[しし群] ライブ中継のサイトのひとつと、高校生国際観測会のサイト(こちらは再掲載。いつ載せたか忘れた)を紹介します。
[紹介] 天文学者達が今いちばん知りたいことは何なのかについてアンケートした「天文学者って何考えてるの?」
天文学者自身が知りたい事(つまり彼らの研究テーマでもある)なので、明確な答えのない、つまり、この宇宙でまだわかっていないことが、このアンケートから垣間見えてきます。
もちろん、「わかっていない事自体わかってない」とか「そもそも存在自体人類に知られていない」ことも数多いことでしょう。
NASDAの技術試験衛星「おりひめ」と「ひこぼし」、最終ドッキングに成功。
SOHOは10月25日(世界時)の観測から、太陽に接近した彗星を発見しました(クロイツ群ではないようです)。(C/1999 U2)
[HST] M87銀河の中心のブラックホール近くで発生しているジェットを、ハッブル望遠鏡と、米NSFのVLBA(Very Long aseline Array)を含む、アメリカおよびヨーロッパの電波望遠鏡で捉えた。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
[HST] アンドロメダ銀河(M31)の伴銀河のM32の中心部を、紫外線ではじめて一つ一つの星に分解。
今回はアストロアーツに先を越されてしまった(笑)たいていHSTだけはこっちが早いんだけど。ということで、詳細はアストロアーツのページを。
衝突銀河ケンタウルスAのX線ジェットを、X線観測衛星チャンドラが観測。これもアストロアーツのページに詳しい。
リンカーン天文台チーム(LINEAR)が10月3日に発見した天体も彗星のようです。(C/1999T3)
マーズ・ポーラー・ランダーは12月3日に火星に着陸予定ですが、マーズ・グローバル・サーベイヤーの観測から着陸予定地点の地形を調べた結果、予想よりも険しいとのこと。
10月23、24日、四国地方と山陰地方をそれぞれ大火球が飛んだ模様。山陰を飛んだ火球は私のところにも報告が寄せられました。また新聞にも載りました。神戸隕石で関心が高まっているだけに。。。そしてまた「しし座流星群」がやってきます。
[神戸隕石・手前味噌] 神戸隕石関連リンクをまとめてみました。
第10回西はりま天文台シンポジウム。11月26日〜28日。
C/1999J3(LINEAR彗星)に伴う流星群が見える可能性。時間は11月12日の夜明け前(日本時間)、輻射点は北斗七星の枡の底辺あたり。
あくまで可能性で、流れるという保証はありません。
北京天文台の超新星捜索チームは、10月20日(世界時)の観測から、「りゅう座」と「ケフェウス座」の境界付近の NGC 6951 に約15.4等の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1999el)
木星探査機ガリレオは、10月18日で打ち上げから10周年を迎えました。
10月22日(世界時)に発生したオーロラをアメリカの衛星が観測。
リック天文台チームが2つの超新星を発見しました。(超新星1999ej, ek)
超新星1999ejは10月18日(世界時)の観測から「アンドロメダ座」と「うお座」の境界付近の NGC 495 に18.1等で発見されました。
超新星1999ekは10月20日(世界時)の観測から「おうし座」の UGC 3329 に18.1等で発見され、翌21日の確認観測では17.9等でした。
リック天文台チームは更に、10月12日(世界時)の観測から「くじら座」と「うお座」の境界付近の IC 1613 に18.6等の新星と思われる天体を発見しました。
EROS2 collaborationは小マゼラン雲に今年3個目の新星と思われる天体を発見しました。
C/1999S4(LINEAR)彗星の新しい軌道要素と位置推算表。
[紹介] インターネットシンポジウム「ふたたび月へ mission 02」開催
国立天文台・天文ニュース。マーズ・クライメイト・オービター喪失の原因はメートル法とヤード・ポンド法の単位の取り違えによるものとか。
群馬県は「ぐんま星空憲章」を発表。一方群馬県高山村はそれに先駆けて、夜の照明を規制する光環境条例を制定しています。光害防止条例と言えば岡山県美星町が知られていますが、ようやくそれに続く自治体が現れたようです。アストロメーリングリストの話題から。
憲章と条例の全文が公開されてるページがないかと探したんですが。。。
パロマ山天文台で海王星の雲を撮影。波面補償光学(adaptive optics)を取り入れたパロマー高角分解能観測装置(Palomar High Angular Resolution bserver:PHARO)を使用。
この装置、1秒間に500回も鏡を動かして、大気による像のゆがみを補正するとのこと。
[HST] 「とも座」にある OH231.8+4.2 という天体を赤外線で撮影。赤色巨星がガスを放出して惑星状星雲に変わりつつある過程とか。でも「腐った卵」だって? 硫黄臭そう。。。
ちなみに今回の同ページは、Q&Aの体裁をとってます。
関西天文同好会発行の「彗星と流星群」の配布のお知らせです。
[神戸隕石] 10月20日に紹介した落下時の火球の写真で、橋と火球を拡大した画像が日本流星研究会のWebに。
[神戸隕石] 神戸隕石の火球を捉えた貴重な写真。愛媛県今治市で。西はりま天文台提供。
ちょっと画像が小さいですが、橋の上を斜めに走っているのが火球です。ちなみにこの橋は、しまなみ海道の橋の一つ。
ローウェル天文台のチーム(LONEOS)が「おうし座」に核光度17.3等の新彗星を発見しました。(C/1999U1)
チリの M. Wischnjewsky は、L. Gonzalez の撮影したフィルムから「ちょうこくしつ座」に約17.5等の超新星を発見しました。(超新星1999ei)
西はりま天文台の「しし座流星群」特別観望会の案内。自家用車での参加は事前申込が必要です。
[神戸隕石] 火球目撃から民家直撃、10月3日に行われた捜索までを追ったドキュメントのページ。アストロディスクマガジン「スタークリック!」のWebサイトより。
同誌(?)の1999年冬号(12月1日発売予定)に、これに更に情報を加えた内容を掲載予定とのこと。
来年明るくなるかもしれない C/1999S4 (LINEAR)彗星の画像。綾部市天文館が10月9日に撮影
イギリスの Mark Armstrong は U.K. Nova/Supernova Patrol における10月12日(世界時)の観測から「かに座」と「やまねこ座」の境付近にある NGC 2770 に、約17.5等の超新星を発見しました。(超新星1999eh)
新彗星 C/1999 T2 (LINEAR) の軌道要素と位置推算表。
近日点通過は来年11月ですが、近日点距離が3天文単位と遠く、明るくはならないようです。
あ〜、なんか完全に見落としてるしぃ。。。
C/1999J3(LINEAR)彗星が、近日点を過ぎて7等台まで明るくなっています。
月が明るくなってきたし、彗星は急速に南下しているのでもう無理かな。
さすがにいちいち全部追いかけてないとはいえ、IAUCも流れてたし、当然自分も見てみたいわけで、ちょっとこれは赤面もの&しまった、ですね。。。。
LINEARの爆走がまたまた始まったみたい。
リンカーン天文台チーム(LINEAR)は、10月14日(世界時)の観測から、「ペガスス座」に全光度17.1等の新彗星を発見しました。(C/1999T2)
国立天文台・天文ニュースを転載します。
X線観測衛星チャンドラの観測。エータ・カリーナを撮影。
ルナー・プロスペクターを衝突させた結果、月の水は確認できなかった。
[HST] 10月8日に紹介した"Starry Bulges Yield Secrets to Galaxy Growth"の日本語の解説。
Jean Muellerは、Palomar Outer Solar System Ecliptic (POSSE) Survey における10月9日(世界時)の観測から、「うお座」の UGC 607 に約17.5等の超新星を発見しました。(超新星1999ef)
イギリスの Mark Armstrong は U.K. Nova/Supernova Patrol における10月4日(世界時)の観測から「おひつじ座」の IC 1861 に約17.5等の超新星を発見しました。(超新星1999eg)
ジャコビニ群、予想外の小規模突発
チリのM.Wischnjewskyは、L.Gonzalezが10月7日(世界時)に撮影した写真から、「みなみのうお座」と「つる座」の境付近の銀河 IC 5179 に、約17.5等の超新星を発見しました。(超新星1999ee)
Robert H. McNaughtは、Malcolm Hartleyが撮影した写真から、「ろ座」と「ほうおう座」の境付近に全光度15等の新彗星を発見しました。(C/1999T1 McNAUGHT-HARTLEY)
来年明るくなりそうなC/1999S4 LINEAR(リニア)彗星の新しい軌道要素と位置推算表。MPEC。
この位置推算表では一番明るいときで全光度3.7等ぐらいで予想されています。
ちょっと気が早いけど、もっとも明るくなると思われる時期の彗星の動きを図にしました。MPEC 1999-T26にもとづきます。
10月8日〜9日に極大を迎えたと思われるジャコビニ流星群は、「わずかに出現」だったようです。
木星探査機ガリレオ、イオに接近。
リック天文台超新星捜索チームは、10月5日(世界時)の観測からそれぞれ「ふたご座」のUGC3555に約17.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1999ed)
また北京天文台超新星捜索チームも、10月6日(世界時)の観測から、この超新星を独立発見しました。
木星よりも大きな未発見の惑星か褐色わい星が、2万天文単位以上離れたところで太陽の周りを回っているかもしれない、と、英米2つの天文学者チームが近く雑誌に発表の予定とのこと。彗星の軌道を研究した結果、可能性があるらしい。
そんな大きいんならとっくに見つかっていそうなもの。それにそんなに離れていて軌道は安定なんだろうか。
西はりま天文台の神戸隕石ページに関連リンクが追加されています。
小惑星(45) Eugeniaに衛星が、ハワイ・マウナケア山頂のカナダ−フランス−ハワイ望遠鏡による観測で発見されました。
小惑星に衛星が発見されたのは、1993年に探査機ガリレオによって(243)Idaに発見されて以来2個目になるそうです。
10月2日に報じたC/1999S4 LINEAR彗星、来年7月には1等級に?
国立天文台・天文ニュースをもう一通転載します。今年の「しし座流星群」の話題です。
[HST]Starry Bulges Yield Secrets to Galaxy Growth
[HST]Hubble Heritage Projectは一周年を迎えました。
天王生と海王星はダイヤモンドの宝庫かもしれない、とCNNに。
神戸隕石(仮称)の続報
リック天文台超新星捜索チームは、10月2日(世界時)の観測から「うお座」のNGC664に16.2等の超新星を発見しました(超新星1999eb)。
リック天文台超新星捜索チームは、10月2日と3日(世界時)の観測から「おおいぬ座」のNGC2207に17.9等の超新星を発見しました(超新星1999ec)。
[紹介]東海村の臨界事故の後で関心が高まっているけど、おそらくほとんど知られていない放射線の話。
横浜こども科学館のWebサイトで紹介されてました。時事ネタという事で。
ガンマ線天体も時々話題になるし、恒星のエネルギーのもとは核融合だし、天文と無関係という事もない。
10月8日〜9日に、ジャコビニ流星群(りゅう座γ流星群)が極大を迎えると予想されています。
昨年は短い時間にかなりの数の出現が観測されましたが、「13年ごと」の周期を外れるとほとんど流れない、らしいので、今年は「流れたらめっけもの」という気持ちでいた方がいいのかも。
[紹介]アストロアーツのWebサイトに1999年のしし座流星群のWebページ。
リンカーン天文台チーム(LINEAR)が「ぎょしゃ座」に核光度17.3等の新彗星を発見しました。(C/1999S4)
来年7月頃には肉眼彗星になるかも?ということです。
神戸隕石(仮称)捜索会。10月3日開催。
[紹介]神戸隕石(仮称)関係のWebページ
木星の衛星エウロパで硫酸が見つかった。
国立天文台・天文ニュースを転載します。