土星探査機「カッシーニ」は日本時間6月25日に2度目の金星スイングバイを行いました。
太陽観測探査機SOHOの観測から2個の新彗星が発見されました。(C/1999L5, C/1999M1)
リック天文台チームは、「いて座」のNGC6822に、新星と思われる天体を発見しました。
北京天文台の超新星捜索チームもこの新星を独立発見していました。
リック天文台チームは、「こと座」のUGC 11268に、超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1999cq)
国立天文台・天文ニュースを転載します。
C/1999T1(LINEAR)彗星が明るいとのこと。ただし明るいといっても9等台(充分明るいじゃない)。
太陽観測衛星SOHOは、1997年5月に、太陽の向こう側にヘールボップ彗星の影を捉えていた。
東亜天文学会の「星空を守る運動のワッペン募集」は6月30日締め切りです。
VSOLJニュースを転載します。
昨年6月27日に「うしかい座」を中心に突発流星群が観測されました。ポン・ウィネッケ流星群の出現と見られています。今年も要注意。
別段ネタはないけど、今日は夏至です。
リック天文台チームは2個の超新星と思われる天体を発見しました。
超新星1999coは「みずがめ座」と「やぎ座」の境界で、6月18日の観測では約17.8等です。
超新星1999cpは「おとめ座」で、6月18日には約18.2等、6月19日には約17.2等です。(時刻はいずれも世界時)
日本学術振興会と国立天文台が、高校生を対象に「電波望遠鏡の製作と太陽電波観測」の実習を実施。8月4日〜6日。
火星に巨大なハート型みつかる!
太陽観測衛星SOHOがクロイツ群と思われる3個の彗星を発見しました。(C/1999K9, C/1999K10, C/1999L4)
[紹介]藤田春秋さんによる、美しい星座のサイト。
[紹介]三菱電機(株)による「すばる望遠鏡」のサイト。(by K.T.さん)
[紹介]通信総合研究所。このトップページ中ほどから、日本標準時をリアルタイムで表示するページへ行ける。単なる時刻表示なら「誰でもできる」かもしれないが、そもそもここは日本標準時を管理しているおおもとの機関。
日本標準時は「明石市立天文科学館が管理している」という誤解もなぜか多い。。。。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
ずっと以前(1998年7月17日でした)にちょろっと感想を書きましたが、イリジウム社のWebサイトにあった、イリジウム衛星が地球の周りを飛んでる図、私には衛星の軌道線が人類を地球に封じ込める檻に見えた(今探したけどその図が見当たらない。DDIのページに小さいのがある。)。でもイリジウム社は経営厳しいそうですね。
すばる望遠鏡、0.2秒角の星像を補償光学装置を使わずに達成。星像の分解能データと新しい画像を公開。画像のほうは、ハッブル望遠鏡の撮影した画像(可視光)とすばるの撮影画像(赤外線)を合成したもの。画像左上の活動銀河3C274が、すばるにより銀河本体が、ハッブルにより銀河から噴出すジェットが映し出されて全体像が明らかになっている。
S. Benetti達はラ・パルマ天文台での6月14日(世界時)の観測から、「うしかい座」に約17.9等の超新星を発見しました。(超新星1999cn)
リンカーン研究所チームは、6月9日(世界時)の観測から「うみへび座」に18.3等の彗星を発見しました(C/1999L3)。
リンカーン研究所チームが5月12日(世界時)に「へびつかい座」で発見した天体が、その後の観測とリンクされて、約9年半の公転周期を持つ新周期彗星と確認されました。(P/1999J5)。
なぜ1999L3の次が1999J5かというと、P/1999J5は5月12日に発見されたからです。J5とは「5月前半に発見された5番目の彗星」を意味します。
C/1999L2(LINEAR)の軌道要素と位置推算表。
前にも書きましたが、赤い火星と青白いスピカがならんで、まるでアルビレオが太陽系に思いっきり近づいてきたような光景になっています。
ちなみに「アルビレオ」とは「はくちょう座」のくちばしにあたる二重星で、オレンジ色の星と青白い星の対比がとても美しいことで人気のある星です。
リンカーン研究所チームは6月11日の観測から「こぐま座」に19〜18等の彗星を発見。(C/1999L2)
[紹介]こちらのサイト冒頭のM51(「りょうけん座」の子持ち銀河)の画像も見ごたえがあります。子供の銀河の周辺にかなり広く星雲が広がっているようです。
[正誤訂正]アポロ11号の月着陸は6月ではなくて7月20日でした。アメリカの時間ですから、日本時間では7月21日になります。
なんておおボケなんだ。JuneとJulyを間違えるなんて....
太陽観測衛星SOHOの6月5日の観測から太陽を掠めるクロイツ群彗星と思われる彗星を発見。(C/1999L1)
国立天文台・天文ニュースを転載します。
アポロ11号が月に降り立ってから、6月20日でちょうど30年になります。
[HST]A Butterfly-Shaped "Papillon" Nebula Yields Secrets of Massive Star Birth
一週間の疲れが溜まって、英語読む気力がない...
[紹介]星のメールマガジン ASTRO MAG。携帯電話で読むことも考えて60字以内で送ることにこだわったとのこと。内容は気軽に見られる星空案内や星に関するテレビ番組、イベント案内など(バックナンバー参照)。「難しいことなんてわかんないけど、でも星が好き」な人にとてもおすすめです。
もう少し難しいのが欲しくなったら当「新着情報」をどうぞ(笑)メール配信はしていませんが。
[紹介]SETI@homeのクライアントでは、解析中のデータを受信した座標(赤経赤緯)が表示されます。でもこれだけではつまらない、で、私みたいに星図ソフトに落として楽しんだりする人がいるわけですが、座標を入力すると位置を表示してくれるJAVAアプレットが藤原さんにより作られました。
the Sloan Digital Sky Survey(SDSS)の Julianne Dalcantonが、3月20日のSDSSの観測から「へび座」に全光度15.5等の彗星を発見していました(C/1999F2)。観測時間が短かったようですが、リンカーン天文台チーム(LINEAR)が昨年の2月、5月、6月に観測した天体と同一であることがわかりました。いずれにせよ明るくなることはなさそう。
[紹介]6月3日既報の、ハッブル望遠鏡によるNGC3603の画像(一枚の中に星の一生がすべて捉えられているもの)の日本語の解説。
VSOLJニュースを転載します。
[紹介]天文ではありませんが、姫路の隣の隣の町、造船とペーロン祭りで有名な兵庫県相生(あいおい)市の私設応援ページ。
J. Muellerは、the second Palomar Sky Surveyで1987年〜1990年に撮影したプレートから3個の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1987T,1988ah,1990al)
アメリカのT. PuckettとI. Siegertは、「りゅう座」に約17.1等の超新星と思われる天体を発見しました(超新星1999cm)。
[HST]渦巻き銀河NGC4414。遠方の銀河までの距離を精密に測定する、ハッブル望遠鏡のキープロジェクトの過程で1995年に撮影されたもの。
国際宇宙ステーションの作業のために打ち上げられていたスペースシャトル「ディスカバリー」無事に帰還。
この記事の冒頭の着陸したシャトルの写真がかっこいいので取り上げました(笑)
SETI@homeで福原のPCはようやく8ユニット目に入りました。一体どこから来た電波を解析しているんだろうと、クライアントプログラムに表示された赤経赤緯を図に落としてみたら、「しし座」の一角でした。
[手前味噌]ステラプレイヤー用の星図、「今日の星空」を「星なかま☆ひめじ」のサイトに追加しました。
ポリシーに反して、Internet Explorer4.x専用です。新しいものを試す以上やむを得ませんが。
しかし、前に作ったのと似たりよったりやなぁ。アストロアーツからリンクされてるのでも多数ネタっぽいし。
彗星なども表示できるといいんですけど、軌道要素は別ファイルなのでちょっと無理っぽい。
ついでに、掲載したリンク先にはこれまたIE4専用の仕掛けがあります。単なるこけ脅しです。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
なんとも豪勢な....(と、これはお決まりのコメント)
[HST]ぎょしゃ座AB星の、恒星を取り巻くガスと塵の雲。この画像の、恒星を中心に9時の方向に、惑星の「種」になると考えられる塊が確認できる(ちなみに5時の方向ちょっと離れたところに見える光点は他の恒星とのこと)。
リック天文台超新星捜索チームは「かみのけ座」のNGC4501(M88)に16.4等の超新星と思われる天体を発見(超新星1999cl)。
ロシアの有人宇宙ステーション「ミール」は、運用資金のめどがつかなければ8月から無人運用し、コントロールが利かなくなる前に遠隔操作で太平洋に落下させるとのこと。
[HST]NGC3603の画像。この一枚の中に星の一生の姿がすべて捉えられているそう。
HSTの撮影天体の位置星図は、それが福原の能力で可能 and 福原の気が向いたら付けます。これから必ず付けるわけではありませんのでご了承のほどを。