【転載】国立天文台・天文ニュース(518)
愛知県豊橋市の長谷田勝美(はせだかつみ)さんと三重県鈴鹿市の中村祐二(なかむらゆうじ)さんが新星らしき天体を発見しました。
1月25日(日本時間)未明、長谷田さんは、口径10センチ望遠鏡を使った写真観測で、中村さんもまた同夜の写真撮像、「へびつかい座」に、9等の新星と思われる天体を発見しました。
この天体は、その後新星と確認され「へびつかい座新星2002」と呼ばれることになりました。
へびつかい座新星2002の位置は、
赤経 17h 37m 34.41s 赤緯 +16゜23' 17".9 (2000.0)
です。
長谷田さん中村さんともに新星発見のベテランでこれまでにも多くの新星を発見しています。
2002年1月27日 国立天文台・広報普及室