星が好きな人のための新着情報

2004年8月31日

• 肉眼彗星になることが期待される新彗星、C/2004 Q2(Machholz)彗星の新しい軌道要素と位置推算表。光度が上方修正されて、12月にはいると6等台、1月上旬に4等級という予想になっています。
  • MPEC 2004-Q69 : COMET C/2004 Q2 (MACHHOLZ)
  • CBAT/MPC/ICQ: Observable Comets: C/2004 Q2 (Machholz)
  • [星図/PNG] C/2004 Q2(Machholz)彗星の動き - 上の推算位置を星図に落としてみたもの。
• [Astronomy Picture of the Day] C/2003 K4(LINEAR)彗星。
  • Announcing Comet C/2003 K4 (LINEAR)
• 小型望遠鏡による太陽系外惑星発見について(8月26日)。
  • アストロアーツ: 口径10cmの望遠鏡による、初の系外惑星発見

2004年8月30日

• 仙台天文同好会、前川さんによる、ペルセウス座流星群の観測報告が掲載されています。
  • 仙台市天文台
• C/2004 Q2(Machholz)彗星、続報。2つ目は再掲載です。あくまで暫定軌道ですが、11月下旬頃から北上、観測しやすくなります。来年1月後半には「おうし座」で光度のピークを迎えそうです。3月から4月には周極星になります。
  • 吉田誠一さん: マックホルツ彗星
  • CBAT/MPC/ICQ: Observable Comets: C/2004 Q2 (Machholz)
• 日本の宇宙政策の基本方針を議論している、総合科学技術会議の宇宙開発利用専門調査会による報告書案。独自の有人宇宙活動については今後10年の計画は持たないが20年から30年後の可能性を検討する、と。
  • 宇宙開発利用専門調査会　（第２６回）　議事次第
  • Yahoo!News(8月27日): 有人活動準備、長期目標に　総合科技会議の基本戦略（共同通信）
  • 松浦晋也のL/D (8月24日): 「できるということを考える」

2004年8月29日

• C/2004 Q2(Machholz)彗星の暫定軌道要素と位置推算です。近日点通過は来年1月末ごろ。
  • IAUC 8395: C/2004 Q2; 2004dy, 2004dz - 29日朝の時点で、まだ見られません
  • MPEC Q58: COMET C/2004 Q2 (MACHHOLZ) - 光度式はH = 6.0, n = 7.5のようです(IAUC 8395)
  • CBAT/MPC/ICQ: C/2004 Q2 (Machholz) - MPEC 2004-Q58による
  • [星図/PNG] C/2004 Q2(Machholz) の動き(10月2日まで。MPEC 2004-Q58による)

  少しずつ南へ行っているようで。。。

2004年8月28日 07:50

• アメリカのDonald Edward Machholzさんは、8月27日（世界時）の観測から、「エリダヌス座」に全光度11.2等の彗星を眼視発見しました。(C/2004 Q2)
  • IAUC 8394: COMET 2004 Q2; C/2004 N1-N6, O1-O3 - 28日7:50現在、まだ閲覧できません
  • [星図/PNG] C/2004 Q2 の発見位置(8月27.511日UT: R.A.=4h16m.8, Decl.=-22 20')

2004年8月28日

• 9月1日の明け方、金星と土星が2度の間隔をあけて並ぶとのこと。
  • 横浜こども科学館: おもな天文現象: 9月
  • アストロアーツ: 2004年9月1日 金星と土星が接近
• 仙台市天文台、天王星と海王星の衛星を撮影するのに成功。
  • 仙台市天文台: 天王星と海王星の競演
• 2005年打ち上げ予定の太陽観測衛星SOLAR-Bに搭載を予定している、可視光磁場望遠鏡が完成したとのこと。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.43 『SOLAR-B衛星搭載可視光磁場望遠鏡の完成』
• 水星探査機メッセンジャーの想像図や打ち上げ時の写真など。
  • 月探査情報ステーション: メッセンジャー　ギャラリー

  太陽に近づくのでサンシェードがついています。

• 再開第一号となる、スペースシャトルSTS-114ミッションの準備状況について。
  • JAXA: スペースシャトルSTS-114ミッションの準備状況について

2004年8月27日

• 地球の中心から1万3000キロまで接近した小惑星 2004 FU162について。(2004年8月24日)
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.42 『地球にニアミスした小惑星 2004 FU162』
• 以前、地球に衝突するのではと騒がれた小惑星(4179)トータチスが、9月29日に地球に最接近します(最接近距離0.0104天文単位)。
  • アストロアーツ: 2004年9月29日 小惑星トータチスが地球に最接近
• チャンドラが撮影した超新星残骸カシオペアA(8月25日)について、asahi.comで報じられています。
  • asahi.com(8月26日): 宇宙の花火？　超新星残がい、ＮＡＳＡ撮影
• 久しぶりに火星探査車のニュースが入っています。
  • マーズ・エクスプロレーション・ローバ　トピックス
• 今年の秋分の日は9月23日です。
  • 国立天文台・天文ニュース(413)『春分の日・秋分の日』

2004年8月26日

• [Astronomy Picture of the Day] 黄道光と偽の夜明け。
  • Zodiacal Light and the False Dawn

  すごすぎます。

• 小型望遠鏡3台のネットワークとトランジット法による太陽系外惑星の直接検出に初めて成功したとのこと。
  • Yahoo!News(8月25日): 小型望遠鏡で新惑星発見　欧米３台が協力（共同通信）
  • CfA Release No.: 04-27: Tiny "David" Telescope Finds "Goliath" Planet
  • Astrophysics, abstract (astro-ph/0408421): TrES-1: The Transiting Planet of a Bright K0V Star
• 太陽系から33光年の距離にある、けんびきょう座AU星の若いちりの円盤に、惑星の存在を示す証拠が得られたとのこと。
  • ハワイ大学: Sharpest Image Ever Obtained of a Circumstellar Disk Reveals Signs of Young Planets
  • アストロアーツ: たった33光年の距離に、若い惑星の存在を示す円盤の構造を発見
• ヨーロッパ南天天文台での観測で、さいだん座mu星に、過去発見された中で最も小さい惑星を発見したとのこと。
  • ESO Press Release 22/04: Fourteen Times the Earth
• YMコラム: 君が作る宇宙ミッション
  • YMコラム(NO.247): きみっしょん──高校生の体験学習
• アメリカのRoy A. Tuckerさんは、8月23日（世界時）の観測から、「くじら座」に14.6等の彗星を発見しました。(C/2004 Q1)
  • IAUC 8393: C/2004 Q1; 2004ch, 2004do
  • MPEC Q43: COMET C/2004 Q1 (TUCKER)
  • [星図/PNG] C/2004 Q1 (TUCKER) の発見位置
    (8月23.45566日UT: R.A.= 2h42m20s.76, Decl.= + 2 08'54".4)
• 北極星。最近、人気の星です。
  • +- space -+ Yumi's Room: ポラリス - 北極星 - こぐま座

  実は3つの星からなる連星系なのです。そして変光星でもあります。(国立天文台・天文ニュース No.383)

2004年8月25日

• 地球の中心から1万3000キロまで接近した小惑星 2004 FU162(2004年8月24日)について。
  • 佐治天文台 ニュース No.119: 「超大接近した小天体があった！」
• いくつかの球状星団はかつて銀河だったもののの中心部かもしれない、という説が発表されたとのこと。
  • CfA Release No.: 04-26: Some Globular Clusters May Be Leftovers From Snacking Galaxies
  • アストロアーツ: いくつかの球状星団は銀河の残骸？大質量球状星団の中心にはブラックホールが存在する可能性も
• チャンドラによる超新星残骸カシオペアAの観測。
  • Cassiopeia A: Deepest Image of Exploded Star Uncovers Bipolar Jets
• すばる望遠鏡Webサイト更新。「すばる望遠鏡を支えるスタッフ(8)」。
  • すばる望遠鏡Webサイト
• 航空機による無重量状態を利用した実験やデモンストレーションを大学生等から募集する「第2回航空機による無重力実験コンテスト」、参加者募集。
  • JAXAプレスリリース; 第2回航空機による無重力実験コンテスト参加者募集のお知らせ
  • JAXA: 第2回航空機による無重力実験コンテスト
• 惑星協会による2005年版カレンダー、1部2000円。
  • 日本惑星協会: 『2005年版カレンダー』　日本版/アメリカ版　販売のご案内

2004年8月24日

• 今年3月31日(世界時)に発見されていた小惑星 2004 FU162 は、3月31日15時半(日本時間4月1日0時半)ごろ、地球の中心から13000キロメートルの距離を通過していたことがわかりました。
  • MPEC Q22: 2004 FU162
• 太陽風に含まれる粒子を採取し地球に持ち帰るジェネシス(Genesis)ミッションの回収カプセルが9月8日(現地時間)にアメリカ・ユタ州に帰還します。NASAはこのカプセルが地上に激突する前に、ヘリコプターを使って空中で回収することを計画、このために、ハリウッドのスタントパイロット2名が起用されています。
  • JPL: NASA Mission Returns with a Piece of the Sun
  • asahi.com: (8月23日)落下物、空中で回収　ＮＡＳＡの宇宙サンプル捕獲計画
• スーパーカミオカンデで使われている光電子倍増管を、横浜こども科学館で間近で見ることができます。
  • 横浜こども科学館: 光電子倍増管

2004年8月23日

• カッシーニによる、紫外線で見た土星の南極。
  • Ultraviolet South Pole

  「あれ、これ前に見たぞ」と思われたかもしれませんが、前は赤外線でした。前に比べると模様が薄いですね。

• [Astronomiy Picture of the Day] 夜の地球。
  • Earth at Night

2004年8月21日

• 中日新聞は、愛知県一宮高校地学部の生徒が、ペルセウス座流星群の流星の月面衝突による発光現象を観測したかもしれない、と報じています。
  • Yahoo!News(8月20日): 流星の月面衝突？撮影　一宮高生が世界初観測の可能性（中日新聞）
• [Astronomy Picture of the Day]ペルセウス座流星雨？
  • Raining Perseids

  30秒露出で約6時間連続して撮影した画像を重ね合わせたものです。教育的です。でもって美しい。

• 「SCIENCE CAMP 2004」開催報告
  • JAXA: イベント報告 「SCIENCE CAMP 2004」開催報告
• DSPACEのコラム: 地球が回っているってホント？ 少し前に話題になった、小学生の4割が「太陽が地球の周りを回っている」と答えた、というアンケートについて。
  • DSPACE コラム

  今時の小学生はそんなことも知らんのか、なんて単純な嘆き話ではないのです。

• メガスターが関西のローカル番組に出演。8月22日23:00〜、読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」。
  • メガスターニュース: 大阪ほんわかテレビ出演
• [Web] 森本おじさんのWebサイトは、URLが変わりました。
  • おじさんと遊ぼう 新URL http://www.ojisan.jp/

2004年8月20日

• 8月22日は伝統的七夕(旧暦七夕)です。
  • 国立天文台: 伝統的七夕
  • 横浜こども科学館: 七夕関連のＨＰ集
  • 【参考】旧暦のあれこれ(海上保安庁 海洋情報部)
• 天文進路相談会。小学生・中学生・高校生が対象。8月29日、明石市立天文科学館。
  • 明石市立天文科学館 - トップページから「天文進路相談会」のリンクへ進む
• 読売新聞が社説にプラネタリウムを取り上げ。大きな新聞が社説のテーマにするのは珍しいとのこと。
  • 日本プラネタリウム協会: 読売新聞８月19日付の社説はプラネタリウム

2004年8月19日

• ペルセウス座流星群の動画。
  • からけんさん: おきらく日記 8月13日を参照
• 電気通信大学・情報通信工学科、ペルセウス座流星群に伴う月面発光現象のモニターを行なった人々からの情報提供を呼びかけ。
  • アストロアーツ: ペルセウス座流星体の月面への衝突ダスト・トレイルによる月面発光の観測キャンペーン行われる
• 日本惑星協会トピックス。
  *日米のソーラーセール
  *衛星ガニメデの内部構造に新しい見解
  *赤外線で見た土星の南極周辺
  *今月28日（土）、JAXAの相模原キャンパスで恒例の一般公開
  • 日本惑星協会
• 8月16日〜20日の予定で開催中の「第３回君が作る宇宙ミッション(きみっしょん)」のレポート。
  • JAXA: 「第３回君が作る宇宙ミッション」始まる
  • 君が作る宇宙ミッションの説明

2004年8月18日

• カッシーニの観測で土星に新たに衛星2個が発見されました。(S/2004 S 1, S/2004 S 2)
  • IAUC 8389: S/2004 S 1, S/2004 S 2; (854); 2004dj
  • Cassini-Huygens News-Press Peleases: Out from the Shadows: Two New Saturnian Moons
  • Cassini-Huygens MULTIMEDIA - Images: Cassini Uncovers New Moons - 衛星の動きを撮影したアニメーションGIFあり
• ハッブル宇宙望遠鏡の観測の記事。8月15日に報じたものです。
  • アストロアーツ: 宇宙に浮かぶ巨大な空洞構造
• ヨーロッパ南天天文台のVLTなどを使った観測で、天の川銀河の年齢は、136億±800万歳と測定された。
  • ESO Press Release 20/04: How Old is the Milky Way ?
• 日本科学未来館のイベント「すばる望遠鏡の研究者と話そう」。国立天文台ハワイ観測所の研究者と来館者をTV会議システムでつなぐ。次回は8月28日。
  • 日本科学未来館: すばる望遠鏡の研究者と話そう〜日本科学未来館−国立天文台ハワイ観測所TV会議
• すばる望遠鏡Webサイト更新。「『すばる望遠鏡』を使って大学院で研究するには？」の動画ファイルが公開されています。
  • すばる望遠鏡Webサイト: 「すばる望遠鏡」を使って大学院で研究するには？

2004年8月17日

• ペルセウス座流星群の画像。こんなところから。
  • 人民網日本語版(8月13日): ヨルダンの空を流れる光　ペルセウス座流星群
• [訃報] 日本プラネタリウム協会初代会長で元大阪市立科学館長の中野董夫氏が逝去。78歳。
  • 日本プラネタリウム協会: 訃報・ＪＰＳ初代会長の中野董夫氏亡くなる

2004年8月16日

• ペルセウス座流星群の写真。海外版(日本人も含む)。
  • spaceweather.com: 2004 Perseid Meteor Gallery
• ペルセウス座流星群の写真、個別サイトから。
  • Celestial Spells(8月14日)
  • 星の風景- トップページから、ペルセ群の動画にリンクされています(Windows Media Player)。
• メガスターII 星空コンサート、8月22日、川崎市青少年科学館
  • メガスターニュース: メガスターＩＩ星空コンサート開催
  • 川崎市青少年科学館
• 天文台マダム日記更新。「裏NRO！」に国立天文台野辺山観測所の特別公開(8月21日)の攻略法を掲載。
  • 天文台マダム日記

2004年8月15日

• ペルセウス座流星群の画像。
  • アストロアーツ: 【投稿画像集】2004年 ペルセウス座流星群
• チャンドラによるAbell 2125の観測。
  • Abell 2125: Chandra Catches Early Phase of Cosmic Assembly
• ハッブル宇宙望遠鏡の観測。
  • HubbleSite: Hubble Peers Inside a Celestial Geode

  geodeがわからない....

2004年8月14日

• ペルセウス座流星群速報。1時間あたりでは12日早朝、一晩の活動としては12日から13日にかけての夜が極大、以後、徐々に活動レベルが低下してきているとのことます。
  • 日本流星研究会: 流星・火球・隕石に関する最新情報
  • 流星電波観測プロジェクト ペルセウス座流星群 2004
  • 仙台市天文台
  • [Astronomy Picture of the Day] Perseid Fireball Over Japan - 12日3時17分に日本で観測された火球

2004年8月13日

• ペルセウス座流星群速報。
  • 流星電波観測プロジェクト ペルセウス座流星群 2004: 観測速報
  • 仙台市天文台: 速報　２００４年 ペルセウス座流星群

  電波観測のグラフを見ると、やはり12日早朝が微妙にピークだったのかなという感じがします。

• ガンマ線バーストGRB 031203の観測。
  • GRB 031203: Astronomers Identify a Substandard Gamma-Ray Burst
• カッシーニによる、衛星ハイペリオンの画像。
  • Cassini-Huygens: Tumbling Hyperion
• メガスターのWebサイトが少しリニューアルしています。
  • メガスターホームページ
• 世界初のソーラーセイル「COSMOS 1」の記事。今年末から来年はじめの打ち上げが予定されています。
  • 米惑星協会: Cosmos 1, The World's First Solar Sail Spacecraft, Achieves Critical Milestone

2004年8月12日

• ペルセウス座流星群。順調に増加中とのこと。
  • 日本流星研究会: 流星・火球・隕石に関する最新情報
• ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したNGC 3949(8月7日)
  • アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、雄大な銀河NGC 3949の姿
• 日本惑星協会トピックス。
  *火星の砂丘
  *今年のペルセウス座流星群は楽しみ
  *今月28日（土）、JAXAの相模原キャンパスで恒例の一般公開
  • 日本惑星協会
• 8月9日に実施されたソーラーセイルの展開実験について。
  • ＹＭコラム(No.245):「宇宙帆船」開いた！
• JAXAは、計画中の月探査計画「LUNAR-A」について、技術的な課題の解決にさらに時間と費用を要するとして、計画を見直すとのこと。宇宙開発委員会で報告。
  • JAXA: 科学衛星の総点検実施状況について（LUNAR-A）
  • Yahoo!News(8月11日): 初の月探査衛星断念も　計画から１３年、宇宙機構
  • Yahoo!News(8月11日): 日本の月探査機さらに３年延期、計画中止の可能性も（読売新聞）
  • asahi.com(8月11日): 月探査衛星「ルナーＡ」に不具合　計画見直しへ
• 東大阪の人工衛星「まいど1号」、シンボルキャラクター募集。
  • 日本宇宙少年団: 夢の人工衛星「まいど1号」 シンボルキャラクター募集
  • 東大阪宇宙開発協同組合 SOHLA

2004年8月11日

• ウェザーニューズ、ペルセウス座流星群の極大が予想される8月11日から12日の夜の天気予測を発表。また携帯サイトでもペルセウス座流星群の解説やピンポイント天気などを提供するとのこと。
  • [PDF] プレスリリース: 8月11日、12日の夜に「ペルセウス座流星群」が極大出現　(株) ウェザーニューズ 8/11、12の夜空の天気について
• スターウィーク全国調査「あなたの街で天の川は見えますか？」の結果報告が出ています。
  • あなたの街で天の川は見えますか？
• ESAのX線宇宙望遠鏡XMM-Newtonとガンマ線観測衛星インテグラルによって、NGC 4388銀河の、大質量ブラックホールを取り囲んでいると見られるドーナツ状のガス星雲が高精度に観測された。
  • ESA: ESA’s high-energy observatories spot doughnut-shaped cloud with a black-hole filling
  • アストロアーツ: ドーナツ状の構造に隠された巨大ブラックホール
• チャンドラによる五重星団(Quintuplet Cluster)の観測。(7月30日)
  • アストロアーツ: X線観測衛星チャンドラが初めて捉えた、五重星団から放射されるX線
• ペルセウス座流星群の流星による月面衝突発光について。(8月5日)
  • 月探査情報ステーション: ペルセウス座流星群 月面衝突発光
  • 電気通信大学・柳澤教授: 月面衝突発光
• Spitzer赤外線宇宙望遠鏡が惑星状星雲 NGC 246を観測。
  • Dying Star Goes Out With a Ring
  • NASA Planetary Photojournal: PIA06755: Ring of Stellar Death
• さそり座第二新星に変光星番号がつきました。
  • IAUC 8382: V1187 Sco = N Sco 2004 No. 2; 2004do
• 日本のX線天文衛星「Astro-E2」は最終の総合試験中です。
  • JAXA 宇宙科学研究本部: 打ち上げ前の最終（総合）試験中！ 〜Ｘ線天文衛星「Astro-E2」〜

2004年8月10日

• JAXA宇宙科学研究本部は、ソーラーセイルの帆を宇宙空間でうまく展開できるかという実験を、S-310型観測ロケットを用いて、9日に行いました。実験は成功しました。
  • JAXAプレスリリース: 平成16年度第1次観測ロケット実験について S-310-34号機
  • 宇宙科学研究本部 宇宙ニュース: S-310-34号機で大型薄膜の展開実験
  • 宇宙科学研究本部 宇宙ニュース: 世界で初めてソーラーセイル用の薄膜帆展開に成功（内之浦）
• 久しぶりに火星の話題です。オポチュニティはエンデュランスクレーターの内部に広がる砂丘を撮影しました。
  • NASA: "Endurance Crater's" Dazzling Dunes
  • asahi.com(8月9日): 火星にも「砂丘」　探査車オポチュニティーが撮影

2004年8月8日

天の川は見えましたか。

• 高尾明さん発見の「さそり座新星」について。仙台市天文台より。
  • 仙台市天文台: 新星の登場
• ペルセウス座流星群のガイド。
  • 日本流星研究会: ペルセウス座流星群 2004
  • アストロアーツ: 2004年 ペルセウス座流星群
  • 倉敷科学センター: ペルセウス座流星群をみよう
• ハッブル宇宙望遠鏡の観測装置の一つ、宇宙望遠鏡画像分光撮影機(STIS)が故障、復旧のめどがたっていないとのこと。
  • NASA RELEASE : 04-262: Instrument Aboard Hubble Space Telescope Suspends Operation
  • asahi.com: ハッブル望遠鏡の観測機器が一部故障　復旧のめど立たず
  • Space Telescope Imaging Spectrograph (STIS) - STISの説明(英語)
• 時事通信によれば、JAXAは、ソーラーセイルの実験のため、9日にロケットを打ち上げるとのこと。
  • Yahoo!News(8月7日): 宇宙に開け大輪の花＝太陽光「帆船」目指し実験−９日にロケット打ち上げ・鹿児島(時事通信)

2004年8月7日

• 高尾明さん発見の新星らしき天体の画像。板垣公一さん撮影。(2004年08月06日20時17分JST 3秒露出 60cm F5.7)
  
  真中少し上の一番明るい星
  (クリックで拡大, 1024x1024)
• すばる望遠鏡を用いた矮小不規則銀河「しし座A」の観測で、きわめて質量の小さな銀河にも複雑な構造が形成されることがわかったとのこと。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.41 『すばる望遠鏡、矮小不規則銀河「しし座Ａ」の隠された構造を明らかに』
  • すばる望遠鏡Webサイト
• ハッブル宇宙望遠鏡撮影のNGC 3949銀河。
  • HubbleSite: Hubble Images Majestic Cousin of the Milky Way
• NASA、運用終了を予定していた熱帯降雨観測衛星(TRMM)について、今年末まで運用期間を延長すると発表。
  • NASA RELEASE: 04-261NASA Extends TRMM Operations Through 2004 Hurricane Season
  • JAXA: 熱帯降雨観測衛星(TRMM)の運用期間延長について
• NASAと米エネルギー省国家核安全保障局は、米海軍の原子力技術を宇宙船の推進システム開発に応用するための覚え書きに調印したとのこと。
  • NASA RELEASE 04-260: NASA Signs Agreement With Department Of Energy
  • asahi.com(8月6日): 原子力宇宙船にＮＡＳＡ本腰　海軍の技術を応用

2004年8月6日

• 北九州市の高尾明さんは、8月3日（世界時）の観測から、「さそり座」に7.4等級の明るい新星らしき天体を発見しました。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.40 『高尾さん、明るい新星らしき天体を発見』
  • VSOLJニュース 第128号『高尾明さんが明るい新星らしき天体を発見』
  • IAUC 8380: possible nova Sco; SOHO comets
  • [星図/PNG] 新星らしき天体の位置(R.A. = 17h29m18s, Decl. = -31o46'.0)
  • 渡辺さんによるチャート(長谷田さんのWebサイト)

  増光中の模様。肉眼新星になったら面白いかも。

• 今年のペルセウス座流星群について。国立天文台より。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.37 『今年のペルセウス座流星群は好条件』
• 高校生のための電波科学勉強会。9月20日。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.38 『高校生のための電波科学勉強会』
  • 高校生のための電波科学勉強会
• スター・ウィーク全国調査「あなたの街で天の川は見えますか？」の案内です。
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.39 『スター・ウィーク 〜星空に親しむ週間〜　統一イベント 8月7日、『全国調査「あなたの街で天の川は見えますか？」』』

2004年8月5日

• ペルセウス座流星群ですが、アストロアーツは、流星体の衝突による月面衝突発光が観測できるかも、と報じています。
  • アストロアーツ: ペルセウス座流星体の月面への衝突 2004年8月12日未明、月の夜の部分で衝突発光の可能性
• 木星と土星は惑星形成のシナリオが大きく異なる可能性があるとのこと。
  • アストロアーツ: 木星と土星で異なる惑星形成のシナリオ
• カッシーニの画像。土星の南極。
  • South Polar Structure

2004年8月4日

• 水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)は、日本時間8月3日午後3時16分に無事打ち上げられました。
  • メッセンジャートピックス
  • MESSENGER Web Site
• 日本科学未来館で展示されているMEGASTAR-IIcosmosの関連イベント vol.1「宇宙を実感する２つの方法〜異能のエンジニア×サイエンティストによる、新しい宇宙の感じ方〜」。8月21日
  • 「MEGASTAR-IIcosmos」関連イベント
• Star Week2004全国調査「あなたの街で天の川は見えますか？」　8月7日に実施予定。
  • ８月７日あなたの街で天の川は見えますか？
• DSPACEの2004年8月ムービーVol.2「楽しいゾ！スターウィーク」。
  • DSPACE: 2004年8月ムービーVol.2「楽しいゾ！スターウィーク」
• 超新星2004djについて報じるIAUCが発行されています。まだWebでは読めません。
  • IAUC 8377: 2004dj; 2004dk; 2004dl, 2004dm

2004年8月3日

• 板垣さんの超新星発見について。山形市の板垣公一さんは、7月31日(世界時)の観測から、「きりん座」のNGC2403に11等(明るい！)の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2004dj)
  • 国立天文台 アストロ・トピックス No.36 『板垣さん、きりん座に超新星を発見』
  • VSOLJニュース 第127号『板垣公一さんが11年ぶりの明るさの超新星2004djを発見』 - 1993J以来の明るさとのこと
  • [星図/PNG] SN 2004dj の位置(R.A.=7h37m17s.02, Decl.=+65 35'57".8)
• 板垣さんによる、SN 2004dj の発見画像。
  
• カッシーニによるイアペタスの観測と天然色で撮影されたリングについて。
  • アストロアーツ: 土星探査機カッシーニが捉えた、黒い物質に覆われる衛星イアペタスと優雅な天然色のリング
• ペルセウス座流星群に関連して開催される観望会など。
  • パオナビ: ペルセウス座流星群を見よう
• 8月2日に予定されていた、メッセンジャーの打ち上げは悪天候のため延期されました。
  • メッセンジャー　トピックス

2004年8月2日 05:30

• 山形県の板垣公一さんが、「きりん座」のNGC 2403に超新星を発見しました(CBET 74)。詳細は後で。

2004年8月2日

• スターウィークです。
  • スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜
• ペルセウス座流星群の極大は8月12〜13日と予想されています。今年は条件が良く、特に12日早朝が要注意とのこと。
  • 日本流星研究会: ペルセウス座流星群 2004
• 水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)は8月2日に打ち上げ予定です。
  • MESSENGER
  • Spaceflight Now: 打ち上げスケジュール
  • Marcury Today
  • Mission Status Center
• [Web紹介] 「日本の天文情報」。NPO的な存在を目指し、国内で天文に関する情報配信をしているさまざまなページを紹介するサイト(同サイトFAQによる)。
  • 日本の天文情報

2004年8月1日

• ヨーロッパ南天天文台のVLTで、流星のスペクトルが得られたとのこと。
  • ESO Press Release 19/04: Catching a Falling Star
• 宇宙作家クラブメンバー4人によるトークライブ。8月9日、東京、新宿。
  • 宇宙作家クラブ: 活動報告
  • 新宿ロフトプラスワン - 会場です

  宇宙作家クラブには「9月9日」という記述もあるので迷いますが、ロフトプラスワンのスケジュールでは8月9日となっています。

• メガスターII、水戸芸術館の展覧会会「カフェ・イン・水戸 2004」で展示。8月8日〜10月3日。茨城県水戸市。
  • 水戸芸術館: カフェ・イン・水戸 2004