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ジャコビニ流星群が10月9日に極大になります。
1933年と1946年にHR数千以上の大出現を見せ、その後も時々突発出現を見せている流星群です。
スペースシャトル・アトランティス、日本時間10月3日3:00〜7:00に打ち上げ。(再掲載)
前に打ち上げ日を「10月2日」と書いてますが、これは米国東部夏時間です。
小天体探査フォーラム一般公開ページ更新。
メガスターWebサイト、10月1日に新URLに移転。
[Web紹介] 故本田実氏の観測所、星尋山荘のWebサイト。氏の略歴や遺稿「星に尋ねて」の紹介、氏の発見された新天体のリストなどがあります。
46P/Wirtanen彗星がアウトバースト?
そうそう、26日には金星が最大光輝(マイナス4.6等)でした。
ロシア宇宙当局の資金難のため、国際宇宙ステーション(ISS)にソユーズが飛ばせなくなる恐れ。ソユーズが使えなくなるとISSへの長期滞在が難しくなることに。
H-IIAロケット3号機の打上げシーケンスをテーマにしたスクリーンセーバ。MS-Windows用。
アポロ12号を打ち上げたサターン5型ロケットの3段目と見られている天体 J002E3は、来年6月には再び地球付近を離れ、太陽を巡る軌道に戻ると考えられています。月への衝突または地球大気圏への突入の可能性は低いとのこと。
天文関係ではありませんが、SETI@homeよりも古くから行なわれている分散コンピューティングプロジェクト、distributed.netのRC5-64プロジェクトが終了しました。
MUSES-Cの打ち上げ延期について、宇宙科学研究所より。
2003年5月まで大きく延期するのは、小惑星に向かう軌道との兼ね合いからのようです。到達時期は変わらないとのこと。
MUSES-C打ち上げ延期の理由とM-Vロケットによる今後の打ち上げスケジュールについて。
国立天文台野辺山電波観測所の電波へリオグラフで、世界ではじめて、太陽フレアで電子が加速され、非常に高速で伝播する現象を観測。
国立天文台三鷹キャンパスの特別公開。10月26日。
第7回レオニード流星群観測小研究会。9月28日。
宇宙開発事業団のWebサイト、ムービーライブラリとフォトライブラリにH-2Aロケット3号機関係の動画と静止画を掲載。
宇宙開発事業団(NASDA)のWebサイト、ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート8月分を掲載。
*NSYNCのLance Bassのスポンサー、来年4月のフライトをめざして資金を集めているとのこと。
グループの名前は公式ページに従いました。
国際宇宙ステーションへの補給のため、ロシアのプログレス宇宙船が打ち上げられました。
Supernova Cosmology Projectは、3月と4月の観測から、7個の超新星と思われる天体を発見しました。(SNe 2002fl, 2002fm, 2002fn, 2002fo, 2002fp, 2002fq, 2002fr)
ロバート L. フォワード氏、脳腫瘍のため9月21日に逝去。70歳。
徳島と伊豆でそれぞれ火球出現。
C/2002 O4 (HOENIG)彗星も9月に入り拡散、減光している模様。
日本の小惑星探査機 MUSES-C、12月1日打ち上げ予定のところ、来年5月に延期。破断した部品が見つかり、他の部品検査に時間がかかったため。
10月2日打ち上げ予定のスペースシャトル・アトランティスの飛行計画。
NASAの2004年度予算には、宇宙ステーション要員のための救命ボート開発費も含まれるとのこと。
ISS/きぼうウィークリーニュース9/24号。
アメリカでLED懐中電灯が人気。
日本でも出回りつつあります。星見の装備としても興味深い道具です。「ゼノン電球やハロゲン電球の明るさには及ばない」というのがかえってメリットかも。赤色の方がより価値がありますが。
[Astronomy Picture of the Day] 月と木星とヒアデス星団。
今年1月に発見され、2月に不思議な挙動を示した、「いっかくじゅう座」の特異変光星 V838 Mon の周りで星雲状の天体が形成され、現在も拡がりつつあることがわかりました。
カミオカンデは10月はじめより実験を再開することになったようです。
LE-5B,LE-7Aエンジン領収燃焼試験のそれぞれ2回目は予定どおり終了。
宇宙開発事業団、宇宙開発利用のより一層の裾野拡大を図るため、産業界との連携活動総合窓口を開設。
ロシアの科学者は2015年に火星への有人飛行ミッションを計画。4人から6人、2年間の予定、推進システムは電気ジェットエンジン(?)。ロシアは技術はあるが、200億ドルの資金の調達が困難なため、海外からの投資を期待。
'N SyncのLance Bass、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで訓練を開始する模様。でもソユーズ搭乗は白紙になっています。
新情報、というわけではありませんが、小惑星3753番 Cruithne (クルースン)は地球軌道付近を回っている小惑星ですが、地球−太陽を結ぶ線を固定すると複雑な馬蹄形を描く奇妙な軌道を持っています。この小惑星についてのページがあるので紹介。
長谷田勝美さん発見の新星に関する、国立天文台・天文ニュース。
長谷田勝美さんが9月20日に発見した天体(9月21日)は、新星と確認されました。
すばる望遠鏡Webサイトの「すばるキッズ」が更新。
滋賀天文の集い02 in 八日市。11月23日。
国際宇宙ステーションに向かう次回のソユーズに、ロシアの実業家Serguey Polonskyが搭乗するかも、とのこと。
愛知県の長谷田勝美さんは、9月20日の観測から、「いて座」に5.0等の新星の可能性のある天体を発見しました。
双眼鏡で観測可能なようです。
ローウェル天文台のB. Skiffさんは、9月17日(世界時)のLONEOS programでの観測から、「やまねこ座」に全光度18.0等の彗星を発見しました。(C/2002 S1)
リック天文台超新星サーベイは、9月13,17日(世界時)の観測から、「エリダヌス座」と「くじら座」の境界付近のMCG -04-7-10に18.5等(13日)の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002fi)
串田さん独立発見の超新星2002fkについてのVSOLJニュース。
「反水素の大量生成に成功」(9月20日)で、生成に成功した東京大の早野研究室によるWebサイト。
M1かに星雲のパルサーをX線衛星チャンドラとハッブル宇宙望遠鏡が数か月にわたって観測し、その間の動きを動画として作成。
国際宇宙ステーションロゴマークの日本案最優秀賞を表彰。
ISSロゴマークは各国から案が出され現在調整中。
NASDA、フォトライブラリーに次世代型無人宇宙実験システム(USERS宇宙機) を追加。
NASDA、LE-5Bエンジンの第1回領収燃焼試験を計画どおり終了。引続き、LE-7A、LE5B両エンジンの2回目以降の試験が予定されています。
NASDA、2002年秋期コズミックカレッジの参加者を募集。小学校1〜4年生を対象とする「キッズコース」と教育関係者を対象とする「エデュケータコース」。
ロシア、国際宇宙ステーションへの物資補給を目的として、プログレス補給船を9月26日(日本時間)に打ち上げ予定。
ペプシコーラ、2004年中に国際宇宙ステーションへ宇宙旅行者を送り出す予定。ただしロシアとはまだ何の契約もしてない。
「こだま」の第3回アポジエンジン噴射が予定より速く停止したのは統合推進系の出来が良かったため?
「ふじ」コアモジュールの実物大模型を段ボールで作って実際に有人宇宙船の設計をしてみよう、という企画。
「中秋の名月は必ず仏滅」という話を聞きましたので、確かめました。確かにそうなります。
要するに、「旧暦」では、何月何日が六曜のどれになるかは固定されているのです。
「今月のすばる」『すばる望遠鏡を日本から支える「すばる室」』。
チリの William Lillerさんが発見したいて座の新星らしい天体は新星と確認され、正式名称として V4742 Sgr が与えられました。
9月16日の記事では「新星」と断定してしまいましたが、その時点では「新星らしき天体」でした。
米スタンフォード大のリンデさんらが提案する新しいモデルでは、宇宙はやがて収縮に転じ、あと100億年で終末をむかえるとのこと。
欧州合同原子核研究所(CERN)で活動する東京大などによる国際研究グループ、反水素の大量生成に成功。
宇宙飛行士、野口聡一さんが乗り組むスペースシャトル(STS-107)は来年3月1日以降に打ち上げ。
ISS/きぼうウイークリーニュース。
9月25日予定の宇宙受業の時間を変更。
NASDA、オーストラリアの小型衛星FedSatをH-2Aロケット4号機でピギーバック衛星として打ち上げ。
打ち上げるかわりに同衛星の観測実験で得られたデータの提供を受けるとのこと。
NASDA、H-2Aロケット用LE-5Bエンジンの領収試験1回目を9月20日に実施。
山梨県の串田麗樹さんと北京天文台超新星サーベイは、「エリダヌス座」のNGC 1309に超新星と思われる天体をそれぞれ独立発見しました。光度は串田さんの発見時(9月17.719日)で15.0等です。(SN 2002fk)
9月21日は中秋の名月(「旧暦」8月15日)です。
昨日のX線観測衛星チャンドラによる古い銀河団 Abell 2104の観測について。活動銀河核と思われるX線源を6つも発見。このことから活動銀河核を持つ古い銀河はこれまで考えられていたよりも多いらしいとのこと。
NASA、ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測で、これまでほとんど発見されていない中規模のブラックホール2個を球状星団の中に発見と発表。
日本惑星協会のトピックス。
ハッブル宇宙望遠鏡の後継機
小惑星と思われたJ002E3の正体
恐竜絶滅の原因は複数の隕石の衝突が原因?
アメリカのプラネタリウム事情の一端。
イタリアの研究者が、太陽系外惑星の大気から、水が存在する兆候を初めて検出。
H-2Aロケットで打ち上げられた次世代型無人宇宙実験システム(USERS)、ロケットでの投入高度から、衛星運用高度への軌道上昇に成功。10月から高温超電導材料製造実験を開始し、来年5月には帰還カプセルの大気圏再突入、回収を行うとのこと。
NASA、10月3日にスペースシャトル・アトランティスを打ち上げると発表。
NASDAの宇宙開発委員会への報告について。
第1回 LE-7Aエンジン領収燃焼試験結果。
NASAの地球観測衛星「Aqua」に搭載された、NASDAの改良型高性能マイクロ波放射計AMSR-E、定常運用に移行。
昨日も報じたとおり、C/2002 O6(SWAN)彗星が近日点通過前後から急激に減光している模様。消滅の可能性も。
データ中継技術衛星「こだま」、三軸姿勢確立運用を実施。以後、一ヶ月かけて東経90.75度の赤道上空へ移動、塔載機器の試験を行なってから本格運用に入るとのこと。
NASDA、H-2Aロケット第一段目LE-7Aエンジンの領収試験1回目(初期作動確認試験)を9月18日に実施するとのこと。
NASDAによる「サイエンス・チャンネル」新番組。
Chandra Finds Surprising Black Hole Activity In Galaxy Cluster
Supernova Cosmology ProjectとSubaru high-redshift supernova search groupは、すばる望遠鏡での4月および5月の観測から、6個の超新星と思われる天体を発見しました。(SNe 2002fc, 2002fd, 2002fe, 2002ff, 2002fg, 2002fh)
アメリカで商用の月探査(無人)が始まるかもしれません。
吉田誠一さんによる、今週の明るい彗星。SWAN彗星は暗く、拡散しているという報告もあり。今後消滅する可能性も。
チリの William Liller氏、9月15日(世界時)の観測から、「いて座」に新星を発見。
流星の眼視計数観測における協定観測の第3回目が10月5/6日に決定。
ローウェル天文台のチーム(LONEOS)が9月4日(世界時)に「おうし座」で発見した小惑星状天体は、その後の観測から彗星であることがわかりました。初期軌道が求められており、2003年6月に近日点を通過(近日点距離3.86天文単位)すると予想されます。(C/2002 R3; LONEOS彗星)
佐治天文台の織部隆明さんと久万高原天体観測館の中村彰正さんは、Shoemaker第3彗星(P/1986 A1)彗星をそれぞれ独立して検出しました。(P/2002 R2)
データ中継技術衛星「こだま」、無事ドリフト軌道(静止軌道に投入される一歩手前の段階の軌道)に到達。
SOHO彗星7個が新たに発見されました。
9月3日にアメリカのBill Yeung氏によって発見された、高速で移動する天体、J002E3は、1969年にアポロ12号の打ち上げに使われたサターンV型ロケットの第三段目であることがわかりました。
データ中継技術衛星「こだま」は、9月13日10時26分に第3回アポジエンジン噴射を実施、酸化剤が枯渇したため、噴射は予定(4分)より短い103秒で終了。到達した軌道は計画値より約1,900km低いため、スラスタを用いて修正するとのこと。
オルドリン氏の暴行疑惑で、氏は正当防衛を主張。
NEAT、リック天文台超新星サーベイの観測から、さらに3個の超新星と思われる天体が発見されました。(SN 2002ez, 2002fa, 2002fb)
航空宇宙技術研究所と音速輸送機用推進システム技術研究組合、次世代超音速機のエンジンの燃焼機試験で、窒素酸化物(NOx)の排出低減目標を達成。巡航時の達成値はコンコルドの約5分の1。また離着陸時の値は現在のジャンボ機などの10分の1以下。
星とあまり関係なさそうでしたが、内容を見て載せることにしました。
国立天文台ハワイ観測所の山麓施設にビジターギャラリーが開設されました。
データ中継衛星「こだま」(DRTS)の追跡管制レポート。
「こだま」は9月12日11時21分(日本時)から約59分間、第2回アポジエンジン噴射を実施。第3トランスファ軌道投入に成功しました。
「こだま」が静止軌道に乗るまでの手順。
宇宙開発事業団、正職員を募集。
宇宙と芸術展。9月11日〜10月5日。
地球観測衛星Aquaのペーパークラフトを作り、その写真を応募するコンテスト、「My Aquaコンテスト」。
インドは、同国初の気象衛星を載せたロケットの打ち上げに成功しました。
2002年8月2日の世界貿易センターの衛星写真。
H-2Aロケットの打ち上げ結果報告。
H-2A打ち上げ中継の録画を見ることが出来ます。
H-2Aロケットによって打ち上げられたデータ中継技術衛星「こだま」(DRTS)は9月11日9時21分(日本時間)に第一回アポジエンジン噴射を実行。正常に実施されたとのこと。
NASA、次世代宇宙望遠鏡を2006年に打ち上げる予定。名称はアポロ計画を推進した2代目NASA長官の名を取り、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」に。
日本惑星協会のトピックス。「探査機スターダスト星間塵の採集を再開」「 新たなコンツアー・ミッション」「 宇宙飛行士が見た地球の夜明け」。
スペースシャトル・アトランティスが10月2日に打ち上げられる予定です。シャトルのエンジン周りの修理も、シャトルを発射台に運ぶクロウラーの修理も完了し、アトランティスは既に発射台に移動しました。
アポロ11号搭乗のオルドリン氏、月面着陸に疑問を提起した映像作家に暴行容疑。
気持ちは分かるが暴力はいけない。
H-2Aロケットは打ち上げに成功しました。
なお、DRTSの愛称は「こだま」と命名されたそうです。USERSはそのまま。
9月30日から始まるNHKの連続テレビ小説「まんてん」は、宇宙飛行士を目指す女性の物語です。
NEATの画像から超新星と思われる天体が3個発見されました。(SN 2002ez, 2002fa, 2002fb)
昨日付の記事の日付が「9月8日」になっていました。
いよいよ本日(予定)、H-2Aロケットの打ち上げです。宇宙作家クラブ ニュース掲示板のレポートも始まりました。
大平貴之さん、メガスターの次世代機の開発に着手、星数350万個、20メートル以上の大型ドームへも投影可能になるとのこと。
ISASニュースの章の1つ「ISAS事情」。今年打ち上げ予定のM-Vロケット、開発中のSOLAR-B、宇宙三機関統合など。
チャンドラ撮影の「ティコの超新星残骸」について日本語の解説。
ロシア航空宇宙庁、2003年4月にソユーズで国際宇宙ステーションに向かう民間の希望者をさがしているとのこと。
宇宙開発事業団Webサイトのトップページが、H-2Aロケット打ち上げで予想される混雑に備えた限定ページに。
H-2Aデイリーレポート。打上げカウントダウン作業スケジュールなど。
X線観測衛星チャンドラによる、カシオペア座の「ティコの超新星残骸(カシオペア座A)」。
薩摩いん石と百武裕司写真展。9月21日〜28日。鹿児島県大口市。
かごしまコスモフェスタ2002。9月14日。
故百武裕司さんの天体写真展。9月4日〜22日:佐賀市立図書館、9月24日〜29日: 三日月町図書館(佐賀県)。
すばる望遠鏡Webサイト、ハワイ観測所山麓施設のビジターギャラリーについて掲載。
日本の「高速飛行実証」をCNNが報じています。
宇宙開発事業団、H-2Aロケットの次の世代の基幹ロケット開発を検討。コストを半減し、搭載衛星の重量を3割増しに。
ESA、Arian 4ロケットの打ち上げに成功。
もうすぐ引退みたいですが、おびただしい数の打ち上げ実績を誇るロケットです。
アメリカのもう一つの新型ロケット、Delta 4 (ボーイング社)は、今月打ち上げ予定でしたが、ソフトウェアに不具合が見つかったため、10月か11月に打ち上げを延期する事になりました。
H-2Aロケット、最終審査会終了、最終ターミナルカウントダウン作業へ移行。
最終ターミナルカウントダウン作業ってなんだろう。打ち上げまで続くあのカウントダウンかな。
アメリカのウィスコンシン州やワシントン州などでオーロラが出現。
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「Hoag's Object」。黄色い核の周りを若い星の集団が青いリング状に取り巻いているように見えます。
世界各地の望遠鏡による大量の天文データを効率よく検索する、国立天文台のJVO (Japanese Virtual Observatory)プロジェクト。
ロシアが中止を発表した Lance Bassの宇宙旅行について、Bassのエージェントは費用の一部を近々支払えることを明かし、計画再開に自信を持っているとのこと。
日本流星研究会Webサイトより。
8月3日に岩手県一戸町で行われた第43回流星会議の発表資料。
日本流星研究会、2002年のしし座流星群出現予報を若干改訂。
予報の閲覧上の注意を参照のこと。
流星電波観測のはじめ方から観測方法、現在の研究などを扱った流星電波ガイドブック、発売中。CQ出版社、監修:中村卓司、編著:RMG編集委員会、2200円(再掲載)
Ariane 4 ロケット、9月6日午後(日本時間)に打ち上げ予定です。
ESAは立て続けに打ち上げますね。さすが衛星打ち上げシェアNo.1。
国立天文台 ・三鷹キャンパス特別公開。10月26日。ポスターあり。
アマチュア無線を利用した流星電波観測(HRO)に影響を与える「ノイズ」を集めて、原因究明と改善を行う「ノイズプロジェクト2002」。参加募集。
リック天文台超新星サーベイとNEATの観測で、8月19日から9月3日の間に4個の超新星と思われる天体を発見しました。(SNe 2002ev, 2002ew, 2002ex, 2002ey)
H-2A関係のニュースがしばらく増えそうです。
流星群電波観測国際プロジェクト しし座流星群 2002。参加募集中。
現時点ではヨーロッパからアメリカにかけて大出現が予想されています。日本でもこれらの前兆現象を捉えられるかもしれないとのこと。
SETI@homeの新しいプロジェクトについて。アレシボ電波望遠鏡では全天の30パーセントしかカバーできないので、オーストラリアにできる64メートル望遠鏡を使うSETI@homeIIを開発したとのこと。
彗星探査機CONTOURの失踪の原因は固形燃料推進エンジンの不具合による可能性が高いとのこと。ただし断定するのはまだ早い。
観測衛星のデータから、極地域の氷床の環境が予想以上の速さで悪化していることが判明。
人工衛星にメッセージを載せ、その衛星が地球に戻る5万年後の誰かに伝えるというプロジェクト。メッセージは60億通記憶可能で、衛星は2003年に打ち上げ予定。
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所、再使用型宇宙船開発に向けた、「高速飛行実証」のフェーズIを実行中。予定では10月からクリスマス島で飛行実験を行う模様。
H-IIAロケット3号機打上げ整備作業状況。打ち上げまでの進捗状況、極低温試験時のトラブルとその処置、また、データ中継技術衛星(DRTS)のミッション達成度が記載されています(ミッションの成功度合いを示すものか)。
ISS/きぼうウイークリーニュース。
H-2Aで打ち上げられる衛星、DRTS,USERSの追跡管制隊、準備完了。
真っ昼間の金星を捕えた画像が横浜こども科学館の「宇宙・天文ニュース」に。
冥王星による掩蔽の件(9月3日)のくわしい記事。
「宇宙の日」記念行事として、「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002が開催されます。9月15日〜17日、島根県松江市にて。
H-2Aロケットに配線ミスが見つかりました。打ち上げには影響は無いとのことです。
ロシアは、Lance Bassの宇宙旅行を認めないと決定しました。結局費用が支払われなかったようです。
国際宇宙ステーションを利用した宇宙授業が行われます。9月25日。
NASDA NEWS 9月号(No.250)。
7月20日と8月21日に起きた、冥王星による恒星の掩蔽の詳しい記事。写真もあります。冥王星の温暖化を示唆するデータが得られた現象(8月22日)です。
リック天文台超新星サーベイは、8月30日(世界時)の観測から、「さんかく座」の無名銀河に約17.4等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002eu)
SOHOの観測画像から6個の彗星が発見されました。(C/2002 Q6, C/2002 Q7, C/2002 Q8, C/2002 Q9, 2002 Q10, 2002 Q11)
C/2002 Q9, 2002 Q10, 2002 Q11はIAUCにはありません。
京都府綾部市の綾部市天文館で、工作教室としてミニプラネタリウム作りが行われたとのこと。
いいですね、こういう工作。
星の民俗館、「ほしと民俗」第35号を発行。
9月26日に金星が最大光度(マイナス4.6等)に達します。その前後は昼間に見つけることも可能です。
近くにあるはずの太陽にはくれぐれも気をつけてください。
地球に衝突する小惑星や彗星への対策として、巨大なエアバッグをつけた宇宙船で押して軌道を変更させる案が新たに提案されています。
1974年にプエルトリコ、アレシボ天文台の305メートル電波望遠鏡からM13球状星団に向けて3分間のメッセージが送信されました。このメッセージは今地球から約28光年かなたを飛んでいます。