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島根県松江市の金津和義さんは、12月22日の観測から、「とも座」に8.6等の新星を発見しました。
IAUCにはまだ出てないようですが。。。
2001年の主な天文現象。東亜天文学会のWebサイトに。
主なところでは、
お正月に流星群観測はいかが?
土星探査機カッシニの画像から作られた、木星の雲の動きのカラー動画。
ロシアが衛星6基を積んだロケットの打ち上げに失敗。
宇宙科学研究所、「宇宙学校」。2001年1月27日。相模原市。
[紹介] 月に関して考え、楽しみ、知るための、総合情報サイト、「ふたたび月へ」mission 03。2001年3月まで。
世界中の任意の場所での日の出、南中、日の入りの時刻を計算するWebページ。
2001年元旦がデフォルトになっています。
ローウェル天文台のチームは12月27日の観測から「うみへび座」に全光度17.2等の彗星を発見しました。(C/2000 Y2)
国立天文台、天文ニュースを転載します。
大阪市立科学館で科学講演会「第2回先事館シンポジウム」を開催。2月11日、12日。
「先事館」とは江戸時代に町医者で天文暦学者の麻田剛立が大阪で開いた塾です。この先事館で学んだ、剛立の弟子が、幕府天文方に抜擢されて寛政の改暦を行った高橋至時、そのまた弟子が、あの伊能忠敬です。
今年11月に発見された、H-2AロケットのLE-7Aエンジンのノズルスカートの浸食の原因が判明。
無人のミール宇宙ステーションが一時通信途絶。
27日、福島県西部に火球出現。
宇宙開発事業団のiモードサービス開始の記事、プレスリリースのURLが抜けていたので修正しました。(12月26日11時)
宇宙開発事業団、iモードのWebサイトを開設。
なお、「新着情報」では、携帯用サイトへはURLのみ示し、直接リンクはしないことにします。お手持ちの携帯電話にURLを入力してアクセスしてください。
リンカーン天文台チーム(LINEAR)が発見した彗星2000 SO_253 (IAUC 7524)はP/1963 W1(ANDERSON-LINEAR)と同じ彗星であることを、中野主一さんが確認しました。
M. OatesとM. MeyerはそれぞれSOHOのWeb公開画像から太陽をかすめる彗星を発見しました。(M.Oates: C/2000 W2, M.Meyer: C/2000 W3)
クリントン大統領、NASAの予算を増額すべきとの考えを示す。
[紹介] 携帯用Webサイト。(情報提供:今石さん)
[紹介] 携帯サイトで紹介した Stella Theater Web はパソコン上でも超おすすめ。世界各地の任意の星空や特定の天文現象をWeb上で再現します。
こういうのを見ると、作る気などない/作れないにもかかわらず「やられたっ」て思ってしまうのです。
リック天文台超新星捜索チームは、12月21、22日の観測から、「ペガスス座」のPGC 70148に、16.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fo)
ライブ!エクリプス実行委員会、来年1月10日未明の皆既月食をインターネット中継する予定。
[紹介] 2001年の初日の出時刻は海上保安庁水路部のwebサイトで。表の他に経緯度を入力すると計算してくれるページもあります。
シャトル用専用滑走路の新航法装置はサンタにも利用可能なようにしているとのこと。
1970年から続いている慣例行事とか。
NASAが冥王星探査計画の提案を募集。
NORAD(北米防空司令部)は、今年もサンタクロース追跡作戦を展開。
それどころか、国際宇宙ステーションの乗員がサンタクロースを目撃。
サンタはいるのだ。
ボイジャー1、2001年にも太陽系脱出の見込み。
カッシニ探査機、トラブルがあったけれども回復した模様。
maneuvering systemとは姿勢制御装置のことでしょうか。
[紹介] 月刊天文ガイドのWebサイト。
いつ作ったのかな。
増光した41P/Tuttle-Giacobini-Kresak周期彗星を、ちむらさん(千村雄一さん)が撮影。短い尾も見えています(情報提供:ちむらさん)
やっぱり彗星は面白い。
リンカーン天文台チームが発見したC/2000 WM1彗星(12月22日)は、来年末から再来年初にかけて肉眼彗星となる可能性があります。M.P.E.C. 2000-Y20 では、2001年12月下旬から2002年1月中旬にかけて4等台と予想されています。
当たれば21世紀最初の肉眼彗星かな。当たってほしい。
カッシニ探査機が木星付近で発生している「音」を録音。
木星の周囲の磁場と太陽風の相互作用で、惑星の間を満たしている薄いガスの中に電気を帯びた粒子の波が発生して、ちょうどラジオの低い周波数と同じなので、それを受信して音にしてみたということです。宇宙に吹く風といったような音です。
恐竜が絶滅したのは、隕石落下による気候変動ではなく、隕石落下で生じた硫酸の雨と二酸化炭素で窒息したのでは?という説。
隕石落下説自体、古生物学者には否定的な人が多いとも聞きますが。
阪急交通社が、来年6月21日のアフリカ皆既日食の観測ツアーを募集中。(情報提供:阪急交通社様)
41P/Tuttle-Giacobini-Kresak周期彗星が突発増光。12月18日に8.0等の観測報告(予報では12〜13等台)。
Andrew F. Tubbioloは、キットピークのスペースウォッチ望遠鏡による12月16日と17日の観測から、「おうし」座に全光度19.3等の彗星を発見しました。(C/2000Y1, TUBBIOLO彗星)
リック天文台超新星捜索チームは、12月14日および15日の観測から、「エリダヌス座」のNGC 1612に、約17.7等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fm)
リンカーン天文台チームが12月16日に「カシオペア座」で観測した天体は彗星であることが確認されました。(C/2000 WM_1, LINEAR彗星)
B. Holmesは、12月17日の観測から、「かに座」のNGC 2526に約18.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fn)
国立天文台、天文ニュースを転載します。
12月15日の「NASAがふたご座流星群の流星の落下する音を録音」の記事、CNN.co.jpの記事はいま一つなので、原文を紹介します(よっしーさんに感謝)。
正確には地上から電波をとばして、流星出現時に出来る電離層で反射したエコーを録音した、というものですね。
オーストラリアに落下したいん石から微生物の化石?
こぐま座流星群に突発出現の可能性。
木星の衛星ガニメデにも氷の下に海が広がっている可能性。
SETI@homeクライアント ver 3.03
the Nearby Galaxies Supernova Search teamは、11月11-19日および22日の観測から、18等から20等の超新星7個を発見しました。(SN 2000ff, 2000fg, 2000fh, 2000fi, 2000fj, 2000fk, 2000fl)
12月16日、すばる望遠鏡の「CD2」クリーニングは、「CO2」の入力間違いです。(安永さん、ご指摘ありがとうございます)
過去2回ほど紹介した、クリスマスの北米部分日食のインターネット中継。
このサイトがメインで追っているのは、来年最初のアフリカ皆既日食のようです。
LE-7Aエンジンの技術データ取得試験3回目、計画通り終了とのこと。
ミール社、ミール宇宙ステーションの市場参入を中止。
クリントン大統領,宇宙開発についてCATV/CSデジタル放送のディスカバリーチャンネルに出演
ハッブル宇宙望遠鏡が木星のオーロラを撮影。ただし紫外線。木星のオーロラはイオ、ガニメデ、エウロパの3衛星が作り出す磁気によって作られる現象ということです。
すばる望遠鏡、6日に主鏡のCD2クリーニングを実施。
ふたご座流星群の流星が大気圏に落下する音をNASAが録音に成功。
ん〜、幻想的とも不気味ともいえる音だ。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
LE-7Aエンジン技術データ取得試験の3回目、計画通り終了。
すばる望遠鏡のAO(波面補償光学装置)ファーストライトについて、ページが出来ています。AOを用いることにより、すばる望遠鏡の理論的限界に近い精度の画像が得られる事が確認されたとのこと。
エンデバー、実は危機一髪。
木星に接近中の土星探査機カッシニによる、新しい木星の静止画と動画。
動画は前に紹介したやつかな?
クリスマスに部分日食。ただし北米での話。
スペースシャトル・エンデバー、無事帰還。
今年の4月にNASAが秘密裏に行った研究で、イリジウムの通信衛星群の燃え残った残骸が、約250分の1の確率で地上の人間に当る可能性があったことが明らかになりました。米国防省がイリジウム衛星66基と予備衛星を引き取ることにしました。
スペースシャトル・エンデバー、日本時間12日朝にケネディ宇宙センターへ着陸予定。
美星天文台クリスマスコンサート。12月23日。
同様なイベントは各地で行われるものと思われます。プラネタリウム・天文台のイベントについてはInfo-Starが情報が多いです。
すばる望遠鏡Webサイトより。
波面補償光学装置(AO;Adaptive Optics )がファーストライト。
EMPLOYMENT OPPORTUNITIESを掲載。
H-2Aロケット用LE-7Aエンジン技術データ取得試験の2回目、予定通り終了。
X線観測衛星チャンドラの新画像。
T. Puckettらは、Puckett 天文台の60センチ自動超新星捜索望遠鏡(automated supernova patrol telescope)を使用した観測で、12月8日(世界時)に「アンドロメダ座」のUGC 291に17.7等の超新星を発見しました。(SN 2000fd)
リック天文台超新星捜索チームは、12月8日と9日の観測から、「おおぐま座」のUGC 4870に超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fe)
先の「木星の衛星」は「土星の衛星」の間違いでした。
今年6個の木星の衛星を発見しているB. Gladmanらのチームは、更に木星の新衛星を4個発見したと報告しました。
これで、木星の衛星は今年一年で一気に10個増えたことになります。
R. Chassagneは、11月29, 30日、12月1日, 3日(いずれも世界時)の観測から、「がか座」のESO 205-G11に、15.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fb)
SOHOの過去の観測画像から、9個の太陽をかすめる彗星が発見されました。
PUC-Padova Supernova Searchでの11月17日(世界時)の観測で、「ちょうこくしつ座」の無名銀河に22.4等の超新星が発見されました。(SN 2000fc)
[HST] すばるの、幽霊のような反射星雲。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
12月6日の最大級の小惑星2000 WR106について、日本語の記事。
宇宙開発委員会、H-IIAロケット開発計画などの計画を見直し。
宇宙開発事業団情報センター「NASDAi」オープン。
第1回LE-7Aエンジン技術データ取得試験。プリバーナの着火信号が遅れたため自動停止。プリバーナ酸素弁の開タイミングを変更した試験設定の問題とのこと。
NASDA、H-2Aロケット用エンジンを試験終了後分解の結果、液体水素ターボポンプに亀裂と発表。
NASDA、若田宇宙飛行士帰国報告会の募集締め切りを延期。
国際宇宙ステーション、苦労の末に太陽電池パネルを展開。
これで、国際宇宙ステーションは、全天で3番目に明るい「天体」になったそうです。見つけてもびっくりしないでね。
マーズ・グローバル・サーベイヤーが、火星に大きな水の湖の跡を発見。
11月29日、北海道にオーロラ出現。
小惑星の中では最大(冥王星を除いて)の大きさを持つと思われる天体をアリゾナ大学の研究者がスペースウオッチ望遠鏡での観測で発見。海王星と冥王星の間を回っているTNO天体です。
NASAは、マーズグローバルサーベイヤーのチームが、今週木曜日に「これまでで最も重大な発見」を発表するとのこと。
記事中では「今週」ですが、記事の日付が12月1日なので、現時点では「今週」ということになります。
イリジウム79衛星落下。自然落下だそうです。(情報提供:今石さん)
スペースシャトル・エンデバー(STS-97)、12月1日(日本時間)に無事打ち上げ。
H-2Aロケット打ち上げ延期に関する海外の記事。
日本からは見ることは出来ませんが、12月25日、北米を中心に部分日食が起こります。
これまでに知られているうちで最遠と考えられていた天体が、実はもっと近くにある事が判明。
T. Puckett と A. Langoussis は、11月28日の観測から、「しし座」のNGC 3810に14.9等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000ew)
リック天文台超新星捜索チームは、11月26,27日の観測から、「ろ座」のESO 419-G3に超新星と思われる天体を発見したと報告しました。(SN 2000ex)
リック天文台超新星捜索チームは、11月11日の観測から、「うお座」のIC 1481に超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000ey)
イギリスのM. Armstrongは、11月24日の観測から、「おおぐま座」のNGC 3995に超新星と思われる16.8等の天体を発見しました。(SN 2000ez)
リック天文台超新星捜索チームは、11月30日の観測から、「ふたご座」のUGC 3770に超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2000fa)
73P/SCHWASSMANN-WACHMANN第3彗星は、最新の観測では3個の核が見えているそうです。
D. Hammerは、SOHOのWebサイト公開画像から、太陽をかすめる彗星9個を発見しました。
[HST] ハッブル望遠鏡、銀河系近傍の活動銀河を観測。
国立天文台公開講座「宇宙を解き明かす21世紀の電波天文学」講演と土星観望会。2001年2月3日。
国立天文台、天文ニュースを転載します。
11月19日のしし座群火球は複数。23/24日の火球は3個