2004年6月 | 星が好きな人のための新着情報

2004年6月30日

NASAの観測装置HIPWACがすばる望遠鏡にとりつけられ、土星の衛星タイタンの激しいジェット気流を観測。カッシーニ探査機に搭載されたハイゲンス(ホイヘンス)探査機が来年1月にタイタンの大気中に突入することと連携して行なわれたもの。
- すばる望遠鏡
およそ40光年の距離にある連星系2MASSW J0746425+2000321 の星の質量が測られ、それぞれ太陽質量の8.5%と6%であると求められたとのこと。なお、理論上、核融合によって恒星として輝くことの出来る最低質量は太陽質量の8%とのこと。
- ESO Press Release 16/04: Weighing Ultra-Cool Stars
- アストロアーツ: 宇宙で最小クラスの超低温星の質量が初めて直接量られた

2004年6月29日

23日に極大が予想されていたポン・ウィンネッケ流星群は、6年ぶりに活発な活動が観測されたとのこと。
- 日本流星研究会: 流星・火球・隕石に関する最新情報
アメリカのスターダスト探査機が観測したウィルド彗星(6月19日)について。
- アストロアーツ: 彗星探査機スターダストの捉えたウィルド彗星は、汚れた雪の塊ではない
火星探査車オポチュニティーが発見した球形の物質と、それに似たアメリカ・ユタ州に存在する球状の石についての研究成果が発表され、いずれも水の流れによって鉱物が沈殿して作られたものとのこと。
- ユタ大学: Earth Has 'Blueberries' Like Mars 'Moqui Marbles' Formed in Groundwater in Utah’s National Parks
カッシーニ探査機は、いよいよ7月1日に土星をまわる軌道にはいります。
- 横浜こども科学館: カッシーニ探査機による土星探査
- CASSINI AT SATURN - Present Position
第一回超新星捜索者の集い。7月10日。神奈川県。
- 第一回超新星捜索者の集い
第45回流星会議。8月27日～29日。富山県氷見市。
- 第45回　氷見流星会議のお知らせ
キューブサット打ち上げ一周年の記念講演会。7月10日。東大本郷キャンパス。
- Yahoo!News(6月26日): 来月１０日に東大で講演会＝超小型衛星「キューブサット」打ち上げ１周年記念

2004年6月27日

土星の衛星フェーベの形状。
- JPL: The True Shape of Phoebe
カッシーニがタイタンを撮影。
- JPL: Through the Haze
中村祐二さんがヘルクレス座に発見した爆発型天体の画像。
- 佐野康男さん: Her-OT_J183926+260410 obs

2004年6月26日

[Astronomy Picture of the Day] SpaceShipOne から見た地球。
- Planet Earth from SpaceShipOne
2004年ドブソニアン祭り。綾部市天文館(京都府)。
- 星くらぶM57
火星隕石の展示。平成3年に落下した田原隕石の展示も。7月19日～8月31日。蒲郡情報ネットワークセンター・生命の海科学館(愛知県)。
- 蒲郡情報ネットワークセンター・生命の海科学館
これまで知られているうちで最も若いブラックホールまたは中性子星が発見されたとのこと。
- NRAO: Radio Telescopes Reveal Youngest Stellar Corpse
- アストロアーツ: これまででもっとも若い高密度天体の発見
NASA、機構改革計画を発表。
- NASA: NASA Transformation Structure Released
- Yahoo!News(6月25日): ＮＡＳＡ、シャトル再開や有人探査に備え機構改革（読売新聞）
国際宇宙ステーションで船外活動中に宇宙服で酸素タンクの圧力低下があり、活動を中止したとのこと。
- Yahoo!News(6月25日): 国際宇宙ステーションの船外活動、酸素漏れで打ち切り（ロイター）
- SpaceRef.com: NASA Space Station Status Report 24 Jun 2004

2004年6月25日

三重県の中村祐二さんが、ヘルクレス座に新しい爆発型天体を発見された模様。
- ＯＡＡメッセージボード
カッシーニ探査機が11日に最接近した、土星の衛星フェーベについて、JPLは、フェーベが、冥王星やトリトン等に似た天体のようだと発表しました。研究者は、45億年前には、太陽系のふちで、フェーベのような天体が豊富だったと考えているようです。
日本科学未来館に常設展示される MEGASTAR-II cosmos のホームページが開設されています。
- 日本科学未来館: MEGASTAR-II cosmos
JAXA、宇宙へのしきいを下げる新しい産学官連携プログラム「宇宙オープンラボ」を6月23日に開設。
- JAXAプレスリリース: 宇宙オープンラボ」の開設について
- 宇宙オープンラボ
asahi.comの報道によれば、JAXAは、NASAが打診していた熱帯降雨観測衛星(TRMM)の運用中止を受けいれることにしたとのこと。
- asahi.com(06月24日): 熱帯降雨観測衛星を運用中止に、宇宙機構が打診受け入れ

2004年6月24日

SpaceShipOneについての報道など。
- asahi.com(6月22日): 民間初の有人宇宙飛行に成功　「国家」の独壇場に第一歩
- 日本惑星協会 YMコラム: 民間宇宙船で初の有人飛行
[Astronomy Picture of the Day] 先日の金星太陽面通過の写真。とても幻想的な太陽面通過です。
- A Picturesque Venus Transit
チャンドラによる銀河系中心部の観測。
- Hot Gas in Galactic Center: Chandra Turns Up the Heat in the Milky Way Center
ヨーロッパの研究チームによる12年間の銀河団研究の成果。
- ESO Press Release 15/04: Charting the Giants
- アストロアーツ: X線による銀河団のサーベイ観測「REFLEX」から暗黒物質にせまる
日本惑星協会トピックス。
*スピリットとオポチュニティが調査を再開
*探査機カッシニ、30日にいよいよ土星に到着
- 日本惑星協会
asahi.comによれば、EUとアメリカは、GPSとガリレオ計画とを共用することで合意したとのこと。
- ＧＰＳとガリレオ計画の共用で欧米が合意
[ソフトウェア] ノイズ除去ソフト「Neat Image」のWebサイト。
- Neat Image - best noise reduction for digital cameras and scanners

2004年6月23日

民間資金によるものとしては初めて有人宇宙飛行を達成した(到達高度 100.1241 km) SpaceShipOneについて。
イメージノイズ除去ソフト「ニート・イメージ」による処理例。
- 21世紀フォトギャラリー: 「ニート・イメージ」による処理
イオの火山はハワイ・キラウェア山より数百度高温。
- アストロアーツ: キラウエア火山よりも数百度も高温、イオの火山についての最新研究
おとめ座銀河団中の楕円銀河 NGC 4402 は、銀河団中の高温ガスとの衝突で崩解が進んでいる。
- NOAO: Galaxy Cleaned Out by Encounter with Hot Cluster Gas
- おとめ座銀河団の高温ガスの影響で崩壊が進む銀河NGC 4402

2004年6月22日 00:40

民間初の有人宇宙飛行を目指すSpaceShipOneは、日本時間21日23時50分に母機から切り離され、地上から62マイルの高度に到達後、同22日00時14分、無事に地上に着陸しました。
- Spaceflight Now: Mission Status Center

2004年6月22日

21日は夏至でした。さてそこで...

[Astoronomy Picture of the Day] ネメア遺跡の上のアナレンマ。
- Analemma over Ancient Nemea
上の撮影者による、アナレンマの写真の数々。
- Solar Image Gallery - Analemma
どうやって撮るんでしょう、こういう写真。
アナレンマとは。
- 大阪市立科学館によるアナレンマの解説
渦巻き銀河の腕が何百万年もその形を保っていられるわけについて、1964年に提唱された密度波理論(density-wave theory)を、初めてそれを支持する観測結果が得られたとの事。
- NRAO: Gas Clouds in Whirlpool Galaxy Yield Important Clues Supporting Theory on Spiral Arms
- アストロアーツ: 渦巻き銀河の腕について、40年前の理論を支持する研究結果
更なる観測には、日本も参加するALMAの完成が待たれるとのこと。
シカゴ大を中心とする研究グループが行ったコンピュータシミュレーションで、矮小銀河は昔もっと重かったことが明らかになったとのこと。これにより銀河形成の理論と観測の矛盾が解決するかもしれない。
- アストロアーツ: 観測とシミュレーションの矛盾を解決する鍵は、矮小銀河の質量変化
- シカゴ大: Key theory of galaxy formation no longer conflicts with observations
JAXA、H-2Aロケットの打ち上げ失敗など一連のトラブルに対する対策として、「開発基本問題に係る外部諮問委員会」を設置したとのこと。D.S.ゴールディン前NASA長官を委員長とし、仏独宇宙機関の長の経験者も委員に加わっています。
- JAXA: 「開発基本問題に係る外部諮問委員会」の設置について
すでにいくつかの報道がありますが、日米共同の熱帯降雨観測衛星(TRMM)について、アメリカ側が「資金難」を理由に運用打ち切りを通告、6月末での運用停止の危機に立たされています。
民間初の有人宇宙飛行を目指すSpaceShipOneは日本時間21日22:47に離陸(ロケットは空中発射型です)、同23:50、母機から切り離されました。「新着情報」編集時点では宇宙へ向けて飛行中です。

2004年6月20日

6月23日20時ごろに極大が予想されている「うしかい座」流星群について。
- 横浜こども科学館: ６月２３日２０時頃ポンス・ヴィネッケ彗星を母彗星とする流星群（６月のうしかい座流星群）の極大
超新星が続々と発見されていますが、すみません、ぐずぐずしているうちに追いかけきれなくなりました。最新は 2004cr で、M. Armstrongさんが6月17,18日の観測で発見しました。
- Bright Supernova
- IAUC 8359: 2004cj-2004cq; 2004cr

2004年6月19日

今年はじめにWild 2彗星に接近したスターダスト探査機による観測の解析。同彗星の核の表面地形は変化に富み、またクレーターが多いことから小天体との衝突にも耐えられるほど固い。またジェットの活動も活発であったとのこと。
カッシーニ探査機による最近の画像。
- NASA: カッシーニの画像アーカイブ
ハッブル宇宙望遠鏡の観測から作成された、土星の最大の衛星タイタンの表面地図。この星に、カッシーニに搭載されたハイゲンスプローブが降下を試みます。
- Hubble Space Telescope images of Titan's surface
超新星残骸W49Bの観測(6月5日)について。
- アストロアーツ: 美しく輝く宇宙の樽 W49B
不規則矮小銀河Holmberg IIにある星雲が、中間質量ブラックホールのX線によって光っていることが発見されたとのこと。
- CfA Release No.04-22: Monster Lies Camouflaged Inside Nebula's Heart
新彗星。

2004年6月18日

うしかい座流星群について。日本時間の23日ごろに極大が予想されています。
- 国立天文台アストロ・トピックス No.21 『出現するか? 梅雨空の流星群』
- J. Vaubaillon氏: 2004 June Bootids forecastings
天文台マダム日記更新。天文台マダム野辺山日記に「おいしい　野辺山」を追加。　
- 天文台マダム日記
「電波天文学者観察日記」が準備中です。
[Astronomy Picture of the Day] ニート彗星とプレセペ星団。
- Comet NEAT and the Beehive Cluster
ヨーロッパの研究チームが、バーチャル天文台（VO）を使用して30個のブラックホールを発見。
- アストロアーツ: 最先端技術「バーチャル天文台」によるブラックホールの発見
民間初の有人宇宙船、SpaceShipOneの打ち上げがせまっています。
- SpaceDaily.com: X-Prize Contenders Get Ready For Lift-Off
報道されていますが、ブッシュ米大統領が発表したアメリカの新宇宙開発計画について、検討してきた大統領委員会が報告書をまとめました。報道では、報告書で、NASAの業務を広く民間に委譲し、NASAは有人飛行や新技術開発などに集中すべきと提言しているようです。

2004年6月17日

Spitzer赤外線宇宙望遠鏡の成果2つ。
ハッブル宇宙望遠鏡による三裂星雲の観測(6月11日)について。
- アストロアーツ: ハッブル宇宙望遠鏡が明かす三裂星雲（M20）の中心部
日本惑星協会トピックス。
*ベールを脱いだ衛星フェーベ
*探査機カッシニが最接近して撮影したフェーベの表面
*オポチュニティが調べる層状岩石の露頭
- 日本惑星協会
[Astronomy Picture of the Day] 本当はウルトラの星になるはずだった銀河。
- Elliptical Galaxy M87
Weighing Ultra-Cool Stars
- ESO Press Release 16/04: Weighing Ultra-Cool Stars
国立天文台ニュース。日本もいよいよALMA建設参加へ。
- [PDF] 国立天文台ニュース
JAXAプレスリリース。
- JAXA: 国際宇宙ステーション搭乗日本人宇宙飛行士のソユーズ訓練修了について（報告）
- JAXA: 国際宇宙ステーション搭乗日本人宇宙飛行士の搭乗運用技術者（ミッションスペシャリスト）候補者訓練への派遣について（報告）

2004年6月15日

リニア・ニート彗星の近況。なお、一部のページには、同じリニア彗星でもC/2003 K4も含まれています。
- 西明石天文同好会画像掲示板参照
- 星の風景ニート6月13日、リニア6月14日
- 天平の森彗星観測トップページ各彗星の光度経過
- 21世紀フォトギャラリー 6月13日撮影分
- ASTRO PHOTO GALLERY
C/2003 K4の方のリニア彗星の情報。秋に南半球で6.5等ぐらいになるらしい。
- 吉田誠一さん: リニア彗星 C/2003 K4 (LINEAR)
金星太陽面通過の画像。このページ最初の画像は第4接触から2分後です。金星の縁が光ったり、太陽面がゆがんでたり、すごい画像です。
- spaceweather.com: The 2004 Transit of Venus
ニュージーランドで、隕石が民家の屋根に落下したとのこと。
- アストロアーツ: ニュージーランドで隕石が民家の屋根を直撃
11日に発生した、液化天然ガス(LNG)推進系の研究用サブスケールエンジンの異常燃焼(6月14日)について、JAXAのWebサイトに記載があります。
- JAXA: LNG推進系飛行実証プロジェクト
Wired Newsの天文・宇宙開発関係の記事。

2004年6月14日

「ブラックドロップ現象」に関するSky and Telescopeの記事。今回ほとんどの観測者はブラックドロップ現象を確認していない？(一部では観測された？)ようです。
- Sky and Telescope: Where Was the Black Drop?
金星太陽面通過の画像。ラ・パルマ天文台のスウェーデン1メートル太陽望遠鏡による。
- Institute fot Solar Physics(スウェーデン): Venus transit 8 June 2004
明石における金星太陽面通過の観測「できなかった」レポート。
- 金星太陽面通過
探査機「カッシーニ」は、土星の最も外側の衛星フェーベをフライバイしました。
報道によれば、開発中のGXロケットのエンジン試験機が発火するトラブルがあったとのこと。
- Yahoo!News(6月12日): エンジン試験機が火を噴く　ＧＸロケットの燃焼実験

2004年6月13日

(6月13日訂正)一日日付を間違えてました。

金星太陽面通過。
- 金星月惑星研究会関西支部
- 横浜こども科学館: ２００４年６月８日「金星の太陽面通過」画像記録
- アストロアーツ: 【投稿画像集 5】6月8日金星の日面通過川村晶氏の撮影には、金星の縁が微かに光っている様子が捉えられています。
- Astro Meeting 左のメニューから「Sun」を選択
6月21日は夏至です。
- 横浜こども科学館宇宙・天文ニュース: ２００４年１月～６月のおもな天文現象: 6月
松浦晋也氏による記事。
- 日経BP: 漂流する日本の宇宙政策、責任を巡って打ち上げ再開にゴーサインが出ず
日本はどこへ行くのでしょう。

2004年6月11日

金星太陽面通過。
ハッブルによる、三裂星雲の中心部。
- HubbleSite: New Hubble Image Reveals Details in the Heart of the Trifid Nebula
Spitzer赤外線望遠鏡によるケンタウルス座Aの観測(6月5日)。
- アストロアーツ: ケンタウルス座Aに捉えられた、幾何学模様のイリュージョン
普通の銀河にクェーサーが存在するという意外な観測結果。
- Gemini Press Release: Cosmic Powerhouses Dwell In Humble Galactic Homes
- アストロアーツ: 宇宙でもっともまぶしく輝く天体、クエーサーの意外な住み処
天の川銀河では予想以上に大量に新しい星が生成されている。
- ウィスコンシン大: MILKY WAY CHURNING OUT NEW STARS AT A FURIOUS PACE
- アストロアーツ: 天の川銀河では、劇的な星形成が進行中

2004年6月10日

金星太陽面通過。
昨日載せていた Astronomy Picture of the Dayのは、水星の太陽面通過でした。
今になって見つけましたが、金星の太陽面通過マーチ(Transit of Venus March)という曲があります。
- Transit of Venus March by John Philip Sousa
  - 聴けます
  - 楽譜など
「Transit of Venus March」について見つけたのは、横浜こども科学館による豊富なリンク集からです。
- 横浜こども科学館: 「金星の太陽面通過」情報とリンク集
「もう終わった現象だから」なんて言わずに ....
日本惑星協会トピックス。
*オポチュニティ、エンジュアランス・クレーターの崖の調査を開始
*カッシニの土星到着は今月30日
*ロボットが修理? NASA、ハッブル宇宙望遠鏡の延命の検討を開始
*122年ぶりに金星の太陽面通過
- 日本惑星協会
マーズ・エクスプレスが撮影した、火星のアルシア山の画像が公開されたとのこと。
- マーズ・エクスプレス　トピックス
JAXA: H-IIAロケット6号機打上げ失敗をはじめとする一連のトラブルに関して、役員に対する処分を発表。
- JAXA: H-IIAロケット6号機打上げ失敗等に関する役員の処置について
- JAXA: 理事長談話

2004年6月9日

8日の金星太陽面通過は、全国的に悪天候でしたが、北海道北部と関東の一部で観測できたようです。それ以外の地域でも、日没直前に晴れ間から観測できたところも。
国際宇宙ステーションの通過を観測した人はいるのでしょうか。
野辺山太陽電波観測所の電波へリオグラフも金星太陽面通過を観測しました。
SOHOでは、LASCO C2画像で太陽のすぐ側をかすめていくところが捉えられました。
- SOHOホームページ(英語) 「Hot Shot: The 2004 Venus Transit」を選択

2004年6月8日

8日、日本の一部地域では金星の太陽面通過中に国際宇宙ステーションも太陽面を通過するとのこと。
- 国立天文台アストロ・トピックス No.19 『金星の太陽面通過中、国際宇宙ステーションも通過』
- 国際宇宙ステーション通過点の概略地図英語。時刻はたぶんUTC
国立天文台三鷹の、あの官舎の一棟が保存されることになったとのこと。
- 天文台マダム日記更新状況
M82銀河のコズミック・シャワー。
- アストロアーツ: スターバースト銀河M82のコスミック・シャワー
JAXAの古川聡、星出彰彦、山崎直子の3飛行士が、ロシアでの訓練を終え、ソユーズのフライトエンジニアの資格を得たとのこと。さらにNASAのミッションスペシャリスト候補者訓練を受けるため渡米の予定。
- JAXA ホットトピックス

2004年6月7日

6月のリニア・ニート彗星。
- 西明石天文同好会 6月5日。画像掲示板 No.409, 418のスレッド
- Stellar Scenes: 2004/6/5の2001Q4ニート彗星
- Stellar Scenes: 2004/6/5の2002T7リニア彗星
- 21世紀フォトギャラリー: リニア彗星(C/2002 T7) 最新は6月4日
- ゆういちの星空日記: C/2002 T7(LINEAR) 6月3日
- 増澤天文台フォトギャラリー

2004年6月6日

LIVE!UNIVERSEによる、6月8日の金星太陽面通過の中継「LIVE! VENUS 2004」のページがオープンしています。日本各地と、イランからの中継を予定。
- LIVE! VENUS 2004
今回は、自分の目で、と言っても、安全確保の問題と、何より天候の心配がありますので、ネット中継も悪くないかも知れません。
その他、金星太陽面通過の中継を予定しているサイトの一覧。
- 星の子館: 2004年6月8日金星太陽面通過インターネット中継中継サイトのリンク
SOHOのC3画像に金星が姿を見せています。
- SOHO: SOHO LASCO C3 Latest Image
今更ながら、アストロアーツによる、金星太陽面通過の解説ページ。
- アストロアーツ: 2004年6月8日金星の日面通過
マーズローバー「オポチュニティ」は、「エンデュランス・クレーター」内に降りて探査を行う模様。
- NASA JPL Press Releases: Mars Rover Opportunity Gets Green Light To Enter Crater
- マーズ・エクスプロレーション・ローバ　トピックス

2004年6月5日

ぐんま天文台、5月14日にニート彗星の分光観測を実行。
- ぐんま天文台
「はやぶさ」撮影の地球の画像が、NASAのNear Earth Object ProgramのWebサイトに。
- NASA: Near Earth Object Program
Spitzer赤外線望遠鏡によるケンタウルス座Aの観測。
- Spitzer Spies Parallelogram-Shaped Galactic Meal
X線(チャンドラ)と赤外線(パロマ山天文台)で観測した、超新星残骸W49B。
- W49B: Smoking Gun Found for Gamma-Ray Burst in Milky Way
Charting the Giants - Largest Census Of X-Ray Galaxy Clusters Provides New Constraints on Dark Matter.
- ESO Press Release 15/04
アストロアーツの記事から。
東京大学木曽観測所特別公開。8月7日,8月8日。
- 東京大学木曽観測所特別公開
土星探査機Cassiniに搭載された、ESAのHuygensプローブは、来年1月に土星の衛星チタン(タイタン)に投下され、大気の様子を観測しながら地表への着陸を目指します。Huygensには、観測機器だけでなく、4曲の音楽も納められているとのこと。
- ESA: 'Music2Titan': sounds of a spaceprobe

2004年6月3日

Hidden Black Holes Uncovered by Combined Effort of NASA's Great Observatories
- チャンドラ: GOODS Chandra Deep Field South: Hidden Black Holes Uncovered by Combined Effort of NASA's Great Observatories
- HubbleSite: Spitzer Leads NASA's Great Observatories to Uncover Black Holes, Other Hidden Objects in the Distant Universe
「こだま（DRTS）」の状況について。
- JAXA: 「こだま（DRTS）」の状況について
日本惑星協会トピックス。
*最も若い太陽系外惑星の発見?
*6年目に入ったSETI@home
*高く評価された「はやぶさ」のスウィングバイ
- 日本惑星協会
報道によれば、NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡をロボット技術によって補修する検討を始めるとのこと。
- Yahoo!News(6月2日): ロボット整備を本格検討　ハッブル延命策でＮＡＳＡ（共同通信）
- asahi.com(6月2日): ロボットによる修理検討　ハッブル望遠鏡でＮＡＳＡ長官

2004年6月2日

日本の国立天文台と欧州宇宙機関は、2002年8月～2004年1月に行われた「すばる/XMM-ニュートン・ディープサーベイ」(SXDS)の深撮像サーベイ画像と天体カタログをネットで公開しました。
報道によれば、「小さな銀河が先に出来、それが集まって大きな銀河に成長する」という定説とは逆に、大銀河の方が小銀河よりも早く形成されたとする研究成果を、国立天文台や東大などのチームが発表したとのこと。
- Yahoo!News(6月1日): まず大銀河ありき、国立天文台などが研究発表（読売新聞）
- Yahoo!News(6月1日): 大銀河ほど早く成長＝通説覆す観測成果－すばる望遠鏡（時事通信）
マーズ・ローバの近況。本来のミッション期間を越えて活動中のローバーには、ソフトウェアの障害やバッテリーの消耗など、そろそろ問題が出始めていますが、「熟睡」モードなど寿命をのばす努力を続けているとのこと。
- マーズ・エクスプロレーション・ローバ　トピックス

2004年6月1日

２００４年金星プロジェクト更新。あと8日。
- 日本プラネタリウム協会: ２００４年金星プロジェクト
へぇ～
[Astronomy Picture of the Day] 2400万キロの距離から撮影した土星。
- 24 Million Kilometers to Saturn