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2005年3月31日
静岡県掛川市の西村栄男さんと、茨城県水戸市の櫻井幸夫さんは、いて座に新星をそれぞれ独立に発見されました。
IAUC 8500
IAUC 8501
国立天文台 アストロ・トピックス No.90 『西村さん、櫻井さん、いて座に新星を発見』
VSOLJニュース 第139号『西村栄男さん、櫻井幸夫さん、いて座に新星を発見』
[星図/PNG] 新星の位置
(R.A.=18h16m59s.04,Decl.=-25o56'38".8)
ちょっと時期が経ちましたが、3月20日に2件の火球目撃情報があります。
日本流星研究会: 流星・火球・隕石に関する最新情報
日本惑星協会トピックス: 米国の2チームが太陽系外惑星の直接観測に成功 /ソーラーセール・コスモスー1来月後半地球周回軌道へ打ち上げ / 土星の渦巻き雲の帯
日本惑星協会
Wired News: 宇宙への招待その6。日本の宇宙開発について。
Wired News: 宇宙への招待(6):日本の宇宙開発はどこへ向かう?(上)
2005年3月30日
[カッシーニ] 土星の衛星エピメテウス(Epimetheus)。直径116キロメートルで、画像ではかなりいびつな形をしているのがわかります。
Epimethean Profile
アストロアーツ。天の川銀河の中に存在した超星団(super star cluster)、Westerlund 1 について。
(
3月24日
の記事参照)
アストロアーツ: 天の川銀河に潜んでいた超星団
すばる望遠鏡による観測で、中心核の明るさが短い間に大きく変動する銀河が6個発見されたとのこと。中心核の巨大ブラックホールの活動によるものと考えられるようです。また、可視光線による発見のようです。
時事通信 3月27日(Yahoo!News): 銀河中心核の明るさ変動=ブラックホールの活動−すばる望遠鏡
2005年3月29日
東京学芸大などのチームが、暗黒星雲の全天マップ作成を達成。
asahi.com(3月28日): 「暗黒星雲」の地図作り成就 東京学芸大などのチーム
時事通信社 3月28日(Yahoo!News): 世界初の暗黒星雲の全天地図
- 全天マップの画像
Wired Newsの「宇宙への招待」その5。有人火星探査を実現するための技術的な問題について検討 。日本で構想された有人宇宙船「ふじ」についても紹介。
宇宙への招待(5):今の技術で有人火星探査は可能か
英ヴァージン・グループ社は2〜3年後に宇宙観光の実現を目指していますが、その最初の乗客が決定したとのことです。アメリカの大学職員で、ボルボ社の新車キャンペーンで当選したとのこと。
英ヴァージン:宇宙観光、1人目の乗客を決定
月探査情報ステーションの「ディープインパクト トピックス」。ディープインパクト探査機の最新情報が日本語で読めます。
ディープインパクト トピックス
アストロアーツ
。
3月11日
の「Young Universe Looks Like "Vegetable Soup"」について。初期宇宙の銀河の進化過程は一様ではなくバラエティに富んでいることが明らかになってきたとのこと。
アストロアーツ: 初期宇宙の銀河は、バラエティーに富んでいた
そういう意味だったか。。。(^^)
アストロアーツ。
太陽系外惑星からの赤外線が観測できたこと(
3月24日
)について。
アストロアーツ: 惑星科学の新時代到来、系外惑星の直接観測に成功
2005年3月28日
流星電波観測国際プロジェクトのホームページのURLが変更になりました。新URLは以下の通り。
http://www.amro-net.jp
日本語:
http://www.amro-net.jp/hro_index.htm
英 語:
http://www.amro-net.jp/radio.htm
報道によれば、国立天文台がチリに建設した電波望遠鏡ASTEによる観測で、りゅうこつ座の方向1万光年のNGC3576に、恒星になる直前と見られる高密度の星間ガスを捉えたとのこと。
共同通信 3月27日(Yahoo!News): “星の卵”をとらえた 南米チリの電波望遠鏡で
時事通信: 観測画像
【参考】NGC3576の可視光線の画像
【参考】Atacama Submillimeter Telescope Experiment (ASTE)
[Astronomy Picture of the Day] 中心核が四葉のクローバーみたいになっている銀河。実は重力レンズによる効果で1個の核が4つに見えているのです。
The Einstein Cross Gravitational Lens
7月4日15時10分(日本時間)にディープ・インパクト探査機がインパクターを突入させるテンペル第一彗星(9P/Tempel)の軌道要素と位置推算表。
9P/Tempel
[星図/PNG] 7月1日21時の位置(東京)
- 突入から約6時間後となります
今日(3月28日)から30日までの予定で、日本天文学会の春季年会が明星大学(東京都日野市)で開催されます。
日本天文学会 年会
2004年8月12日の、アマチュアによる、月面衝突閃光の同時観測成功について、日本天文学会2005年春季年会で発表されるとのこと。
星ナビニュースリリース(3月26日): アマチュアが世界初のペルセウス座流星体による月面衝突閃光を観測、日本初となる月面衝突閃光の同時観測に成功
2005年3月26日
すばる望遠鏡Webサイト。「すばる望遠鏡を支えるスタッフ」の10回目。
すばる望遠鏡を支えるスタッフ (10)
DSPACEコラム。「詩人×天文学者が感じる「宇宙と私との距離」」
DSPACE: 詩人×天文学者が感じる「宇宙と私との距離」
2005年3月25日
気象庁は、ひまわり6号が撮影した初の画像を公開しました。
[PDF] 気象庁: リリース文
気象庁: 運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)による初画像
Yahoo!News 写真ニュース: ひまわり6号の画像(時事通信)
- 気象庁のwebサイトが重い場合はまずこちらを
JAXA宇宙科学本部特集。
宇宙科学の最前線:「ロケットの次のゴール」または「詐欺師ペテン師の世界」
メガスターの大平さん、新会社、「有限会社大平技研」を設立。
メガスターニュース: 新会社設立 有限会社大平技研
2005年3月24日
アンタレス食、潜入時と出現時の空。
[星図/PNG] 2005年3月31日0時29分
- 潜入
[星図/PNG] 2005年3月31日1時40分
- 出現
東京。高度線の間隔は10度。月は省いています。編集者は東京在住でないのに東京というのが我ながらおかしいですが:)
アンタレス食のネット中継。
倉敷科学センター
富山市天文台
西はりま天文台
ルナステーション
スピッツァー宇宙望遠鏡は、既知の太陽系外惑星 HD 209458b と TrES-1 が発する赤外線を直接観測することに成功したとのこと。
NASA's Spitzer Marks Beginning of New Age of Planetary Science
CfA Release No.: 05-09: First Direct Detection of Light From Extrasolar Planets
CNN.co.jp(3月23日): 太陽系外惑星の直接観測に初めて成功 NASA
赤外線で惑星が恒星と分離して見えた、のではなく、惑星が恒星の裏に隠れた時の観測を差し引いて、惑星自身が発した赤外線の成分を分離することに成功した、ということのようです。
マーズ・エクスプレスの観測から、火星で氷河の移動や火山活動が最近(数十〜数百万年前)に起こった痕跡が発見されたとのこと。
Brown University: Fire and Ice: Mars Images Reveal Recent Volcanic and Glacial Activity
アストロアーツ: 火星に生命存在か?地質学的に活発な活動
アメリカ・アリゾナ州のバリンジャー隕石孔は溶けた岩石が少ない事が謎とされてきたが、その謎に対する新たな説が発表されたとのこと。
アストロアーツ: 溶けた岩石はどこにいった?アリゾナのクレーターに新たな説
日本惑星協会トピックス。土星の氷衛星に大気 / 火星の塵旋風 / ASTRO-EIIの打ち上げロケットの組み立て順調に進む
日本惑星協会
ヨーロッパ南天文台で、さいだん座にある super star cluster(超星団?)、 Westerlund 1 を観測。super star clusterはとても若い星が大量に集まった星団で、活動銀河などで見られますが、Westerlund 1 は我々の銀河系内にあるとのこと。
ESO Press Release 08/05: Young and Exotic Stellar Zoo
2005年3月23日
3月30日に水星が内合、31日に金星が外合となります。地球からみると両星はちょうど太陽のすぐ近くに見えることになります。当然地球からは見えないわけですが、SOHOのコロナグラフの視野に入ってきます。
横浜こども科学館: 宇宙・天文ニュース
ヨーロッパのX線天文衛星XMMニュートンなどによって誕生直後の星を観測した
(
3月3日
)件の記事。まだ核融合が始まっていない前の星からX線を観測したのは初めて珍しいとのこと。
アストロアーツ: X線で輝く星の胎児の謎
Wired News 宇宙への招待。アメリカが有人火星探査を実現するには、国民の熱狂的支持が必要、という意見。
Wired News 宇宙への招待(4):有人火星探査には「国民の熱狂」が必要
2005年3月21日
国立天文台アストロ・トピックス。ディープ・インパクト彗星突入の観測提案公募について。
国立天文台 アストロ・トピックス No.89 『地上大望遠鏡群、ディープ・インパクト突入観測の共同で公募』
2005年3月20日
[Astronomy Picture of the Day] 散開星団NGC 2266。
NGC 2266: Old Cluster in the New General Catalog
今年7月に予定されるディープインパクト探査機のテンペル1彗星突入について、マウナケアの大望遠鏡(すばる、ケック、ジェミニ)が、世界の天文学者から観測提案の公募を開始しました。
観測提案特別公募:テンペル1彗星へのディープ・インパクト突入の観測
2005年3月19日
アストロアーツ
。宇宙のかなり早い段階から銀河団が存在していたというヨーロッパ南天文台のリリース(
3月3日
)について。
アストロアーツ: 90億光年先に、かなり成長した銀河団を発見
土星の衛星エンケラドスに大気を発見したというNASAのリリース
(
3月18日
)についての記事。
アストロアーツ: 土星の衛星エンケラドスに大量の大気を発見
カッシーニ/ホイヘンス トピックス
2005年3月18日
愛知県の長谷田勝美さんが、らしんばん座に新星らしき天体を独立発見しました。ラスカンパナス天文台の全天自動捜索システムASAS-3が3月11日に発見した天体で、長谷田さんは16日に撮影した写真から見つけたとのことです。
IAUC 8495: Poss. N IN Pyx; 141P
VSOLJニュース 第138号『長谷田勝美さん、らしんばん座に新星らしき天体を独立発見』
国立天文台 アストロ・トピックス No.88 『長谷田さん、らしんばん座に新星らしき天体を発見』
[星図/PNG] 新星の位置
(R.A. = 9h18m58s, Decl. = -29o42'36")
カッシーニは、土星の衛星エンケラドスに大気を発見しました。
Cassini Finds an Atmosphere on Saturn's Moon Enceladus
画像など
読売新聞 3月17日(Yahoo!News): 土星衛星・エンセラダスに大気、NASA探査機が発見
これまでに3個の超新星を発見した広瀬洋治さんによる講演会。4月3日、横浜・神奈川県立青少年センター。
特別天文講演会のお知らせ「超新星発見!」
読売新聞は、16日に外部諮問委員会が了承した宇宙航空研究開発機構の長期ビジョンで、20年以内の国産有人宇宙船の実現やマッハ5クラスの極超音速機の実用化が盛り込まれていると報じています。
読売新聞 3月17日(Yahoo!News): 国産有人宇宙船20年以内に、東京−ロス2時間飛行も
2005年3月17日
3月31日(30日〜31日にかけての夜)、月がアンタレスを隠す「アンタレス食」が起こります。国立天文台は「アンタレス食を計ろう」キャンペーンを企画。
国立天文台 アストロ・トピックス No.87 『3月30日深夜のアンタレス食』
横浜こども科学館: 宇宙・天文ニュース
東京では31日0時29分〜1時40分の間。各地の予報時間は横浜こども科学館の記事中にあります。
[Astronomiy Picture of the Day] マルカリアンの銀河鎖。
Markarian's Chain of Galaxies
ヨーロッパ南天文台でオメガ星団を観測。
ESO Press Release 07/05: A Tale of Two Populations
小惑星「イトカワ」へ向かっている探査機「はやぶさ」は、現在、500点満点中の150点まで達成。順調に飛行中。
JAXA: 第20号科学衛星(MUSES-C)「はやぶさ」の現状について
スピッツァー宇宙望遠鏡によって、110億光年の距離に太陽の10兆個分に相当する明るさの銀河が発見されました。大量の塵に埋もれているため、通常の観測では見ることができなかったとのこと。
NASA's Spitzer Space Telescope Exposes Dusty Galactic Hideouts
アストロアーツ: 太陽10兆個分の輝き、隠れたモンスター銀河を発見
マーズ・エクスプレスが火星の北極冠付近の地形を撮影した画像が公開されています。
ESA: Glacial, volcanic and fluvial activity on Mars: latest images
マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した、オポチュニテ ィとその周辺。
Opportunity Rover As Seen From Orbit
なんですが、これ、一年前に撮影されたものですね。着陸地点からエンデュランス・クレーターまで写っています。エンデュランス・クレーターの下方に写っている「Heatshield」は、後に隕石を発見したところですね。
日本惑星協会トピックス。探査機「はやぶさ」遠日点を通過:小惑星イトカワへの到着は今年の夏 / 探査機ロゼッタが最初の地球スイングバイに成功 / シャトル・ミッション再開へ
日本惑星協会
Wired News 「宇宙への招待」。民間有人宇宙飛行の3回目。
宇宙への招待(3):民間有人宇宙飛行が示してくれたもの(下)
2005年3月16日
火星探査車スピリットが、塩分に富んだ砂を発見。
マーズ・エクスプロレーション・ローバ トピックス
日本の5番目のX線天文衛星ASTRO-EIIを打ち上げるM5ロケット6号機の準備状況。第2段計器部と第3段モータの結合作業が報道公開されたとのこと 。
JAXA宇宙科学研究本部: M-V型ロケット6号機の組み立て進む
Wired News: 「宇宙への招待」。民間有人宇宙飛行の2回目。
Wired News: 宇宙への招待(3):民間有人宇宙飛行が示してくれたもの(中)
国際宇宙ステーション行きのロケット打ち上げスケジュール表。この表によれば、シャトルの(事故後)最初の打ち上げは5月15日で、今年度中に3回予定されています。また、ヨーロッパのATVが、来年5月に打ち上げられるようです。
NASA ISS Flight Program Launch Schedule 10 March 2005
【参考】ESA: Automated Transfer Vehicle (ATV)
2005年3月13日
アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡による不規則銀河 NGC 1427A。ろ座銀河団の重力に捉えられ、崩壊しつつあるとのこと。
アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた銀河崩壊寸前の現場
ヨーロッパ南天文台のVLT1は、1.8メートルの補助望遠鏡2基を使った干渉計実験に成功しました。
VLTI First Fringes with Two Auxiliary Telescopes at Paranal
NPO法人北海道宇宙科学技術創成センターなどは、12日、道工大生らが製作したCanSATを搭載したハイブリッドロケット「CAMUI」の打ち上げ実験に成功しました。
NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター
Wired Newsの「宇宙への招待」。昨年の歴史的な大事件である、民間による有人宇宙船の宇宙空間到達について。
Wired News: 宇宙への招待(3):民間有人宇宙飛行が示してくれたもの(上)
2005年3月12日
さじアストロパーク星景写真コンテストの入賞作品が公開されています。
第11回さじアストロパーク 星景写真コンテスト 入賞作品
[Astronomy Picture of the Day] 赤外線で見たM57リング星雲。たしかバレンタインデーの頃に公開されたやつ。
Infrared Ring Nebula
結構広がっているんですね。「花」としてはなんとなく気色悪いですが。
カッシーニは衛星エンケラドスに地表から500kmの高度まで接近しました。
Enceladus Up Close
Enceladus-1 Mission Description PDF (2 MB)
アメリカが再び力を入れだした有人宇宙探査について。
Wired News: 宇宙への招待(2):有人火星探査は実現するのか
2005年3月11日
恒星の質量は太陽の150倍が限界らしいとのこと。ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測から。
HubbleSite: Hubble Weighs in on the Heaviest Stars in the Galaxy
共同通信 3月10日(Yahoo!News): 星にも重さ制限 太陽の150倍が限界か
日本惑星協会トピックス。宇宙の不思議に迫る日本のX線天文衛星ASTRO-EII / スピリットが有力な水の存在を示唆する証拠を発見 / 日米欧の研究チーム、うまれたばかりの赤ちゃん星からのX線放射を発見
日本惑星協会
「若い宇宙は野菜スープのようだ」?
CfA Release No.: 05-08: Young Universe Looks Like "Vegetable Soup"
SpaceDailyによれば、NASAはヴォイジャーやパイオニアなど7つの探査ミッションを終了させる可能性があるとのこと。予算不足が理由のようです。
SpaceDaily: Interstellar Pioneers Facing Termination
news@nature.com
- ここが情報元です。購読者のみ閲覧可
これも新宇宙政策の影響?
2005年3月10日
小惑星「イトカワ」を目指す「はやぶさ」の話。以前にも書いていますが、2月18日に遠日点を通過しています。これからは再び太陽との距離が縮まるので電力量は増えるが地球から遠ざかるので通信が大変なようです。今年夏には「イトカワ」に到着する予定です。
JAXA: 「はやぶさ」遠日点通過!〜太陽から史上最も離れた電気推進ロケット〜
美星天文台のURLが変わりました。
http://www.bao.go.jp/
合併で住所が「岡山県井原市美星町」となったそうです。なお、bao.go.jp自体はかなり古いドメインのようです。
2005年3月9日
3月13日に水星が東方最大離角となります。この時期は黄道が地平線に対して立つので見やすくなります。
アストロアーツ: 2005年3月13日 水星が東方最大離角
- 夕方の空です。
Astronomy Picture of the Day: Mercury Over Leeds
2月26日に打ち上げられた運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)は静止軌道に載り、「ひまわり6号」の愛称が命名されました。
国土交通省: 運輸多目的衛星新1号(MTSAT−1R)の静止化完了及び愛称について
2005年3月8日
衝の時期の土星の環が特に明るく輝くとされる現象(「衝現象」「ハイリゲインシャイン現象」)について。
時期としては
1月の記事
と
昨日
の記事の間のものです。
月惑星研究会: 土星環のハイリゲンシャイン(Heiligenschein)現象について
2005年3月7日
全文検索やメールフォームなど一部のCGIが使用できない状態になっていました。
3月15日には月とすばるが接近します。3月26日には月と木星が接近します。
アストロアーツ: 2005年3月15日 月とプレアデス星団が接近
アストロアーツ: 2005年3月26日 月と木星が大接近
土星のハイリゲインシャイン効果
(
2005年1月22日
)について、永長さんの報告。5観測年度にわたる撮影を調べた結果です。
月惑星研究会関西支部: 土星衝効果について
2005年3月6日
Wired News。「太陽系探査が目指すもの」の後半。
Wired News: 宇宙への招待(1):太陽系探査が目指すもの(下)
読売新聞によれば、中国は、2回目の有人飛行を今年の9月にも実施可能とのこと。また女性宇宙飛行士の選抜も年末から来年はじめにかけて実施。
読売新聞 3月5日 (Yahoo!News): 神舟6号発射9月にも、女性飛行士選抜は年内開始
せんだい宇宙館の宇宙館フェスタ<春>、3月20日。
せんだい宇宙館: 宇宙館フェスタ<春>
改めて説明しますが、仙台市ではありません。鹿児島県薩摩川内市です。お出かけの際はご注意を。
2005年3月5日
ヨーロッパ南天文台で、OGLE-TR-122という恒星の伴星が、質量は木星の96倍ながら、サイズは木星より16%おおきいだけという星であることを突き止めました。
ESO Press Release 05/05: Undercover Stars Among Exoplanet Candidates
asahi.com: 最小の恒星を発見、木星とほぼ同じ大きさ
[HST] ほ座銀河団の不規則銀河NGC 1427A。
HubbleSite: The Impending Destruction of NGC 1427A
アメリカ、NSFのVLBAを使用した観測で、M33銀河の固有運動が測定されました。我々の銀河系の伴銀河をのぞけば、銀河の固有運動が測定されたのは初めてとのこと。
CfA Release No.: 05-07: Astronomers Measure Slowest Motion Across The Sky
NRAO: Super-Sharp Radio "Vision" Measures Galaxy's Motion in Space
カッシーニが衛星ディオネによるレアの食を観測しました。
JPL: Cassini's Private Eclipse
SETI@homeのような分散コンピューティングの手法を用いて、天文台の観測データから太陽系外惑星を探査しようという計画「PlanetQuest」について。
Wired News: 分散コンピューティングで太陽系外惑星を探す
PlanetQuest
2005年3月4日
チャンドラが撮影した木星のオーロラ。
Jupiter: Chandra Probes High-Voltage Auroras on Jupiter
Wired News: 世界の宇宙機関が力を入れている、太陽系内の天体の探査について。
Wired News: 宇宙への招待(1):太陽系探査が目指すもの(上)
「あなたの名前を○○に送ろう!」、ついに冥王星に行けます。
Send Your Name to Pluto!
2005年3月3日
NASAゴダード宇宙センターと東京大学などによるチームは、ヨーロッパ宇宙機関のX線天文衛星XMMニュートンと日本のすばる望遠鏡、チャンドラやハワイ大学の88インチ望遠鏡などを用いて、暗黒星雲の奥にある誕生直後の星を世界ではじめて観測。
NASA:Baby Star is Way Ahead of its Time
NASA記者発表に関する日本側のチームからの詳細情報
ヨーロッパ南天文台のVLTとヨーロッパ宇宙機関のX線観測衛星XMMニュートンによる観測で、宇宙が誕生してからかなり早い段階で大きな銀河団が存在していたことが明らかに。
ESO Press Release 04/05: Surprise Discovery of Highly Developed Structure in the Young Universe
日本惑星協会トピックス。
火星の地表下に広大な氷の海が存在する? / 最も明るい銀河系の輝き / 土星の衛星が37個に
日本惑星協会
H-2Aロケット7号機の打ち上げ結果について。
MTSAT-1R/H-IIA・F7の打上げ結果について(速報)
ヨーロッパの彗星探査機ロゼッタが、3月5日、地球に接近します。
横浜こども科学館: 2005年3月5日 ロゼッタ探査機の地球接近
学術成果の広報と報道に関するシンポジウムII、3月10日。
国立天文台: 学術成果の広報と報道に関するシンポジウムII
2005年3月2日
メガスターII 4号機が完成。
メガスターニュース: メガスターII-4号機が完成
西はりま天文台と国立天文台水沢観測所が共同で地球外文明の捜索を始めました。
共同通信 3月1日(Yahoo!News): 光と電波で宇宙人探せ 兵庫と岩手の天文台が協力
西はりま天文台: 日本一大きな望遠鏡で宇宙人をさがそう
3月31日には月がアンタレスを隠す現象が全国でみられます。
アストロアーツ: 2005年3月31日 アンタレスの食
2005年3月1日
「ライブ!ユニバース」は、2005年4月9日の金環皆既日食をネット中継する「LIVE!ECLIPSE 2005」を実施します。
http://www.live-eclipse.org/
http://日食中継.jp/
http://k.live-eclipse.org/
- 携帯電話向け
日本語JPドメイン(
http://日食中継.jp/
)はIE以外の主要ブラウザ(Mozilla, Firefox, Opera, Safariなど)最新版は標準対応、IEは
プラグイン
で利用可能です。ただし
まぎらわしい文字を使ったURLの偽称
には注意を。
カッシーニが土星を取り巻くRadiation Beltを観測。プラズマの流れがタイタンに衝突している画像などが公開されています。
SpaceRef.com: NASA Cassini Captures First-Ever Photographs of Saturn's Radiation Belts
報道によれば、JAXAはH-2Aロケット7号機の補助ロケットの回収を検討しています。
asahi.com: H2A、補助ロケット回収へ 引き揚げ可能か検討
ASTROーFの準備状況。
JAXA宇宙科学研究本部: 宇宙ニュース ASTRO-F 総合試験始まる
ふくはら なおひと(福原直人) [
自己紹介
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