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2005年2月27日
H-2Aロケット7号機は、2月26日18:25に打ち上げられ、約40分02秒後に、運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)が分離されました。打ち上げは成功しました。
JAXA: MTSAT-1R/H-IIA・F7の打上げ結果について
カウントダウンページ
宇宙作家クラブ ニュース掲示板
- 写真や記者会見の模様など。
また、H-2Aロケット7号機は、MTSAT-1Rの分離後に、第二段ロケットの再々着火実験を行いました、
JAXA: H-IIAロケット7号機 再々着火実験の結果について
すばる望遠鏡による、木星の約40倍の質量を持つ若い伴星発見の記事
(
2月26日
)。画像があります。
すばる望遠鏡: 木星の約40倍の質量を持つ若い伴星を発見
ジェミニ南天文台による合体銀河の観測の記事
(
2月25日
)について、訳していただきました(ありがとうございます)。
地球から16億光年の距離にある、「EプラスA」という名前で知られる銀河は、約5億年前に、古くからあった楕円銀河が小さなガス状銀河を吸収合体して出来たと言う結論。ジェミニ南天文台は、この「EプラスA」に対して分光観測を実施し、K型星、A型星、OB型星の数とそれぞれの分布をマッピングし、a型星が古いK型星に混じって広く分布していること、一方OB型星はまったく見られないと言う事実から、上記の結論に達したとのこと。
2005年2月26日
[H-2A打ち上げ] いよいよです。打ち上げは17:09〜18:33の予定。
JAXA
[H-2A打ち上げ] ネット中継は、16:25よりオープニング、16:54頃より実況中継の開始と予定されています。ただし、状況により変更となることがあります。また各地で街頭中継などが予定されています。
中継ページ
中継スケジュール
[H-2A打ち上げ] 種子島宇宙センター総合指令棟(RCC)からの速報ページ。26日当日から。
RCC速報
[H-2A打ち上げ] 宇宙作家クラブが現地レポートを開始しました。
宇宙作家クラブ ニュース掲示板
国立天文台、神戸大学、東京大学、総合研究大学院大学などからなる研究チーム、おうし座DH星に、木星の約40倍の質量を持つ若い伴星を発見。すばる望遠鏡で、コロナグラフ撮像装置(CIAO)を使って直接撮影できたようです。
国立天文台 アストロ・トピックス No.86 『すばる望遠鏡、木星の約40倍の質量を持つ若い伴星を発見』
ホイヘンス探査機が着陸した前後、いくつかの地上天文台がタイタンを観測しました。そのひとつ、ヨーロッパ南天天文台のVLTで行われた観測について。
ESO Press Photo 04/05: Another Look at an Enigmatic New World
[Astronomy Picture of the Day] 土星の表面に現れた「龍の嵐」。土星で起きている巨大な雷雨と考えられているようです。
Saturn's Dragon Storm
2005年2月25日
スター・ウィーク 2005、キャッチコピー募集。
国立天文台 アストロ・トピックス No.85 『スター・ウィーク 2005、キャッチコピー募集』
H-2Aロケットの打ち上げは26日、17:09〜18:33。
MTSAT-1R/H-2A F7カウントダウン
宇宙航空研究開発機構
- 混雑緩和のために特別ページになっています
ジェミニ南天文台で、2つの銀河が合体した銀河を観測。
GMOS-South Probes Gas and Stellar Dynamics in Post-Merger Galaxy
何を観測したのかは、英語力がなさすぎて。。。(^^;
[カッシーニ] エンケラドス。
Cassini-Huygens: Multimedia - Images - Moons - Enceladus
2005年2月24日
「これまでで最も大きな爆発を観測」
と抽象的に書いた件(
2月21日
)の確かな記事。12月28日に、いて座方向、約3万光年の距離の軟ガンマ線リピーターSGR1806-20で起きた巨大フレアによるガンマ線が観測された、その強度は過去に観測されたどの太陽フレアのガンマ線よりも強く、すべての天文衛星のガンマ線検出器が飽和してしまったとのこと。
東京大学: 歴史上最大規模のガンマ線が約3万光年の彼方から地球に飛来
的川泰宣氏が日本惑星協会のメールマガジンに連載してきたコラムが本になるそうです。
共立出版近刊情報: 轟きは夢をのせて−喜・怒・哀・楽の宇宙日記−
JAXAは、X線天文衛星ASTRO-EIIの打ち上げ準備を進めています。
JAXA: X線天文衛星ASTRO-EII打ち上げに向けた準備を開始!〜M-V型ロケット6号機の第1組立オペレーションを終了〜
2005年2月23日
たぶん日本で最大規模の天文系オンラインコミュニティである、@niftyの「スペースフォーラム」は、Webフォーラムとして正式オープンします。
@nifty: スペースフォーラム
3月31日で@niftyのパソコン通信サービスが終了しますが、Webフォーラムとなることで、@nifty 会員でなくても参加できるようになるとのこと。
MTSAT-1Rを搭載したH-2Aロケット7号機の打ち上げは、24日の打ち上げ予定でしたが、種子島の天候不良のため、26日以降に延期することになりました。
JAXA: MTSAT-1R/H-IIA・F7の打上げ延期について
日本科学未来館のイベント「アースラウンジ」。3回目は「宇宙のなかの私の位置」というテーマででトークセッションが予定されています。展示期間3月2日〜3月31日、トークセッションは3月5日、3月12日、3月18日。
日本科学未来館: アースラウンジ シリーズ Vol.3 Where am I ? ――宇宙のなかの私の位置
2月18日は、冥王星が発見されてからちょうど75年目でした。
米惑星協会: PLUTO: THE DISCOVERY OF A PLANET
つまり、冥王星は発見されてから今日まで、公転軌道の3分の1も回っていません。
国立天文台三鷹キャンパスの公開望遠鏡による天体観望会、年間スケジュール。
国立天文台: 観望会年間スケジュール(予定)
[画像] シリウスとカノープス。
せんだい宇宙館ギャラリー:シリウスとカノープス
マーズエクスプレスの観測で、火星の赤道付近に、地球の極地方の地形に似た地形が発見され、大量のまとまった水の存在を裏付けるものと期待されている、という報道がありました。
MarsDaily: Space Observations Suggest Frozen Sea Under Mars' Surface
読売新聞 2月22日(Yahoo!News): 火星の赤道付近に“流氷原”、生物期待できる?
[Astronomy Picture of the Day] 土星のオーロラ。
Persistent Saturnian Auroras
2005年2月21日
昨年12月27日、これまでで最も大きな爆発が観測されました。我々の銀河系内、いて座の方向約5万光年のところにある中性子星SGR 1806-20で起きたもので、太陽が15万年かけて放出するだけのエネルギーを放出し、地球の電離層にも影響を出したとのこと。
NASA: Cosmic Explosion Among the Brightest in Recorded History
CfA Release No.: 05-06: Blast Affected Earth From Halfway Across The Milky Way
太陽エネルギー15万年分を放出 銀河系で巨大「爆発」
2005年2月19日
カッシーニのレーダーによる観測で、タイタンに直径440キロメートルの巨大クレーターが見つかりました。
JPL: Cassini's Radar Spots Giant Crater on Titan
Wired News: 『カッシーニ』、タイタンに巨大クレーターを確認
[Astronomy Picture of the Day] 北斗七星とホーエンツォレルン城。
Big Dipper Castle
月探査機スマート1は2月末には月の観測軌道に入ります。探査期間が、当初の半年間から1年半に延長されました。
スマート1 トピックス
DSPACEコラム「小惑星探査機が迎える正念場」。小惑星探査機「はやぶさ」は今年8月末〜9月に小惑星「イトカワ」に到着予定です。太陽や地球から最も遠い位置にあり、通信や電力確保など正念場を迎えています。
DSPACE: 小惑星探査機が迎える正念場
岩崎一彰・宇宙美術館で第7回天体写真&オーロラ写真コンテスト作品募集。締め切りは3月11日、展示は3月18日より。
岩崎一彰・宇宙美術館
- メニューより「コンテスト」を参照
同じく岩崎一彰・宇宙美術館のイベント、「カメラ付ケータイでお月様を撮ってみよう!」。2月13日〜26日、3月16日〜27日、4月13日〜24日。
岩崎一彰・宇宙美術館
- メニューより「イベント案内」を参照
2005年2月18日
すばる望遠鏡による観測で、いままで知られている中で最遠の銀河団が発見されたとのこと。
すばる望遠鏡: すばる望遠鏡、最遠の銀河団を発見
国立天文台 アストロ・トピックス No.84 『すばる望遠鏡、最遠の銀河団を発見』
銀河団の位置(時事通信社 Yahoo!Newsより)
- こういう星図がこういうところに載るのは珍しいかも
チャンドラによる観測。Lockman Holeという名前で知られる領域で多数の巨大ブラックホールを観測。
Lockman Hole: Weight Limits for the Biggest Black Holes
カッシーニとハッブル宇宙望遠鏡の観測で、土星のオーロラのユニークな特徴が明らかに。
共同通信 2月17日(Yahoo!News): ユニークな土星のオーロラ 同時観測で素顔明らかに
HubbleSite: Saturn's Auroras Defy Scientists' Expectations
2005年2月17日
西村栄男さん発見のはくちょう座新星は、はくちょう座V2361(V2361 Cyg)と命名されました。
IAUC 8487: V2361 Cyg = N Cyg 2005; 2005ai; C/1997 E2; 2005af
PSPのソフトにプラネタリウムが登場。
日本プラネタリウム協会: 最新ゲーム「ルミネス」に登場するプラネタリウム
H-2Aロケット7号機の打ち上げ準備は順調。
JAXA: H-IIAロケット7号機打上げ整備作業状況について
2005年2月16日
2029年4月に地球に大接近するとされる小惑星2004 MN4について、たぶん日本語で一番詳しい説明。
横浜こども科学館 宇宙・天文ニュース: 2029年に地球に大接近する小惑星
マーズ・エクスプレス、火星の地下のレーダー探査を予定。早ければ5月にも。
ESA: Green light for deployment of ESA's Mars Express radar
マーズ・エクスプレス トピックス
本当は2004年4月からの予定でしたが、アンテナの展開にトラブルがあったため、延期されていました。
キヤノンは、天体写真仕様のデジタル一眼レフカメラ「EOS 20Da」の受注販売を開始。オープン価格(予想実売価格25万円前後)。
アストロアーツ: キヤノン、天体写真用デジタル一眼レフ「EOS 20Da」を発表
ITmedia: キヤノン、天体撮影向けのカスタムモデル「EOS 20Da」受注開始
2005年2月15日
アストロ・トピックス
: 西村栄男さんによるはくちょう座新星発見。(
2月13日
の記事)
国立天文台 アストロ・トピックス No.83 『西村栄男さん、はくちょう座に新星を発見』
Wired News
:銀河系外部へ高速移動中の星を発見。(
2月10日
の記事)
Wired News:銀河系外部へ高速移動中の星を発見
アストロアーツ
: NASAからのバレンタインの贈り物。(
2月13日
の記事)
アストロアーツ: 毎年恒例、NASAからのバレンタイン・プレゼント画像
ビーグル2喪失の調査報告書が出版されました。
[PDF] 報告書
Publication of ESA/UK Commission of Inquiry into Beagle 2 03 February 2005
マーズ・エクスプレス トピックス
2005年2月14日
冥王星の衛星カロンの成因について、アメリカの研究者がシミュレーション実験を行い、冥王星に同程度の大きさの天体が衝突してカロンができたとすると、現在の冥王星とカロンの状態をうまく再現できたとのこと。
横浜こども科学館 宇宙・天文ニュース: 冥王星の衛星の誕生
アリアン5型ECAロケットが打ち上げに成功。
ESA: Enhanced Ariane 5 demonstrates heavy-lift capability
BBC News: Europe's super-rocket rides high
共同通信 2月13日(Yahoo!News): 新型アリアン打ち上げ成功 衛星2基が軌道に
2005年2月13日
静岡県の西村栄男さんは、2月10日(世界時)の観測から、「はくちょう座」に9.7等級の新星を発見しました。
IAUC 8483: Poss. N IN Cyg; C/2004 Y12, C/2005 A2-A5; 2005 AB
VSOLJニュース 第137号『西村栄男さん、はくちょう座に新星を発見』
[星図/PNG] 新星の位置
(R.A. = 20h09m19s, Decl. = +39o48'49")
カッシーニ探査機とスピッツアー宇宙望遠鏡から、バレンタインデーの贈り物です。スピッツアーからはM57、カッシーニは、もちろん土星の環です。
Spitzer Space Telescope: NASA and the Universe Send a Celestial Valentine
Cassini-Huygens: Multimedia - Images - Rings
スピッツアーのM57は「リング」というより「花」(リリースでは、椿の花によく似ているとの記述あり)です。
2005年2月11日
マーズ・エクスプレスが、窒素酸化物によると思われる火星の夜光を検出したとのこと。
ESA: ‘Nightglow’ seen in the upper atmosphere of Mars
マーズ・エクスプレス トピックス
ホイヘンスがタイタンの大気中を降下するときに遭遇したタイタンの風は、風速が時速400キロメートルにもおよぶことが、ホイヘンスの信号を受信した地上電波望遠鏡の観測でわかりました。
NASA: NASA Observations Help Determine Titan Wind Speeds
NRAO: Radio Telescopes ":Save the Day," Produce Data on Titan's Winds
H-2Aロケット7号機の打ち上げはネット中継される予定です。
MTSAT-1R / H-2A F7カウントダウン
asahi.comは、東大阪宇宙開発協同組合の青木理事長が退任する見通しであると報じています。
asahi.com 2月7日: 人工衛星「まいど1号」開発組合の青木理事長が退任へ
日本科学未来館のイベント「展示の前で研究者に会おう - 地球の双子惑星の謎に挑む! 〜金星人のための天気予報入門」、2月12日。
日本科学未来館 イベント: 地球の双子惑星の謎に挑む! 〜金星人のための天気予報入門
すばるショートムービー。テレビ会議システムによる遠隔の例として、テレビ会議システムによる日本科学未来館との遠隔講演の様子を公開。
すばる望遠鏡: すばるショートムービー テレビ会議システムによる遠隔講演
JAXA宇宙科学研究本部の吉川真助教授によるエッセイ。
JAXA宇宙科学研究本部: コラム「星の王子様」への旅 - 小惑星が教えてくれること -
NPO法人21世紀構想研究会の研究会「どうする日本の宇宙開発」。2月17日、東京。
国立天文台 アストロ・トピックス No.82 『21世紀構想研究会「どうする日本の宇宙開発」のお知らせ』
2005年2月10日
ホワイトハウスは7日に2006会計年度(2005年10月〜2006年9月)の予算案を議会に提出しました。NASAの予算は2.5パーセント増額されましたが、ハッブル宇宙望遠鏡については改修費は盛り込まれず、廃棄までの運用と延命のための予算となっているようです。
NASA関連の予算案
- もちろん英語。PDFで389ページあります。
Wired News: 米予算案、『ハッブル望遠鏡』補修費は盛り込まれず
【参考】
TPS/Jメール(2月9日)
- ヒューストンレポート参照
日本惑星協会トピックス。土星の氷衛星の新しい画像 / オポチュニティが最初に触れた火星の地表 / SOHOが見つけた900個目の彗星。
日本惑星協会
ジェミニ南望遠鏡が2004年12月に撮影したNGC 1532 1531銀河。
ジェミニ天文台: A Fiery Galactic Waltz
Harvard-Smithsonian Center for Astrophysicsの研究者が、我々の銀河系から高速で飛び出しつつある星を発見。銀河系中心の巨大ブラックホールに接近した結果、振り飛ばされたようです。
CfA Release No.: 05-05: First Stellar Outcast Discovered by Astronomers
[カッシーニ] 自然色で撮影した、土星の北半球とミマス。北半球の大気を通ってきた太陽光は青い光が散乱され、それに照らされて青くなっているようです。
Cassini Spacecraft Witnesses Saturn's Blues
2005年2月9日
板垣公一さんは、SN2005abに引き続いて、2月6日(世界時)の観測から、「くじら座」のNGC 941に17.4等級の超新星を発見しました(SN 2005ad)。
日本時間では、2月6日にSN2005ab、同日夕にSN 2005adと、同じ日に2個発見となる快挙です。
IAUC 8479
VSOLJニュース 第136号『板垣公一さんが、引き続いてNGC 941に超新星2005adを発見』
国立天文台 アストロ・トピックス No.81 『板垣さん、こんどはくじら座に超新星を発見』
[星図/PNG] SN 2005ad の位置
(R.A. = 2h28m29s.45, Decl. = -1o08'20".0)
SN 2005abの発見画像。板垣さん提供。
マークは福原による
スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡を使った観測。
Astronomers Discover Beginnings of 'Mini' Solar System
2005年2月8日
板垣公一さんが、2月5日(世界時)の観測から、「りょうけん座」のNGC 4617に16.7等級の超新星を発見しました。(SN 2005 ab)
IAUC 8478
国立天文台 アストロ・トピックス No.80 『板垣さん、りょうけん座に超新星を発見』
VSOLJニュース 第135号『板垣公一さん、NGC 4617に超新星2005abを発見』
[星図/PNG] SN 2005ab の位置
(R.A. = 12h41m05s.18, Decl. = +50o22'56".2)
Wired News。チャンドラによる、銀河間に存在すると考えられていた「隠れた物質」の発見について。
Wired News:宇宙の「隠れた」物質を発見、「暗黒物質」解明の手がかりに
asahi.comは、石垣島に1メートル光学・赤外線望遠鏡を設置する天文台が今夏にも開設されると報じています。
asahi.com(2月7日): 星降る石垣島に今夏にも新天文台 惑星探査の支援に期待
JAXA宇宙科学研究本部のコラム。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センターから販売されているCAMUI型ハイブリッドロケットについて。
JAXA宇宙科学研究本部: ハイブリッドロケット CAMUI
宇宙作家クラブ企画のトークライブ。2月12日。
SACニュースページ
2005年2月7日
日本流星研究会、日本火球ネットワークは、火球を目撃した際の報告を受け付ける入力フォームを公開しました。
日本流星研究会: 流星・火球・隕石に関する最新情報
入力フォーム
H-IIAロケット7号機は6日に極低温試験を実施、良好に終了。
JAXA: H-IIAロケット7号機 極低温点検の結果について
MTSAT-1R / H-2A F7カウントダウン
2005年2月6日
2029年の地球衝突可能性が心配された小惑星2004MN4ですが、アレシボ天文台が先月末に観測を行いました。それによると、小惑星2004MN4は2029年4月13日には静止衛星の軌道ぐらいまで接近するようです。
JPL: Radar Observations Refine the Future Motion of Asteroid 2004 MN4
[Astronomy Picture of the Day] 408MHzの電波で見た全天。
The Radio Sky: Tuned to 408MHz
2005年2月5日
2002年、月ごとに大きな変化を見せていた、いっかくじゅう座V838の現在の姿。
Light Continues to Echo Three Years After Stellar Outburst
NASAの研究者がハワイのケック1望遠鏡で土星の温度分布を観測したところ、南極点が特に温度が高くなっていることがわかりました。南半球はちょうど夏ですが、南極がこんなに暖かくなっているのは予想外とのことです。
JPL: Saturn's Hot Spot
共同通信 2月4日(Yahoo!News): 土星の南極、なぜか高温 NASAの研究者が観測
ハッブル宇宙望遠鏡を改修するか廃棄するかについて、2日、米下院議会で公聴会が行われました。
Wired News:『ハッブル宇宙望遠鏡』改修か廃棄か、米下院で公聴会
2005年2月4日
国立天文台の「マックホルツ彗星見えるかな」キャンペーン、結果報告を追加。
「マックホルツ彗星見えるかな」キャンペーン
ホイヘンスに搭載されてタイタンに送り込まれた4曲の音楽について。
MUSIC2TITAN
- iTunesから購入できるようです。
カッシーニ/ホイヘンス トピックス2月2日
波打つ土星表面。
JPL: Going with the Flow
カッシーニ/ホイヘンス トピックス2月3日
2005年2月3日
神奈川県の広瀬洋治さんは、2月1日(世界時)の観測から、「おひつじ座」のNGC691に超新星を発見しました。(SN 2005W)
IAUC 8475: 2005W; 2005U; C/2004 Y9-Y11, C/2005 B2
VSOLJニュース 第134号『広瀬洋治さん、NGC 691に超新星2005Wを発見』
国立天文台 アストロ・トピックス No.79 『広瀬さん、NGC691 に超新星を発見』
[星図/PNG] 超新星SN2005W の発見位置
(R.A.=01h50m45s.75, Decl.=+21 45'35".6)
H-2Aロケット7号機によるMTSAT-1R衛星の打ち上げは2月24日。予備日2月25日から3月9日。
JAXA: H-IIAロケット7号機の打上げについて
JAXA: 平成16年度冬期ロケット打上げ計画書(案)
H-2Aロケット7号機の打ち上げカウントダウンページがオープン。
株式会社ロケットシステム: MTSAT-1R / H-IIA F7 カウントダウン
日本惑星協会トピックス。 太陽風のサンプルの分析が始まる / タイタンの地表の画像 / リング系に巨大な土星の影
日本惑星協会
CNNによると、NASAはスペースシャトルの飛行再開を5月から6月にも想定しているとのこと。
CNN.co.jp(2月2日): 5月にも飛行再開可能か、米シャトル空中分解から2年
プラネタリウムのライブ投影を、その施設の職員だけでなく他施設の「名物解説者」や素人などが行うイベントが最近目立ってきているとのこと。
日本プラネタリウム協会: ライブ投影・解説の競演イベントが流行?
2005年2月2日
二重星団に接近したマックホルツ彗星。
滝根町星の村天文台: マックホルツ彗星を撮影!
関崎海星館
- マックホルツ彗星情報から
アイベル: マックホルツ彗星、観測絶好機!
星の風景
- 「マックホルツ彗星(1/28)」へ
ASTRO PHOTO GALLERY
- マックホルツ彗星のページへ
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト制作コンテンツの配信が始まりました。
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
国立天文台は平成18年(2006年)の暦要綱を発表しました。2006年は、春分:3月21日、夏至:6月21日、秋分:9月23日、冬至:12月22日。
国立天文台 アストロ・トピックス No.78 『平成18(2006)年の暦要項』
大質量ブラックホールを持つ銀河同士が衝突した証拠をケック望遠鏡が観測。
ケック天文台: KECK LASER CAPTURES NEW VIEW OF DISTANT COLLIDING GALAXIES
アストロアーツ: 大質量ブラックホールをもつ銀河同士が、50億光年かなたで衝突
2005年2月1日
ホイヘンスのタイタン着陸で、ESAのウェブサイトは1月15日の一日に91万9千人の訪問者(external visitorsと表現されています)、約680万ページビュー、データ転送量約6テラバイトを記録。また、ホイヘンス着陸時には323のメディアが集まったとのこと。
ESA: Titan attracts record visitor and media attention to ESA
カッシーニ/ホイヘンス トピックス
銀河団の高温ガスが発するX線を観測して元素合成の謎に迫る取り組みを紹介。
JAXA: 宇宙科学の最前線: 銀河団の高温ガスから元素の合成史・星の形成史を読み解く
ふくはら なおひと(福原直人) [
自己紹介
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