaker 氏にちなむ。
加藤万里子氏による「科学研究者の別姓使用の<現状と対策>」
マーズ・グローバル・サーベイヤーの新しい観測。
NASAの「より速くより良くより安く」という哲学が、過去のいくつかのミッションの危険性を高めた、というレポートが出される。
今年の末にガリレオとカッシーニの両探査機共同で木星観測をする予定。
多国籍の研究者チームがダークマターの地図を作製。
宇宙人との最初の接触はどうなる?
フランスの Robin Chassagne が、3月8日(世界時)の観測から「うみへび座」の NGC 4965 に超新星を発見しました(超新星2000P, 発見時14.1等)
SOHOの新彗星です。と言っても昨年3月のデータから見つかりました。
宇宙開発事業団の「コズミックカレッジ」の募集選考結果。
運営時間の都合でリンク先の直接確認ができませんでした。万一リンク先がおかしければ訂正版を再度掲載することにします。NASDAサイトについては以後このように対応します。
[APOD] 4惑星が西空に一列に並んだところを撮影した画像です。地球も写っています。たまにはこんなのも。
[すばる望遠鏡] 「今月のすばる望遠鏡」3月は、FOCAS(微光天体分光撮像装置)の話です。
マーズ・グローバル・サーベイヤーの観測から、火星の経度0度線に沿った内部構造が明らかに。また、"VIEW INSIDE MARS REVEALS RAPID COOLING AND BURIED CHANNELS" というページ。こちらの方が重要かもしれない(笑)。
「@nifty ホームページグランプリ」で、「アノホシナンダロ」が「日経ネットナビ賞」を受賞。おめでとうございます。
小さな子供をお持ちの方は是非親子でご覧ください。文句なしに素晴らしいWebサイトです。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
[HST] 大マゼラン雲の死につつある星(つまり惑星状星雲)を観測。
3月3日の太陽の巨大フレアの画像を、横浜こども科学館が公開しています。
また、このページで、衛星放送用のパラボラアンテナを使って太陽の電波観測をしている人のサイトが紹介されています。
太陽観測探査機SOHOの百何個目かの新彗星です。(COMET C/2000 E1, SOHO彗星)
さらにまた、SOHOの観測から、昨年の新彗星が一気に増えました。
毛利衛さんを含むSTS-99のクルーが来日します。
アメリカの T. Puckett は、3月5日(世界時)の観測から、「かみのけ座」の MCG +3-31-61 に、17.1等の超新星を発見しました。(超新星 2000O)
今日から星図はPNGフォーマットです。
宇宙開発事業団、インターネットシンポジウム「ふたたび月へmission02」のサイト再開。ただし公開時間は平日の9:00〜21:00のみ。
省庁サイトクラッキングの後遺症は、かなり深刻かも。。。
かなりよく知られたサイトだと思いますが、Astronomy Picture of the Day(APOD) は毎日必見です。3月7日は、木星の衛星イオで、溶岩の大鍋やガスを吹き出す火口などが見られる Zal Patera 領域です。ガリレオ探査機が昨年11月に撮影した高解像度の白黒画像と、昨年7月の低解像度のカラー画像を組み合わせて処理したもの。
宇宙開発事業団Webサイトの運営時間が平日の9時20分〜21時に変更されました。
1965年にマリナー7号がとらえた「巨人の足跡」と呼ばれる火星の地形を、マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影。
マーズ・グローバル・サーベイヤーの、レーダーによる観測データを元にした、火星表面の最新地図。
パイオニア10号は、現在、太陽から約75天文単位の距離にいて今なお健在です。太陽系空間(より正確には太陽風の届く範囲である「ヘリオスフィア」)と、その外の空間との境界領域の探査を行おうとしています。
[APOD] 宇宙から見た地球上の砂嵐。サハラ砂漠から巻き上げられた砂が大西洋に流れ出している。すごいです。
カリブ海のサンゴ礁の衰退やハリケーンの増加とも関係があるそうです。
海洋に落下させることになるかも?と懸念されていたコンプトン衛星ですが、落下させなくてすむかもしれない、ということです。
[すばる] Webサイトに「よくある質問 (FAQ)」のコーナーが出来ています。
天王星の衛星コーデリア (Cordelia) とオフィーリア (Ophelia) は、ボイジャー2号によって発見されながらその後観測されていませんでしたが、ハッブル望遠鏡を使った観測で再発見されました。
[訂正] 2000年02月27日の「火星に移住するときには植物も持ち込まれるだろう」という話のリンク先が間違っていました。正しいリンク先を掲載します。
[SETI@home] MacおよびWindows用のGUI版クライアントがバージョンアップして ver.2.03 に。
いつものニュースがずっと無いと思ったら、いきなり集中するし。。。
でもここでがんばれば、今週の週報に間に合う(加藤さん、よろしく)。
太陽に肉眼黒点が現れました。しばらく見えているかもしれません。
太陽は直接見ると目を痛めます。太陽観測用のサングラスを使うのが一番ですが、夕日を見て見つけたという話も(くれぐれも気を付けて)。
P/1999 XB69彗星 (2000年12月7.29234日UT発見) およびP/1999 XN120彗星 (2000年12月5.19023日UT) の発見位置。
昨日の超新星発見の情報。ミュンヘンの Paolo Sala とアメリカの T. Puckett が、「おおぐま座」の MCG +9-19-191 に、18.1等の超新星をそれぞれ独立に発見しました(SN2000K)
リンカーン研究所チームがまた新彗星を発見しました。(C/2000 D2)
アメリカの T. Puckett は、「おおぐま座」の UGC 5520 に、17.8等の超新星を発見しました(超新星2000L)
イタリアの A. Dimai は、「ヘルクレス座」の NGC 6389 に、16.5等〜17.0等の超新星を発見しました(超新星2000M)
次回からPNGに一本化します。
[HST] オリオン座の反射星雲 NGC 1999。ハービック・ハロー天体が発見されたことで有名。
X線観測衛星チャンドラの最新画像。ふたつの巨大な銀河団がぶつかり合っているところらしいけど。
ところで、スターダスト探査機のWebサイトをDynamicHTML対応のWebブラウザで見ると、探査機が彗星を追いかけてページ上を動き回ります。Netscape Communicator 4.7で見ましたが、Internet Explorer 4.x以降でも見られるでしょう。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
いくら天文台が否定しても、聞かない人は多いでしょうね。でも惑星直列なんてメじゃない、昨年のグランドクロスでも何事もなかったのだ(笑)。
[無関係] webブラウザ Mozilla M14 公開。次期 Netscape 社webブラウザの開発途中版です。
まだβ版以前の状態なので「開発に協力したい」または「不安定は承知の上」の人以外はお勧めできませんが、それでもかなり使えるところまできています。高機能なのに、ダウンロードサイズわずか約 6MB。
β版も今月末には出そうです。MS-Windows系では Internet Explorer がほぼ独占に近づいている現在、「もう一つの選択肢」として復活に期待してます。
太陽観測探査機SOHOが新彗星を発見しました(C/2000 D1, SOHO彗星)。
リンカーン天文台チームが12月7日に発見した小惑星が、公転周期約9.4年の周期彗星であることがわかりました(P/1999 XB69, LINEAR彗星)
Catalina Sky Survey が昨年12月5日に発見した小惑星状天体が彗星であることがわかりました。(P/1999 XN120, CATALINA彗星)
超新星の発見がありました。今夜は遅いので、先の2つの新彗星の位置と併せて、詳細はまた明日。
小惑星エロスの最新のカラー画像
2月22日の「日光火球」の軌道要素が求まったそうです。火星と木星の間の小惑星帯に遠日点があるような軌道が求められています。
ところで、神戸隕石の軌道要素は求まったんだっけ?
[紹介] 天文サーチエンジン、「アストロナビ」。カテゴリーごとに分類されていて、訪問者が自由にホームページを登録できるとのこと。(情報提供: Iさん)
宇宙開発事業団(NASDA)は、Webサイトの運営時間を、3月1日より当面の間、平日9時20分〜17時35分のみとするとのこと。
[紹介] NASDAのWebサイトは運用時間が制限されるので、NASDAの最新情報を知るには同事業団のメールサービスをお勧めします。
でも、このページも、平日日中しか見られなくなってしまうから意味ないかも。
小惑星エロスのステレオ画像。もちろんNEARが撮影したもの。左に赤、右に青の色をつけたメガネをかけて見ると立体に見えるはずです(福原は試してない)。Astronomy Picture of the Day より。
同じく小惑星エロスのステレオ画像。
[STS-99] EarthKAM 教育プログラムにおいて、日本の参加校により撮影された画像が公開されています。