【転載】国立天文台・天文ニュース(531)
アルマ(ALMA:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)計画は、北アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の国際協力により、南米チリのアンデス高地に建設しようとしている巨大な電波望遠鏡です。その科学的性能や使い方を相談するアルマ科学諮問委員会のために来日される一流の科学者をお招きして、天文学の最前線と、アルマ計画、そしてアルマが私たちに見せてくれる宇宙の姿についてわかりやすくお話しいただく講演会(日本語通訳付)を開きます。春分の日の午後のひととき、宇宙の不思議に触れてみてはいかがでしょうか。
講 演 会: 宇宙はどこまで見えるか 〜アルマがひらく天文学〜 日 時: 2002年3月21日(春分の日・木曜日) 午後1時開場、午後1時30分開始 場 所: 日本科学未来館 みらいCANホール(定員300名) 対 象: 特に制限しませんが、中学生以上の方が主な対象です 参 加: 無料、先着順です。直接会場へお越しください 主 催: 国立天文台 共 催: 日本科学未来館 講 演: 福井康雄博士 (名古屋大学理学部教授) ジェフリー・ブレーク博士(米カリフォルニア工科大学) ピエール・コックス博士 (仏スペース天体物理学研究所) ※ 外国人講演者の講演は同時通訳をいたします。 ディスカッション: 会場の皆さんから出された質問に、各方面で研究の最前線に 立つ世界の研究者がお答えしながら、新しい宇宙のすがたに ついて話し合います(日本語通訳付)。 問合せ先: 国立天文台アルマ計画準備室 電話0422-34-3843 FAX 0422-34-3764
なお、この講演会に先立ち、3月18日から20日にかけて、アルマ計画の科学的な目的・仕様・運用等を議論するアルマ科学諮問委員会と、日・米・欧のプロジェクトマネジメントレベルの人たちによる、ALG(アルマ・リエゾン・グループ)会議が国立天文台(三鷹)で開催される予定です。
2002年2月28日 国立天文台・広報普及室
3月7日の発行は都合により行いません。次回は3月14日を予定しております。