集まれアジアの高校生たち 〜 第9回 IAUアジア・太平洋地域会議へ参加しよう 〜

 第9回 国際天文学連合(IAU) アジア・太平洋地域会議(APRM2005: Asian Pacific Regional Meeting)が、今年7月26日(火)〜29日(金)にインドネシアのバリ島にて開催されます。

 APRMは、1987年に第1回の会議がニュージーランドのウェリントンで開催され、以後3年ごとにアジア・太平洋地域の国・地域で開催されてきましたが、1996年に第7回会議が韓国のプサンで開かれたあと6年間の空白があり、2002年に第8回APRIMが東京で再開されました。この時の会議では総勢462名、23の国・地域から参加があり、このような地域集会の重要性が強く指摘されました。

 今回の会議でも、9つの分科会(26の招待講演含む)をはじめ多くの企画が予定されていますが、会議の目玉の一つとして天文教育・普及プログラムが注目されています。これは、7月初旬のデープ・インパクト(Deep Impact)観測の報告会や各国の天文教育事情の情報交換等が行われる「天文教育・普及セッション」(28・29日)のほかに、アジア・太平洋地域の高校生自身の交流会、地元の高校の視察、スター・パ−ティーなどが企画されているからです。アジア地域でこのような高校生や引率教諭間の交流が行われるのは初めてです。

 高校生の交流会では高校生による研究発表(ポスター発表)を募集中です。また、高校生やその引率の先生方の参加を支援するための募金活動や旅費援助プログラムが「APRIM2005教育・普及セッション国内検討実行委員会」(代表:嶺重慎(みねしげしん)京都大学教授)にて行われています。全国の高校生のみなさん、南十字星と天の川銀河の中心が見られるスターパーティへ参加し、現地のインドネシアやアジアの高校生との研究交流をしてみませんか。

 旅費援助の対象は引率の先生を含む高校生グループで、ポスター発表を行うことが前提です。

 応募される方は、以下の情報を5月末日までに「office-APRIM@pub.mtk.nao.ac.jp」へ送ることとなっています。

      1:高校(グループ)名 2:担当教諭氏名 3:生徒名(全員) 
      4:連絡先(住所、電話、Eメールアドレス等) 
      5:発表のタイトル(英文) 
      6:発表のアブストラクト(英文で3〜5行程度)
      7:これまでの実績があれば明記
      8:援助希望総額と参加に最低限必要な額
      9:APRIM-2005への代理登録を希望する場合はその旨を記す。

詳細は「office-APRIM@pub.mtk.nao.ac.jp」までお問い合わせください。

 なお、発表内容は、未発表のオリジナルなものに限らず、既に日本天文学会ジュニアセッション、高校生天体観測ネットワーク,各種研究発表会,科学作品展等で、発表したものでもかまいません。発表は原則としてポスター発表となりますが、各ポスターにつき3分の口頭講演を予定しています。援助数は募金の集まり具合をみて決定されます。

 また、実行委員会では募金を受け付けています。

   振り込み先: 郵便振替 口座記号・番号  00940-1-163356
               口座加入者名   APRIM2005天文教育振興会

 募金締切は6月末までで、募金して頂いた方のお名前は日本天文学会誌「天文月報」に報告されます。

参照

2005年5月10日            国立天文台・広報普及室

転載:ふくはらなおひと(福原直人)