【転載】国立天文台・天文ニュース(579)
ALMA (アルマ)の講演会が以下のように行われます。
主題:2002年ALMA公開講演会「ビッグバンと宇宙の進化を探る」 主催:国立天文台 共催:日本天文学会・東北大学理学部天文学教室・仙台市教育委員会・仙台市天文台 日時:平成14年10月19日(土) 13時開場 13時30分開会 17時閉会 会場:仙台市天文台 〒980-0823 仙台市青葉区桜ヶ岡公園 1-1 TEL(022)222-6694(代)FAX (022)216-4464 http://www.astro.city.sendai.jp/ バス 仙台駅より 青葉台・宮教大行きなど 大町西公園前下車徒歩2分 交通公園行きなど 市民図書館前下車徒歩3分 公共交通機関をご利用ください 内容: ALMAについて(はじめに) 松尾 宏 (国立天文台) 宇宙論研究の最前線 二間瀬 敏史 (東北大学) アンデスの山奥から銀河とブラックホールの誕生に迫る 河野 孝太郎 (東京大学) (多くの質問にお答えする時間を設定しています) 参加方法: 平成14年9月1日(日)より平成14年10月18日(金)まで電話による 参加申し込みを受け付けます 受付先: 仙台市天文台 (TEL 022-216-4463) 受付時間:仙台市天文台の定休日(月曜日。但し、月曜が祝日の場合翌日)を 除く午前9時から午後5時まで (席に余裕のある場合には当日参加も受け付けます) 参加費:無料 対象:どなたでも参加できます。 問い合わせ先: 講演会について 国立天文台 ALMA計画準備室 TEL 0422-34-3843 FAX 0422-34-3764 http://www.nro.nao.ac.jp/alma/ 参加申し込み・会場などについて 仙台市天文台 TEL 022-216-4463 FAX 022-216-4464 http://www.astro.city.sendai.jp/ 世話人:服部誠(東北大学),松尾宏(国立天文台),宮脇亮介(福岡教育大学)
2002年8月30日 国立天文台・広報普及室
補足説明: ALMA (アルマ:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)(愛称アンデス巨大電波望遠鏡)計画は、南米チリのアンデス高原に日本が米国やヨーロッパの国々との国際協力によってミリ波・サブミリ波を観測する電波干渉計を建設する計画です。このアンデス巨大電波望遠鏡計画を一般の方々に紹介したいと考えて公開講演会を企画しました。アンデス巨大電波望遠鏡は、野辺山45メートル電波望遠鏡や野辺山ミリ波干渉計といった従来の観測装置に較べてはるかに高い性能を持ち、0.1秒〜0.01秒(1秒(")は1度(゜)の3600分の1に相当する角度単位) という高い分解能で、光では見られない天体の諸現象を克明に調べることが可能になります。すばる望遠鏡の成果とあわせて、この電波干渉計により、宇宙の進化、星や惑星の形成などを探ることができます。
本講演会では、アンデス巨大電波望遠鏡によって期待される成果をハワイに完成した大型光学赤外線望遠鏡「すばる」の成果とあわせて分かり易く話をする予定です。