大学共同利用機関法人自然科学研究機構は次のようなシンポジウムを開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。
自然科学研究機構は、自然科学に関する5つの研究機関[=国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所]から成り立っています。いま、これらの研究現場で、研究者はどんな問題にどう取り組んでいるのでしょうか。また、自然の謎はどこまでが解明され、いま私たちの前に横たわる最大の謎とはいったい何なのでしょうか。
自然科学研究機構が立花隆(たちばなたかし)氏と共に企画した第1回自然科学の挑戦シンポジウムでは、「宇宙」、「生命」、「脳」という科学の三大テーマについて、その到達点を自然科学研究機構を代表する研究者の生の声で語りたいと思います。また、自然科学研究機構が一丸となって取り組んでいる「イメージング・サイエンス」の研究もご紹介します。科学の全領域でいま進行中の方法論革命“イメージング”によって、いかにこれまで見えなかったものが見えるようになり、それによって科学がいかに飛躍的進歩をとげてきたか、とどまることなく発展しつづけるイメージングの世界は、これからさらに、どんな未知の世界を我々に見せようとしているのかをお伝えしたいと思います。
日 時:3月21日(火) 10時00分〜18時45分(予定) 会 場:大手町サンケイプラザ 4階ホール 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 電話:03-3273-2257〜9 http://www.s-plaza.com/map/index.html 最寄り駅:地下鉄 丸の内線、半蔵門線、 千代田線、東西線、都営三田線 大手町駅下車 A4・E1出口 直結 JR 東京駅 丸の内北口より 徒歩7分 主 催:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 後 援:朝日新聞 NHK(予定) プログラム: ○挨拶「自然科学研究機構とは何か」 自然科学研究機構 志村令郎機構長 ○本日のシンポジウムのコンセプトと概略説明 プログラムコーディネーター 立花隆 ○「見えてきた! 宇宙の謎、宇宙生命の謎」 国立天文台 海部宣男天文台長 ○「見えてきた! 生命の謎、生物はどこからきてどこに行くのか」 基礎生物学研究所 長谷部光泰教授 ○「脳は不思議がいっぱい」 生理学研究所 柿木隆介教授 ○「フェムト秒レーザーがとらえる脳の秘密」 生理学研究所・東京大学 河西春郎教授 ○パネル「21世紀はイメージング・サイエンスの時代」 総論「科学は見る時代から見えないものを観る時代へ」 司会 岡崎統合バイオサイエンスセンター 永山國昭教授 「蛍光ラベル法で見た生物の発生過程」 基礎生物学研究所 田中実助教授 「ナノの世界まで光で見えてしまう近接場光学」 分子科学研究所 岡本裕巳教授 「位相差電子顕微鏡で見えてきた生き物のナノ世界」 生理学研究所 永山國昭教授 「ボケもゆらぎもキャンセルしてしまう補償光学」 国立天文台 家正則教授 「イメージング計測が解明した核融合プラズマの謎」 核融合科学研究所 長山好夫教授 パネルディスカッション ○総括と予告 立花隆 参加申し込み方法: ウェブページ(http://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/sci/sympo/)にて募集。 ウェブより入力で先着順に申し込み可(600名を予定)。 問い合わせ先: 自然科学研究機構 事務局 企画連携課 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 4-3-13 秀和神谷町ビル2階 TEL 03-5425-2037、1898 (松井、田中)
2006年2月28日 国立天文台・広報室
石垣島天文台完成記念イベント「沖縄の星と音楽を訪ねて」 石垣島天文台は、自然科学研究機構 国立天文台、沖縄県石垣市、NPO法人 八重山星の会、沖縄県立石垣少年自然の家の四者の連携による新しいタイプの 天文台です。九州・沖縄では最大の口径105センチメートルの光学式・赤外線反 射式望遠鏡を中心に今年4月からは一般公開が始まります。 石垣島天文台完成記念式典が3月12日(日)に現地石垣島で行われることを記念 し、東京都武蔵野市にある亜細亜大学を会場に、3月18日(土)に沖縄の音楽と星 空を紹介するイベントを三鷹ネットワーク大学と国立天文台が実施いたします。 石垣島天文台の紹介とともに、天文学と島うたのハーモニーをお楽しみくだ さい。 詳細・参照: 三鷹ネットワーク大学イベント案内 http://www.asutaka.gr.jp/network_university/ishigakijima.htm 石垣島天文台 http://www.nao.ac.jp/ishigaki/