【転載】国立天文台・天文ニュース(199)

新彗星 C/1998 Q1(LINEAR)


 リンカーン研究所チームが、またリニア新彗星を発見しました。発見は8月24日、「みずがめ座」の北の境界近くで、明るさは17.7等でした。その後の観測で、はっきりしたコマをもち、西に短い尾が伸び、南に移動していることが認められています。認識符号は C/1998 Q1 で、通称はリニア彗星です。

 これまでの観測から求めた暫定放物線軌道要素と予測位置は、国際天文学連合回報によりますと、つぎの通りです。今後、特に明るくなることはなさそうです。

   近日点通過時刻 = 1998 June 28.131 TT  近日点引数 = 133.338
                                            昇交点黄経 = 159.831 (2000.0)
      近日点距離     = 1.56032 AU           軌道傾斜角 =  32.021

    日付      赤経(2000.0)赤緯   地心距離   日心距離   太陽離角   明るさ
    1998       時  分    度   分        AU         AU         度       等
    Aug. 30   22 11.14  - 3 56.3    0.773      1.779      172.5     15.9
    Sept. 4   22 13.03  - 7 23.5    0.810      1.812      170.6     16.1
          9   22 15.04  -10 31.1    0.854      1.847      165.7     16.3
         14   22 17.24  -13 17.0    0.905      1.883      160.2     16.5
         19   22 19.67  -15 40.5    0.963      1.920      154.7     16.8
         24   22 22.40  -17 42.1    1.027      1.959      149.4     17.0
参照

1998年8月27日        国立天文台・広報普及室


転載: ふくはら なおひと(福原直人) [自己紹介]

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