星が好きな人のための新着情報

2004年10月30日

• 28日早朝、西日本で火球。
  • 日本火球ネットワーク: 掲示板の当該スレッド
  • くまにち.コム: 火球？　熊本など西日本各地で目撃情報　いん石の可能性も
• ヨーロッパ南天天文台のVLTによる、南天の4個のケフェウス型変光星の観測。
  • ESO Press Release 25/04: Measuring Cosmic Distances with Stellar Heart Beats
• [Astronomy picture of the Day] 赤い月。
  • Red Moon Triple
• Wired News: カッシーニが撮影したタイタンの姿に、さらに謎が深まったという記事。
  • Wired News: 『カッシーニ』探査、土星の衛星タイタンに深まる謎
  新しい知見が得られれば謎も増えます。
• JAXAは、2004年度冬の打ち上げを目指していた第23号科学衛星「ASTRO-EII」の打ち上げを延期しました。H-2Aロケットの打ち上げ再開に集中するため。
  • JAXA: ASTRO-EII/M-Vロケット6号機の打上げ時期の延期について

2004年10月29日

• 1572年、ティコ・ブラーエたちによって観測された超新星の伴星が生き残っているのが発見されました。Ia型超新星は、もともと白色矮星と普通の恒星からなる連星系で、恒星から白色矮星に降り積もったガスが超新星爆発の引き金になる、と考えられていますが、その直接的な証拠となるようです。
  • HubbleSite: Stellar Survivor from 1572 A.D. Explosion Supports Supernova Theory
• 11月上旬の木星と金星の接近について。11月5日に最も接近します。
  • 横浜こども科学館: 宇宙・天文ニュース - 接近の様子をシミュレーションした動画があります。
  • アストロアーツ: 2004年11月5日 金星と木星が接近
  • [星図/PNG] 11月5日早朝の東の空 11月5日、05時05分(日の出1時間前) 東京。高度線は10度間隔。
  わざわざ図に描かなくてもわかりますね、明るいから。
• [Astronomy Picture of the Day] タイタン。
  • Tantalizing Titan
• 地球の裏側で皆既月食でした。
  • CNN.com: Stargazers enjoy total lunar eclipse
• カッシーニに搭載されている、ハイゲンスプローブの着陸予定地点。
  • SaturnToday: Hugyens' Landing Site
• 東大阪宇宙開発協同組合(＜アストロテクノロジー SOHLA＞)理事長の青木豊彦さんのインタビュー。
  • DSPACEコラム - 衛星作りはフットワークや

2004年10月28日

• これまで世界で8人しか撮影に成功していない、アナレンマの撮影について。
  • Wired News: 太陽が空に描く8の字の軌跡――『アナレンマ』撮影奮闘記
  • 【参考】wired.com: 記事で紹介されている、アナレンマの写真(英語)
  アナレンマの写真は「新着情報」でも何度か紹介したことがありますが、どうやって撮影したんだろうと考えると気が遠くなります。究極の天体写真といっていいと思います。
• 11月上旬、明け方の東の空で金星と木星が接近。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.60 『明け方に木星と金星の接近ショー』
• チャンドラによる NGC 4555の観測。銀河の本体の周りを1千万度もの高温のガスが取り巻いています。
  • NGC 4555:Chandra's Find of Lonely Halo Raises Questions About Dark Matter
• 探査機カッシーニは、米太平洋時間で26日早朝、タイタンのフライバイに成功しました。最接近距離はタイタンの表面から1200kmです。
  • 日本惑星協会:探査機カッシニ、２６日早朝（米太平洋時間）タイタンを最接近通過
• スピッツアー宇宙望遠鏡による観測(10月20日、10月27日)の続き。この観測から、宇宙には岩石質の地球型惑星が非常に豊富にあるのではないかと推定されるとのこと。
  • 日本惑星協会:宇宙には地球型惑星がいっぱい？
• 彗星の核に衝突させる「インパクター」を搭載する、探査機「ディープインパクト」は12月に打ち上げ予定です。
  • 日本惑星協会:探査機ディープ・インパクト打ち上げへ
• アストロ・トピックス: マウナケアの三大望遠鏡が観測時間の相互乗り入れを開始、の記事。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.59 『マウナケアの三大望遠鏡が観測時間の相互乗り入れを開始』

2004年10月27日

• マックホルツ彗星の近況。
  • Stella Scenes: 2004/10/22〜23のマックホルツ彗星
• 10月28日、アメリカ・ヨーロッパなどで皆既月食が見られます。日本からは見られません。
  • 横浜こども科学館: 宇宙・天文ニュース
  • NASA: Total Lunar Eclipse: October 27-28, 2004
• 土星探査機カッシーニは、26日、衛星タイタンをフライバイします(しました)。
  • Cassini-Huygens Home
    • Eyes on Xanadu - 「ザナドゥ(桃源郷)」と呼ばれる大陸サイズの地形
    • High in the Titan Atmosphere
    • Seasonal Differences - 北半球と南半球でもやの輝きが違います。季節による差？
• スピッツァー宇宙赤外線望遠鏡の観測で、惑星の形成が、これまで考えられていた以上に激しい衝突を経て進むことが明らかになったとのこと。(2004年10月20日に報じた内容の詳細)
  • アストロアーツ: スピッツァー宇宙赤外線望遠鏡が明かした、惑星形成の新シナリオ

2004年10月26日

• ヨーロッパ南天天文台パラナル観測所のVLTを使った観測で、おとめ座銀河団の銀河間空間にある多数の惑星状星雲の速度が高精度に測定されました。その結果から、おとめ座銀河団はまだ形成途中であるようです。
  • ESO Press Release 24/04: The Virgo Cluster of Galaxies in the Making
• 10月23日に太陽で発生した巨大プロミネンスを、ルナ天文台でライブ中継していました。その映像がGIFアニメーションで見られます。
  • ルナステーション: 星のライブ中継 - 消えた巨大プロミネンス〜（2004年10月23日）
  近々ダイジェスト映像も公開予定とのこと。
• 第12回衛星設計コンテスト、最優秀賞は東京工業大学大学院チームの「偏光Ｘ線天文衛星『燕』」。
  • JAXAホットトピックス

2004年10月24日

• 10月23日、太陽に巨大なプロミネンスが出現しました。
  • ぐんま天文台: 速報！2004年10月23日の巨大プロミネンス
  • 仙台市天文台: 10月23日に出現したプロミネンス
• 報道によれば、NASAやイタリアの国際研究チームが、一般相対性理論から予言されていた「慣性系の引きずり」現象を、2基の人工衛星を使った10年にわたる観測で確認したとのこと。
  • 読売新聞 (Yahoo!News 10月22日): アインシュタイン予言通り、「慣性系の引きずり」確認
  • asahi.com(10月23日): 米・伊チームが「時空のゆがみ」観測　相対性理論を証明

2004年10月23日

• 「逆断層型」地震は、月の引力の効果が断層のずれを促す向きのとき、その逆の向きの時よりも多く発生しているという研究結果が、サイエンス誌に掲載されるとのこと。
  • asahi.com(10月22日): 月の引力が地震発生の引き金に　防災科研など発表

  月と地震の関係、というと胡散臭くて退いてしまうのですが、サイエンスに載るということでしっかりした研究なのでしょう。

• 宇宙船内などで育てた野菜などの材料で、長期の宇宙活動中の食料をまかなおうという研究が欧州宇宙機関(ESA)で進められています。
  • DSPACE コラム - 「火星飛行でもグルメでいたい」を参照

2004年10月22日

• 「太陽が地球の周りを回っている」と考える小学生が4割、と発表して議論を巻き起こした研究の詳細ドキュメントが公開されています。
  • 理科教育崩壊 〜天動説を支持する小学生は4割〜
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.58 『太陽は地球のまわりを回っている!??』
• カッシーニによる土星本体の画像。緯度帯の縁にそって渦が多くできています。
  • Rough Around the Edges
• JAXAによる宇宙開発委員会への報告。平成13年末に科学観測を中断、今年4月に運用終了した第14号科学衛星（SOLAR-A）「ようこう」の成果について。
  • 第14号科学衛星（SOLAR-A）「ようこう」の成果について
• 欧州宇宙機関は、大学生たちが中心に製作した小型人工衛星の完成が間近であると発表。
  • ESA: Built via the internet, student satellite coming to life at ESA-ESTEC
  • PYCOM PCWEB: ネットで打ち合わせた部品を集め、学生が人工衛星製作 - 次は地球周回衛星

2004年10月21日

• イギリス、スウェーデン、オランダ、ポーランド、プエルトリコの電波望遠鏡をネットでつなぎ、ハッブル宇宙望遠鏡の5倍の分解能を実現した「e-VLBI」について。
  • Jodrell Bank Observatory: Astronomers Demonstrate a Global Internet Telescope
  • アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡の5倍の分解能を持つインターネット望遠鏡「e-VLBI」が登場
• 太陽系の各所に配置した基地から放射したプラズマビームで宇宙船を加速する宇宙輸送システムが研究されています。
  • Wired News: 火星往復が3ヵ月、プラズマビームの新推進システム
• 日本惑星協会トピックス。
  *スピリットとオポチュニティが小惑星の名前に
  *カッシニが撮影した土星の新しい画像
  *可視光と赤外線画像で撮影した岩石の露頭
  • 日本惑星協会

2004年10月20日

• マウナケアの三大望遠鏡(すばる、ケック、ジェミニ北)が観測時間の相互乗り入れを開始。
  • すばる望遠鏡: マウナケアの三大望遠鏡所長、連名で地元の新聞に投稿：連帯をアピール - マウナケアの三大望遠鏡が観測時間の相互乗り入れを開始
• スピッツアー赤外線宇宙望遠鏡で惑星の形成過程を観測。
  • Astronomers Discover Planet Building Is Big Mess
• ジェミニ北望遠鏡とケックII望遠鏡による観測で、エリダヌス座EF連星系を構成する一方の星が、新種の天体であることがわかったとのこと。
  • ジェミニ天文台: Mystery Object Neither Star Nor Brown Dwarf
  • アストロアーツ: 連星系に新種の天体発見か
• 「再び月を目指しませんか？」日本の月探査計画SELENE。
  • JAXA: 宇宙科学の最前線:再び月を目指しませんか？
• 仙台市天文台: 肉眼で見えるもっとも遠い天体を紹介。
  • 仙台市天文台: 肉眼で見える？　最も遠い天体

  つまり、あの天体です。

• 種子島宇宙センターの天体観察会。10月28日。
  • JAXA: 種子島宇宙センター 天体観察会のお知らせ〜お月見をしよう〜
• 国立天文台 三鷹キャンパス特別公開。10月23日
  • 国立天文台

2004年10月19日

• 10月26日は十三夜のお月見です。
  • こよみのページ: もう一つの名月・九月十三夜の月

  十五夜のお月見だけで済ませていては「片見月」といって良くないそうです。

• 10月28日は南米などで皆既月食です。ただし日本からは全く見られません。
  • 横浜こども科学館 宇宙・天文ニュース: おもな天文現象 10月
• 探査機ジェネシスの回収カプセルが、パラシュートが開かず空中回収に失敗したのは、パラシュートを開くタイミングを図る重力スイッチが誤った取り付けられ方をしていたのが原因の一つらしい、と、NASAが発表しました。
  • NASA RELEASE : 04-345 : NASA's Genesis Mishap Board & Researchers Both Report Progress
  • Wired News: 宇宙探査カプセル、地上激突の原因はスイッチか
• 国際宇宙ステーション(ISS)の第10次滞在クルー、ISSに到着。
  • 国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-57(和訳)
• まだまだ活動中のマーズローバーの近況。
  • マーズ・エクスプロレーション・ローバ　トピックス

2004年10月18日

• アストロ・トピックス。板垣さんの超新星2004ez 発見について。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.57 『板垣さん、こじし座に超新星を発見』
• 純国産最大口径である1.2メートルカセグレン鏡を擁する「たかはし天文台」が、岡山県高梁市に建設中です。
  • カセグレン式反射望遠鏡を作ろう！

  見て、あれっと思われたかも知れません。そう、個人の天文台で、もちろん望遠鏡も天文台も、事実上の自作です。

2004年10月17日

• 板垣公一さんは、10月15日（世界時; 日本時間16日未明）の観測から、「こじし座」のNGC 3430に17.3等の超新星を発見しました。(SN 2004ez)
  発見画像

  	クリックで拡大(544x374)
  	2004年10月16日 04時41分35秒JST〜13秒露出。 60cm反射F5.7, BT-214E

  • VSOLJニュース 第131号『山形市の板垣さん、NGC 3430の超新星2004ezを発見』
  • IAUC 8419: 2004ey; 2004ez; C/2004 P6, P7, Q3-Q6, R4-R7,, T2
  • [星図/PNG] SN 2004ez の位置(R.A. = 10h52m15s.11, Decl. = +32o57'20".1)

2004年10月16日

• 10月14日の日食写真。
  • Stella Scenes: 日食・月食写真集
  • アストロアーツ: 投稿写真集 4
• アストロアーツ: スピッツァー宇宙赤外線望遠鏡による新たな球状星団の発見。(10月14日既報)
  • アストロアーツ: 天の川銀河の最後の化石？新たな球状星団の発見
• DSPACEコラム。NASAが、人よりも敏感に臭いをかぎ分ける装置を開発中。
  • DSPACE: 宇宙でアナタを救う!? 「人工鼻」

2004年10月15日

• 部分日食は楽しまれましたでしょうか。
  • いつものYahoo!News サイエンストピックス 日食、月食
  • アストロアーツ: 【投稿画像集】2004年10月14日 部分日食、その2、その3
  • 名寄市立木原天文台 - 「速報 １０月１４日　部分日食最新画像」を参照
  • 銀河の森天文台 最新情報: 部分日食を観測！
  • パレットおおさき: 部分日食　速報
  • 仙台市天文台: ２００４年　１０月１４日の部分日食観測成功！
  • 葛飾区郷土と天文の博物館
  • 横浜こども科学館
  • 富山市天文台
  • 綾部市天文館
  • 学研都市の空
  • 21世紀フォトギャラリー: 大阪での部分日食
  • 星の子館: 部分日食2004年10月

  Yahoo!Newsとアストロアーツ以外は、だいたい日本の北東から南西へと並べてみました。食分の違いが出るかな。

• アストロ・トピックス: ペルセ群による月面衝突発光の観測について。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.55 『世界初: ペルセウス座流星群による月面衝突発光を捉えた』
• 日本原子力研究所 光量子科学研究センターの早川岳人副主任研究員が、超新星爆発の光が重元素を生成したことを示す法則を発見。
  • 国立天文台: 超新星爆発の光が重元素を生成した証拠を発見
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.56 『超新星爆発の光が重元素を生成した証拠を発見』
• すばる望遠鏡Webサイトに 「すばる望遠鏡一般見学 ヴァーチャルツアー」というページが。
  • すばる望遠鏡一般見学バーチャルツアー
• 読売新聞によれば、NPO法人北海道宇宙科学創成センターが小型ロケットの販売を始めたことについて、テロへの転用を警戒する声が、副大臣の間で出たとのこと。
  • 読売新聞 (Yahoo!News 10月14日): 小型ロケット販売「テロ転用の危険」と副大臣間で議論

2004年10月14日

• 本日は部分日食です。
  • アストロアーツ: 2004年10月14日 部分日食
  • 横浜こども科学館: ２００４年１０月１４日の部分日食
• マーズ・エクスプレスによる、火星南部のプロメテイ平原の画像。
  • マーズ・エクスプレス　トピックス
• 銀河系の中心では平均で2000万年に1度の割合で大量の星が爆発的に誕生しているとのこと。それらはすぐに超新星爆発を起こし、周囲の生命を完全に殺すため、銀河中心では生命が長く存在することは難しい。ハーバード・スミソニアン天体物理センターの研究チームによる研究成果。
  • CfA Release No.: 04-31: Frequent Starbursts Sterilize Center of Milky Way
  • アストロアーツ: 銀河系中心の生命体の命と進化に道はない、スターバーストのシナリオ
• ハッブル、スピッツァー、チャンドラによる、「ケプラーの星」の共同観測。(2004年10月8日)
  • JPL: Great Observatories May Unravel 400-Year-Old Supernova Mystery
  • アストロアーツ: 発見から400年、ケプラーの新星の謎を解く
• スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡による観測。新しく見つかった球状星団の一つは、最後の天の川の「化石」？
  • Newfound Star Cluster May Be Final Milky Way 'Fossil'
• 日本惑星協会トピックス。
  * 日本観測チームが快挙： 世界で初めて太陽系外に「微惑星のリング」を発見
  *スピリットとオポチュニティが遭遇した興味深い岩石の露頭
  *土星の南半球と嵐
  • 日本惑星協会
• 「第2回航空機による無重力実験コンテスト」実施選定テーマの選定結果。30件の応募のうち6テーマを選定。
  • 第2回航空機による無重力実験コンテスト」実施選定テーマの選定結果について
• 困ったことに台風23号が発生しました。この台風のアジア名は「Tokage(トカゲ)」、日本の提案による名称ですが、由来は星座の「とかげ座」です。
  • Yahoo!天気予報:台風情報
  • 気象庁: 台風のアジア名

2004年10月13日

• ライブ・ユニバース、10月14日の部分日食を中継。
  • LIVE! ECLIPSE 2004 partial
• C/2004 Q2 マックホルツ彗星。
  • Space Hunter - 更新されていたら「過去の表紙写真」へ
  • 21世紀フォトギャラリー: マックホルツ彗星(C/2004 Q2)
• C/2004 R2 (ASAS) 彗星が、10月6日から9日にかけて、SOHOのコロナグラフの視野を通過しました。
  • SOHO: Comets criss-cross near the Sun (October 7, 2004)

  C2ではわかるのですが、C3ではよくわかりませんでした。

• [Astronomy Picture of the Day] 球状星団 M3。変光星がいっぱい写っています。
  • M3: Inconstant Star Cluster
• さじアストロパーク星景写真コンテスト。募集期間:2005年1月10日〜2月20日（必着）。
  • 第１１回さじアストロパーク星景写真コンテスト

  時間がたっぷりあるので、これからでも応募を前提で撮れますね。

• 結局打ち上げられずに終わったH2ロケット7号機が、引き取り手がなく廃棄の危機にある、と、読売新聞が報じています。
  • 読売新聞 (Yahoo!News 10月9日): 貴重な資料「Ｈ２」７号機、引き取り手なく廃棄の危機
• Wired News: NASAのロボット宇宙船、テスト開始へ。
  • Wired News: NASAのロボット宇宙船、テスト開始へ

2004年10月9日

• C/2004 Q2マックホルツ彗星の画像。
  • せんだい宇宙館: C/2004Q2 マックホルツ彗星
• 天文ではなく気象現象ですが、10月7日、宮城県内で、大気中の氷の結晶に地上の明かりが反射して起こる「光柱現象」が観測されました。仙台市天文台は、その現象をほぼ真下で観測しています。
  • 河北新報: 漂うあかり　宮城北部沿岸で「光柱現象」
  • 仙台市天文台: 2004年10月7日の怪光現象

  珍しいし、きれいなんだけど、考えさせられる現象でもあります。

• DSPACEコラム: SpaceShipOneの成功と、ヴァージン・グループによる宇宙旅行について。
  • DSPACEコラム -「ホテルも宇宙で？　宇宙旅行計画」を参照

2004年10月8日

• 国立天文台 三鷹キャンパス 特別公開の開催日が間違っていました。正しくは 10月23日(土) 10時〜19時とのことです。訂正版のアストロトピックスが発行されましたので再掲載します。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.52 『国立天文台 三鷹キャンパス 特別公開日 (修正版)』
• 茨城大学、宇宙航空研究開発機構、東京大学、国立天文台の研究者からなる研究チーム、すばる望遠鏡による観測で、がか座β星の周囲に、微惑星からなるリングを発見。
  • JAXA: 世界で初めて太陽系外に「微惑星のリング」を発見 〜若い惑星系の詳細をはじめて明らかに〜
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.53 『すばる望遠鏡、がか座ベータ星のまわりで新たなダストリングを発見』
• 国立天文台 アストロ・トピックス: 10月14日の部分日食について。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.54 『10月14日の部分日食』
• 日本スペースガード協会関西支部 講演会。11月6日。
  • ＯＡＡメッセージボード: 日本スペースガード協会関西支部講演会のお知らせ
• ハッブル、チャンドラ、スピッツアーの三望遠鏡が共同で、ケプラーの星を詳細に観測。
  • Candra: Kepler's Supernova Remnant: NASA's Great Observatories Provide a Detailed View of Kepler's Supernova Remnant
  • Spitzer: Great Observatories May Unravel 400-Year-Old Supernova Mystery
  • Hubble: NASA's Great Observatories May Unravel 400 Year Old Supernova Mystery
• 10月14日の部分日食のネットライブ予定一覧。
  • 星の子館: 久しぶりの日食を見よう 2004年10月14日部分日食中継

2004年10月7日

• アストロアーツ: HETE-2が超新星爆発の兆候かもしれない現象をとらえた。(10月4日の記事の関連)
  • アストロアーツ: HETE-2が捉えた、超新星爆発の兆候と思われる高エネルギー現象
• 国立天文台 三鷹キャンパス 特別公開。[an error occurred while processing the directive]10月24日[an error occurred while processing the directive]10月24日[an error occurred while processing the directive]10月23日(10月8日訂正)。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.52 『国立天文台 三鷹キャンパス 特別公開日』
• 日本惑星協会トピックス。
  *宇宙船スペースシップ・ワン、アンサリXプライズを獲得民間による宇宙旅行の実現へ大きく前進
  *現存する火星生命の証拠？
  *衛星を従えた土星
  • 日本惑星協会
• マーキュリー計画の宇宙飛行士の一人、 Leroy Gordon Cooper氏が逝去。77歳。
  • 惑星協会: 'Right Stuff' Astronaut Gordon Cooper Dies at 77
  • 【参考】マーキュリー計画（Project Mercury）

2004年10月6日

• アンサリXプライズへの挑戦における2回の飛行を成功させたSpaceShipOne関係。
  • アンサリXプライズ財団によるリリース(英語)
  • Scaled Composites - Tier One / SpaceShipOne Home Page
  • Wired News: 『スペースシップワン』、ついにXプライズを獲得
  • MYCOM PCWEB: SpaceShipOneがX2に成功、X Prize賞金1,000万ドルを獲得
  • CNET Japan: スペースシップワン、2回目の飛行にも成功--賞金1000万ドルを獲得
  • asahi.com(10月05日): 民間宇宙飛行、２度目も成功し賞金１１億円獲得
  • SpaceDaily.com: Stubby, Rubber-Burning 'Flash Gordon' Craft Heralds A New Space Age
  • [Astronomy Picture of the Day] SpaceShipOne Wins the X-Prize
  • 共同通信 (Yahoo!News 10月5日): 民間宇宙産業の幕開け宣言　設計者「ＮＡＳＡに勝利」
  • ロイター (Yahoo!News 10月5日): 米民間宇宙船、2度目の飛行成功で1000万ドル獲得へ
• 誕生から10億年後の宇宙には矮小銀河が多く存在。ハッブルの観測(9月28日)。
  • アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡がせまる、銀河の夜明け
• マーズ・エクスプレスによる観測で、太陽風が火星大気の奥深くに入り込んでいることが確かめられ、この太陽風による侵食で、大気(と水)が失われることになったのではないか、と見られているとのこと。(9月24日の記事も参照)
  • ESA: Mars Express latest findings give hints about water loss in the Martian atmosphere
  • 太陽風による大気侵食が原因か、火星が水を失ったプロセス

2004年10月5日

• SpaceShipOne、アンサリXプライズへの挑戦における2度目の飛行に成功した模様です。
  • Spaceflight Now: Mission Status Center
  • Floridatoday: X Prize try today may set history
  • SpaceRef.com: 2nd SpaceShipOne Launch is GO for October 4th
  • ANSARI X PRIZE

  この記事を書いた時点では、最高高度に到達、降下中でした。

• 10月14日は部分日食が起こります。(たぶん再掲載)
  • 横浜こども科学館: ２００４年１０月１４日の部分日食
• 日本の電波望遠鏡、光学望遠鏡、観測衛星のペーパークラフト。
  • 国立天文台 | ALMA|ALMAキッズ | ペーパークラフト
• 美星天文台、101cm望遠鏡の2004年操作講習会受講者を募集。また2004年度第3期の101cm望遠鏡公募観測を募集(10月15日締め切り)。
  • 美星天文台: 101cm望遠鏡公募観測、操作講習会

2004年10月4日

• HETE-2で観測された、9月12, 16日のＸ線フラッシュと9月24日のガンマ線バースト(GRB040924)は、まもなく超新星に移行する可能性がある、と、NASAが発表しています。
  • NASA: After Trio of Explosions, Scientists Say Supernova Is Imminent
  • 読売新聞 (Yahoo!News): 近日中に超新星爆発観測の可能性…ＮＡＳＡなど初予測
  • 【関連リンク】HETE-2(High Energy Transient Explorer)

  本当なら面白い。しばらく注目です。

• 先日来、国際宇宙ステーションでは酸素発生装置の故障が続いています。無人化される可能性もあるとする報道もあります。
  • Wired News(9月20日): 国際宇宙ステーションの酸素発生装置、ふたたび故障
  • CNN.co.jp(10月3日): 国際ステーションの酸素不足を懸念　ＮＡＳＡ
  • ステータスレポート #04-53(和訳)
  • ステータスレポート #04-52(和訳)
• [イベント] 仙台市天文台: 星空への招待「金子みすゞの世界」。11月30日。
  • 国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-53

2004年10月3日

• 日本科学未来館: すばる望遠鏡の研究者と話そう。10月10日。
  • 日本科学未来館: すばる望遠鏡の研究者と話そう〜日本科学未来館−国立天文台ハワイ観測所TV会議　特別編
• [Astronomy Picture of the Day] 最接近の8〜9日前のトータチスの軌跡。
  • Toutatis Nears Planet Earth

2004年10月2日

• アストロ・トピックス: 国立天文台のALMA(アルマ)計画の近況とこれからの講演会。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.51 『国立天文台のALMA(アルマ)計画の近況とこれからの講演会』
• 小惑星(141)Lumen による恒星食(10月3日)。(9月9日既報)
  • アストロアーツ: 10月3日、小惑星(141)Lumen による恒星食に注目
• [Astronomy Picture of the Day] 最接近時のトータチスから見た地球(想像図)。
  • Earth Nears Asteroid Toutatis
• NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター（HASTIC）が再使用型ハイブリッドロケットの販売を開始。210万円。
  • NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター（HASTIC）
  • TImedia ライフスタイル 北海道からロケット売ります、1機210万円

  なんで「ライフスタイル」なんだろう。

• 人工衛星「まいど１号」のモデル製作が急ピッチで進められています。
  • 毎日新聞 (Yahoo!News 9月30日): 中小企業が技術結集、人工衛星「まいど１号」モデル製作急ピッチ−−東大阪　／大阪

2004年10月1日

• SpaceShipOne、「アンサリXプライズ」に挑戦する一回目の飛行に成功。
  • Spaceflight Now: SpaceShipOne takes wild suborbital flight
  • Spaceflight Now: Mission Status Center
  • 米惑星協会: Scary Success on First SpaceShipOne X Prize Flight
  • Wired News: 『スペースシップワン』、賞金獲得に向けた飛行1回目を実施(上)
  • CNN.co.jp(9月30日): 米民間宇宙船、賞金１１億円目指す１回目飛行に成功
  • 読売新聞 (Yahoo!News 9月30日): 民間宇宙船で高度１００キロ、初回実験に成功