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吉田誠一さんの彗星カタログ更新。C/2002 V1など4彗星。
吉田誠一さんによれば、来年2月に近日点を通過する(そして消滅する可能性のある) C/2002 V1(NEAT)彗星は、かなり早い段階で肉眼彗星になりそうです。光度式は m1 = 4.0 + 5 logΔ + 30.0 log r。
ほんとかよ。。。
アストロアーツ、12月4日の皆既日食について、観測者の多くが訪れるオーストラリア/セドュナの予報と、同社の「エクリプスナビゲータ Ver.1.0」向け最新ベッセル要素を掲載。
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーション軌道上の微小粒子環境を把握するための「微小粒子捕獲実験」と、宇宙用材料の耐宇宙環境性の向上を目指した「材料曝露実験」で、実験装置の第一回回収を実施。
宇宙開発事業団、タイとの協力プロジェクトの終了に伴い、プロジェクトに使用した受信アンテナ等の地上設備を同国に譲渡。
ドイツの女性が、1月に夫の遺灰をロシアのロケットで宇宙散布することを計画。
アイ・エイチ・アイ・エアロスペース、募集したメッセージを国際宇宙ステーション(ISS)から希望の日に送信したり流れ星にする「スターメール」サービス(有償)で、来年4月に、集まったメッセージを記録したCDをISSに届けることを決定。6月からメッセージが実際に届けられるとのこと。メッセージ申し込みは引き続き募集中。
「スターメール」のWebサイトへのリンクの制限を撤廃してもらえたら、もっと多くの人が知ってくれると思います。
11月20日に発行された小惑星回報(MPC)で、小惑星の確定番号が52224に達しました。冥王星の次に大きいとされる天体 "Quaoar"も、50000番として登録され、命名が承認されました。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)による恒例のサンタ追跡サイト、今年もオープン。
流星の眼視観測による協定観測の5回目は、12月7日23:00〜25:00(日本時間、30時間制)です。(たぶん再紹介)
年間三大流星群の一つ、ふたご座流星群は12月13日の夜(日本時間、30時間制)にピークを迎えます。
H-IIAロケット4号機の極低温試験完了。
H-IIAロケットの2段目用LE-5Bエンジン領収燃焼試験2回目、完了。
H-IIAロケットの打ち上げは、当日、日本科学未来館(MeSci)でも見られます。
ネットは重いだろうし、こういうところで見る方がいいかも。もちろん現地で生見学が一番ですが。
[しし座流星群] 北スペインで観測された、今年のしし座流星雨の写真。撮影時刻は最初のピークに近い11月19日4:00(世界時)頃。魚眼レンズで1分間露出の画像を30枚合成しているそうです。
Leicaとは、流星雨を見ている犬(画面右下)の名前とのこと。
[しし座流星群] ヨーロッパ、アメリカ、日本で撮影された投稿写真集。動画もあり。
日本惑星協会トピックス。
一つの銀河に二つのブラックホール
火星の画像の今昔
極低温試験に備え、H-2Aロケット4号機が射点に移動し、その姿を現しました。
そう、極低温試験の時は射点に現れるのでした。忘れていた。
i-modeでH-2Aロケットの定点観測画像が見られます。
ISS/きぼうウィークリーニュース11/26号。
宇宙開発事業団による宇宙開発委員会報告。
全球降水観測計画/二周波降水レーダプロジェクト
第16回地球観測衛星委員会(CEOS) 本会合の結果について
欧州宇宙機関、災害やテロに迅速対応可能な医療用衛星通信システムを開発。
11月27日に予定されていた、H-2Aロケット4号機の極低温試験は悪天候が予想されるため28日に延期。
「地球シミュレータ」が「ゴードン・ベル賞」を受賞、並列計算機を実用的な科学技術計算に応用し、性能を含めて最も優れた成果を出した者に与えられる賞とのこと。
衛星の打ち上げサービスを行っているInternational Launch Services(ILS)社、プロトンロケットによって打ち上げられた放送衛星Astra 1Kの軌道投入に失敗。
エンデバー、国際宇宙ステーションとドッキング。
国際宇宙ステーションとスペースシャトル・エンデバー、日本から見えるか?
NEATの10月30日(世界時)の観測画像から、「おひつじ座」の銀河に19.7等の超新星と思われる天体が発見されました。(SN 2002jf)
リック天文台超新星サーベイは、11月23,24日(世界時)の観測から、「ペガスス座」の NGC 7253 に超新星と思われる天体を発見しました。光度は23.2日(世界時)で約17.0等、24.2日に約16.8等でした。(SN 2002jg)
[しし座流星群] LIVE!LEONIDS 2002が中継の録画を公開しています。
小天体探査フォーラムに「きっずるーむ」が開設されています。他の子供向け宇宙ページへのリンクもあります。
LE-5Bエンジン領収燃焼試験の一回目、正常に終了。
[しし座流星群] 流星痕同時観測キャンペーンでは、しし座流星群の火球・流星痕の目撃情報を求めています。未報告の流星痕はもちろん、これまでに報告されているものも、さらに複数の情報が必要です。もしも観測されていれば、ぜひ報告してください。
スペースシャトル。エンデバー(STS-113)は日本時間24日9時49分47秒に打ち上げられました。
恒星の固有運動の平均値より4倍も高速で移動しているブラックホールが発見されました。このブラックホールを作り出した超新星爆発によってはじき飛ばされたと考えられ、恒星程度の質量のブラックホールが超新星爆発によって誕生する事を示す証拠となるようです。
講演会「夜空と環境を考える」。講師:内田重美さん(IDA日本セクション幹事)。11月29日、長野県塩尻市。
IAUC 8015、8016、8017、8019、8020、8021の各号で、各捜索者による計34個の超新星発見が伝えられています。(SN 2002hx〜SN 2002je)
スペースシャトル・エンデバーの打ち上げは、スペインの緊急着陸基地の悪天候のために24時間延期。
[しし座流星群] 国際流星機構の第一報では、ヨーロッパは19日04時10分(世界時)にZHR2350,アメリカは19日10時47分(世界時)にZHR2660のピークが観測されたとのこと。
12月4日、オーストラリアからアフリカにかけて皆既日食が見られます。
高精度な銀河の立体地図を作製する、国立天文台のVERA望遠鏡が本格的に稼働開始。
岩手県水沢市、小笠原村父島、鹿児島県入来町、沖縄県石垣市に設置した4局の20メートル電波望遠鏡を合わせて、口径2300キロメートルの電波望遠鏡に匹敵する能力を持つそうです。
H-2Aロケット2段目のLE-5Bエンジンの領収燃焼試験一回目が25日に実施されます。
12月14日に行われるH-2Aロケット4号機打ち上げはネットで生中継されます。
スペースシャトル・エンデバー(STS-113)は日本時間11月23日10時15分に打ち上げ予定。
[しし座流星群] 海外からの続報が更に。
西はりま天文台が2004年に稼働開始を目指す2メートル望遠鏡計画のページ。
西はりま天文台ひょうごユースセミナー(ウィンタースクール)。12月25日〜27日、兵庫県西はりま天文台。
流星の眼視観測における協定観測。次回(第5回)は12月7日23:00〜8日1:00。
H-2Aロケット4号機解説シート。
H-2Aロケット4号機デイリーレポート。打ち上げる4衛星の大きさの違い。ADEOS-IIの大きさは他3衛星に比べて圧倒的です。
米ボーイング社のDelta 4型ロケット、初打ち上げ成功。
[しし座流星群] 日本時間19日13時過ぎにスペインで1時間あたり換算で1000個、同19時半すぎにアメリカ・アリゾナ州で1時間あたりに換算して700個以上。日本では19日の4時頃にHR50ほど。
「次は30年後」と言われてるのですが、アッシャーの予想では、あと90年以上後と言われてたような。。。
X線観測衛星チャンドラの観測で、「へびつかい座」のNGC6240銀河に、3000光年ほど離れて互いの周りを周り合う2個の超巨大ブラックホールを発見。徐々に近づきあい、数億年には合体すると予想されているとのこと。
吉田誠一さんの彗星カタログ更新。C/2002 V2など11天体。
ISS/きぼうウィークリーニュース11/19号(PDF69KB)
宇宙開発事業団による宇宙開発委員会報告、3件。
H-2Aロケット標準型の民間移管先に、三菱重工が正式決定。
米ボーイング社のDelta 4ロケット、現地時間20日に打ち上げ。
[しし座流星群] 日本の19日昼間に、ヨーロッパとアメリカでピークを迎えた模様。
ペルーでの国立教育天文台の建設を支援するための募金が引き続き呼びかけられています。
ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2002年10月。
[しし座流星群] 全国的な悪天候で眼視観測の状況がつかめていない模様。電波観測では28.208MHzを中心にエコーが増加、暗い流星が増加している?
吉田誠一さんの「彗星カタログ」、および「今週の明るい彗星」更新。明るい彗星第一位は先週に引続きC/2002 RX(LINEAR)彗星。
ノーベル物理学賞の受賞が決まった小柴さんの著作「ニュートリノ天体物理学入門」(講談社ブルーバックス)が11月20日に復刊。
週末に予定されていた、ボーイング社のDelta 4型ロケットの打ち上げは悪天候のために19日以降に延期。それに伴い、スペースシャトルエンデバー(STS-113)の打ち上げも22日以降に延期。
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所の高速飛行実証フェーズI 第3回飛行実験は、16日に実施され、計画通りの飛行に成功。
[しし座流星群] 流星数がゆるやかに増加しつつあるとのこと。13/14日の平均ZHRは30程度。
[しし座流星群] 小川宏さんがまとめた出現予想図にGIFアニメーション版が登場。10分毎の出現数分布図を表示。
11月3日から8日まで、ハワイ島コナで銀河系中心に関する国際会議が開催された件の記事がすばる望遠鏡Webサイトに。
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所の高速飛行実証フェーズI 第3回飛行実験は、16日に実施されます。
宇宙開発事業団のフォトライブラリーに、H-2Aロケット4号機のカット図や燃焼試験の写真などが登場。
H-2Aロケット4号機デイリーレポート。今回打ち上げられる環境観測技術衛星(ADEOS-II)の説明です。
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟に関する訓練のリハーサルとなる訓練を実施中。
しし座流星群特集を設置しました。
ビッグバン直後と同じ状態を加速器で再現する実験で、理論予想を裏切るデータが得られたとのこと。
吉田誠一さんの彗星カタログ更新。
アルジェリア、災害監視衛星をロシアから打ち上げ予定。
宇宙開発事業団のフォトライブラリーに、野口宇宙飛行士と野口飛行士の搭乗するSTS-114ミッションの画像が掲載されています。
14日に予定されていた、宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所の高速飛行実証フェーズI 第3回飛行実験は、悪天候のため延期されました。
[しし座流星群] @niftyのスペースフォーラム、今年もライブ中継を予定。
宮崎科学技術館において、故百武裕司さんの天体写真展を開催するとのこと。11月17日から12月1日。
SETI@homeに関する学術論文。
[Astronomy Picture of the Day] 探査機STARDUSTによる小惑星(5535) Annefrank。
日本惑星協会トピックス。
宇宙誕生直後の星を発見
見付かったブラックホールの証拠
小惑星アンネフランクの画像
カイパーベルト天体としては今のところ最大規模の天体、2002 LM60 Quaoarの、横浜こども科学館による解説。
宇宙開発事業団の宇宙開発委員会報告2件。
地球観測ロードマップ 社会安全を確保するための常時性・即時性のある観測システムの構築に向けて
宇宙開発事業団の品質マネジメントシステムの現状と主要品質管理問題の取り組み
「きぼう」船外実験プラットフォーム利用材料曝露実験公開ワークショップ。11月25日、宇宙開発事業団 筑波宇宙センター。
ISS/きぼうウイークリーニュース 11/12号
宇宙開発事業団、地球観測衛星ADEOS-IIの打ち上げを機に、衛星を使った災害監視の国際ネットワークに加盟する意向。
ロシアのテレビ局Channel Oneが視聴者を国際宇宙ステーション(ISS)に送る計画について、Channel Oneは、20人の「普通のロシア人」を選んで訓練を行い、うち一人をISSに送るとのこと。費用は2000万ドル。
MISAOプロジェクトによる新星らしき天体発見の国立天文台・天文ニュース。
国際研究チーム、宇宙の「ダークエネルギー」が存在する新たな証拠をつかんだとのこと。
M110に現れた新星らしき天体の発見2時間前写真。
結構撮影している人はいるのでないかと。報告はされたのでしょうか。
[しし座流星群] ライブが予定されているサイト
[しし座流星群] 各研究者の予報をもとにした、世界各地の地域別時間別、出現予測。ピンポイント予報グラフにカナダが追加されています。
西はりまシンポジウム「西はりま天文台2m望遠鏡による天文学研究の公開」。12月13日〜12月15日。兵庫県、西はりま天文台。
リック天文台超新星サーベイは、11月9,10日(世界時)の観測から、「うお座」の UGC 52 に超新星と思われる天体を発見しました。光度は11月9.2日UTで16.8等、11月10.2日UTで16.6等でした。(SN 2002hw)
宇宙開発事業団と航空宇宙研究所の高速飛行実証フェーズI、第3回飛行実験(経路追従飛行その2)を11月14日に実施。もともと13日の予定が、悪天候のために延期したもの。
アメリカ、ボーイング社の新型ロケット Delta 4型、今週末に打ち上げ予定。
茨城県の吉田誠一さんをはじめとするMISAOプロジェクトは、岡山県の大倉信雄さんの提供画像から、「ケフェウス座」に新星らしき天体を発見しました。光度は9月19日の画像には12.7等、11月10日には14.3等です。
吉田誠一さんは彗星カタログや流星カタログなどをWebサイトで提供され、最近は雑誌「星ナビ」にも連載をもたれているおなじみの方です。
流星痕を地上の2地点以上から同時観測し、三角測量の方法によってその立体構造を解析することを目指す「流星痕同時観測キャンペーン2002」。しし群の流星痕観測者を募集。
横浜こども科学館の宇宙・天文ニュースに、SOHOが撮影した、10月25日のプロミネンスの画像が掲載されています。
日本変光星研究会のWebサイトに、「クリスマスにミラを見ようキャンペーン」の光度曲線が掲載されています。
11月8日頃から太陽活動が活発になってきているようです。
電波天文学と他の電波利用業務の健全な共存関係を確立することを目的とした電波周波数小委員会のWebサイト。
国際宇宙ステーションに4月からドッキングしていたソユーズ宇宙船、10月末に打ち上げられたソユーズと交替し、11月10日、カザフスタン共和国に着陸したとのこと。
第1回 LE-7Aエンジン領収燃焼試験結果。
11月11日に打ち上げ予定だったスペースシャトル・エンデバー(STS-113)、シャトル船内への酸素配管から酸素漏れが発見されたため、日本時間11月19日以降に打ち上げを延期。
ロシアは宇宙飛行士の後継者不足に悩んでいるとのこと。
国立天文台・天文ニュース。2004年に肉眼彗星になるかも知れないC/2002 T7(LINEAR)彗星(10月31日既報)について。
前述の C/2002 T7(LINEAR) 彗星と C/2001 Q4(NEAT) 彗星について。二つの彗星を同時に見るのは日本では不可能と書かれていますが、うまくすれば、5月の終わりから6月上旬には日本でも見られるかも知れません。図を書いてみると、なんかすごいことになってます。
あくまで楽天的な予測です。
11日夜に、まだ流星群を知られていない彗星からの流星群が出現する可能性があるとのこと。
流星電波観測で、毎月全国の観測者から寄せられてくるデータを集約した会報が公開されています。2002年1月から。
2002年 しし座流星群 電波観測ライブ
11月3日に中国・四国・近畿地方で観測された火球(11月7日)は島根県上空に出現したと推定されている模様。また11月4日, 7日にも西日本で火球が目撃されるなど、火球の出現が多くなっているとのこと。
しし座流星群の極大直後に、しし座流星群報告会が開催されます。11月23日。
北海道の佐野康男さんによるC/2002 T7 (LINEAR)彗星の画像。非常に淡いです。
関勉さんによるC/2002 T7 (LINEAR)彗星の画像。
独自の人工衛星の開発に取り組んでいる、大阪府東大阪市を中心とした中小企業グループ、「東大阪宇宙開発協同組合」の設立を申請。衛星開発計画が具体化へ。
NASA、スペースシャトルエンデバーの打ち上げ(STS-113)を日本時間11月11日14時59分に決定。
[Astronomy Picture of the Day] グリーンフラッシュ。太陽が沈んだ一瞬に起こることがある珍しい現象です。
LINEARが11月5日(世界時)の観測から「オリオン座」に発見した18等の天体は彗星と判明しました。(C/2002 V2)
吉田誠一さんの彗星カタログにC/2002 V1が追加されました。
そのC/2002 V1彗星は、近日点距離0.1天文単位と非常に太陽に近づきます。近日点通過時に消滅する可能性があるとのこと。
吉田誠一さんの「今週の明るい彗星」。1位はC/2001 RX14 (LINEAR)彗星。冬から来年春にかけて10等台。
ライブユニバースがしし座流星群]の中継を予定。
東北大、京都大と米クレムソン大のグループ、これまでで最も明るい人工オーロラを作り出すのに成功。実は8月3日に文部省宇宙科学研究所の小型ロケットで行った発光実験で偶然発生したものとのこと。
第3回宇宙科学シンポジウム。2003年1月9日〜10日。宇宙科学研究所相模原キャンパス。
しし座流星群関係の報道、特集ページ。一部は何度目かの紹介。
[HST] "An Old Star Gives Up the Ghost"(11月8日既報)、アストロアーツによる解説。
吉田誠一さんの彗星カタログ、C/2002 T7など8彗星を追加・更新。
X線観測衛星チャンドラが撮影した火星。赤紫っぽい光点が無数に写っているのは、火星の高層大気に含まれる酸素原子が太陽からのX線を受け、その酸素原子からまたX線が放出されているもの。
H-2Aロケットの第一段エンジンであるLE-7Aエンジン領収燃焼試験の一回目(初期作動確認試験)が11月11日に行われます。
宇宙開発事業団による人工衛星追跡管制情報、10月。
宇宙開発事業団(NASDA)、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の利用多様化を図ることを目的としてワークショップを開催。12月9日、日本科学未来館。
宇宙開発事業団と宇宙科学研究所、12月のH-2A打ち上げと来年5月のM-V打ち上げについて、施設周辺の自治体等に説明。
H-2Aロケット標準型の製造・販売は三菱重工に移管されることが事実上決定。
11月6日に発見されたC/2002 V1(NEAT)彗星の初期軌道要素。近日点通過は来年2月で、水星軌道よりも内側に入り込みます。がしかし、地球からはあまり明るくは見えない(最大10等台?)ようです。
小柴さんが昨年の岡山県里庄町で行った一般市民向けの講演内容が「ようこそニュートリノ天体物理学へ」のタイトルで急遽出版されることに。
増沢天文台フォトギャラリーに「さんかく座」のM33。眼視では大きさの割に淡い天体なのですが、渦状肢や無数の散光星雲が見事に映し出されています。
ヨーロッパ宇宙機関のXMM-Newton望遠鏡、中性子星の強い重力による「重力赤方偏移」現象を世界で初めて捉えたとのこと。
[HST] NGC 6369。死んだ星のまわりを幽霊のような弱々しい星雲が取り巻き、"Little Ghost Nebula"として知られる天体。
U.K. Nova/Supernova Patrolは、11月5日(世界時)の観測から、「りゅう座」のNGC 4210に17.0等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002ho)
[Astronomy Picture of the Day] 韓国で撮影された、2001年のしし座流星群の画像。
NASDA NEWS 11月号。
韓国、独自開発の液体燃料エンジンを登載したロケットを27日に打ち上げ予定。
三菱重工、小型衛星製造に参入。
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の組み立てを行う手順を確立するための船外活動手順開発試験と、船外活動の訓練を筑波宇宙センターで実施中。
前述の船外活動手順開発試験/WETS-EVA訓練は、筑波宇宙センターの見学コースの一部として見学可能です。要申し込み。
[Webサイト] 「UNIVERSE(ユニバース)ホームページ」。宇宙関連諸機関のWebサイトで提供されている様々な情報にアクセスしやすくすることを目的とした「宇宙のポータルサイト」。
川崎授産学園市民天体観望会。11月16日。神奈川県川崎市。
木星探査機ガリレオ、アマルテアへのフライバイに成功。
NASA、最近流行の「月着陸疑惑」への反論本を準備しているとのこと。しかし、「本気で反論するとますます怪しまれる」との声も。
U.K. Nova/Supernova Patrolは、11月5日(世界時)の観測から、「しし座」と「かみのけ座」の境界付近にあるNGC 4016に16.9等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002hm)
リック天文台超新星サーベイは、11月5,6日(世界時)の観測から、「やまねこ座」のNGC 2532に約16.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002hn)
NEATは、11月6日(世界時)の観測から、「おうし座」と「オリオン座」の境界付近に全光度17.3等の彗星を発見しました。(C/2002 V1)
11月3日、中国、四国、西近畿地方で火球を目撃。より多くの目撃情報が求められています。
日本流星研究会、2002年しし座流星群速報フォーマットを設定。
流星の眼視観測における協定観測の5回目は12月7日。
しし座流星群の電波観測プロジェクト、参加募集中(たぶん再紹介)。
ロシア、ロケット打ち上げ基地としてバイコヌール基地の利用を減らし、代わりに自国内に射場を2カ所整備するとのこと。
日本惑星協会トピックス
湧き出た海水? 木星の衛星エウロパの表面に赤い斑点
探査機カッシニが初めて見た土星
探査機スターダスト、彗星のサンプル採集に備えた搭載機器のテストを完了
コロラド大学の研究チーム、木星探査機ガリレオによる木星の衛星エウロパの観測画像から、エウロパの海の水がわき出た証拠と思われる画像を発見。
しかし、その確認は今後の探査計画にゆだねられるとのこと。
宇宙開発事業団(NASDA)の宇宙開発委員会報告。
「おりひめ・ひこぼし」の運用終了について
高速飛行実証フェーズI第2回飛行実験の結果について
前述のNASDAから宇宙開発委員会への報告によれば、運用を終了した「おりひめ、ひこぼし」ですが、2007年から2012年に大気圏に突入し、燃えのこった破片約400キログラムが地上まで落下する可能性があるとのこと。ただし一人当たりの破片に接触する確率は10のマイナス14乗の桁。
宇宙開発事業団、宇宙に長期滞在する飛行士の心理状態を検討するための有人閉鎖実験への参加者を募集。
[Astronomy Picture of the Day] 冬の六角形。これからこれらの天体の季節です。
英語でも「冬の六角形」と言うとは知りませんでした。
リック天文台超新星サーベイは、11月2, 4日(世界時)の観測から、「やまねこ座」と「ぎょしゃ座」の境界付近にあるMCG +07-15-6に超新星と思われる天体を発見しました。光度は11月2.5日UTで約18.2等でした。(SN 2002hk)
T. BolesさんはU.K. Nova/Supernova Patrolでの11月4,5日(世界時)の観測から、「おおぐま座」のNGC 3665に超新星と思われる天体を発見しました。光度は11月4.236日UTで16.3等でした。(SN 2002 hl)
メガスタークリスマス公演「星空の贈りもの」(11月5日 2件目の記事)の日本科学未来館(MeSci)による案内。申込締切は12月6日。
宇宙科学研究所と京都大学によるグループ、X線天文衛星「あすか」と「チャンドラ」による観測から、銀河中心の大質量ブラックホール「Sgr A*」が、昔は非常に明るかったことを示す証拠をつかんだとのこと。4日、ハワイ島で開催されている研究会で発表。
宇宙開発事業団(NASDA)と航空宇宙研究所(NAL)、「高速飛行実証フェーズI」の第2回飛行実験を実施。成功。この実験は「高度2.5kmから経路角13度の進入経路への経路追従性能力について確認する」ことが目的でした。
NASAのスターダスト探査機が小惑星 Annefrank に接近した際に撮影した画像が公開されています。
NASA、LEGO社と惑星協会の協力で、2004年始めに火星着陸を目指す2台の Mars Exploration Rover に付ける名前をアメリカの子供達から募集することに。
NASAが過去1年の間だけでも何十件もの詐欺被害に遭ってきたことを、複数の調査報告書が明らかに。
11日に打ち上げ予定のスペースシャトルで国際宇宙ステーションに向かう予定の第6次滞在クルーが記者会見。米ロの混成チームで、「言葉の壁」についての質問に対し「意思疎通に不安はない」と回答。
もっとも、記事にあるとおり、これまでの滞在クルーもすべて米ロ混成チームでした。
[Webサイト] H-2Aロケット4号機打ち上げカウントダウンページ。
メガスター、実践女子短期大学の学園祭で学生企画の番組を上映。11月10日。
メガスター、クリスマスに日本科学未来館で公開。立体音響とデジタル映像を融合。制作者の大平貴之氏自身による解説。12月23日〜25日、東京、 日本科学未来館。事前申込が必要。応募者多数の場合は抽選。
1998年7月7日に世界で初めて無人衛星同士のドッキングに成功した、NASDAの試験技術衛星「おりひめ・ひこぼし」運用終了。
本来の設計寿命はとっくに過ぎていましたが、長期的な劣化傾向等を把握するための運用を継続していました。
中国、有人宇宙船を打ち上げるための最終テストとして、今年中に無人カプセルShenzhouを打ち上げる準備を進めているとのこと。成功すれば3年以内に有人宇宙船を打ち上げる予定。
イタリアのエトナ山、噴火。衛星写真などが公開されています。
土星へ向け飛行中の探査機カッシニ(正しくはCassini-Huygens)が撮影した、最初の土星の画像が発表されました。
カッシニは2004年7月に土星の周回軌道に到着予定です。
彗星から放出された粒子を回収して地球に持ち帰るのを任務とする、NASAのスターダスト探査機は、目的地である Wild 2 彗星への接近に備えたリハーサルを行うため、小惑星 (5535)Annefrank へのフライバイを試み、成功しました。
この小惑星は1942年に発見され、公転周期3.29年、直径が約4キロメートルと推定されています。撮影した映像などは今週送信されてくるようです。。
リック天文台超新星サーベイは、10月31日と11月2日の観測から、「りゅう座」と「ケフェウス座」の境界付近にあるNGC 6946に超新星と思われる天体を発見しました。光度は10月31.1日の観測で16.5等、11月2.1日の観測で16.3等でした。(SN 2002hh; 時刻は世界時)
リック天文台超新星サーベイは、10月21,31日(世界時)の観測から、「ふたご座」の銀河に約17.9等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002hi)
NEATの10月20日(世界時)の観測画像から、「くじら座」の銀河に17.4等の超新星と思われる天体が発見されました。(SN 2002hj)
C/2002 O7 (LINEAR)彗星は、来年夏から秋、6.8等程度まで明るくなると予想されています。
今年の夏頃に発見されたのですが、「新着情報」では見落としていたようです(汗)。
NASA、国際宇宙ステーション組み立てミッションのため、スペースシャトル・エンデバーを11月11日(日本時間)に打ち上げを決定。
H-2Aロケット4号機の打ち上げを控え、関連の報道がいくつか出ています。
「金属をほとんど含まない恒星を発見」(11月1日)の日本語記事。
「火星の人面岩」の、昼と夜の赤外線写真。
新たに命名された11個の木星の衛星の名前は、他の衛星の例に準じて、ギリシャ神話のゼウスまたはローマ神話のジュピターに関わりのある登場人物の名が付けられたとのこと。
日本スペースガード協会、「美星スペースガードセンター」や他の観測者の発見天体のフォローアップ観測を行ってくれる人に「研究助成金」を支給。
VERA小笠原観測局の施設公開と星空観望会が行われます。11月16日〜18日、東京都小笠原村父島
よく考えたらすごいところだ。
欧米などの観測グループ、鉄などの重元素をほとんど含まない恒星を発見したと発表。ビッグバン理論の予測通り。
5年前、地球に衝突するかもと騒がれた小惑星1997 XF11が、5年ぶりに地球に接近中です。
MUSES-C用のマイクロ波イオンエンジンが、当初目標の18,000時間(2年強)の自律・耐久運転時間を達成。さらに継続運転中。
「微生物生態学と宇宙環境」国際ワークショップ11月18日、19日、東京。
木星探査機ガリレオについて。これから最後の木星周回(35周目)に入り、アマルテアのフライバイの他、2つの観測を行います。
10月30日の疑問の通りでした(汗)
リック天文台超新星サーベイは、10月29,30日(世界時)の観測から、「ちょうこくしつ座」の MCG -05-3-20 に約16.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002hf)
U.K.Nova/Supernova Patrolによる10月28日(世界時)の観測から、「しし座」の NGC 3306 に約17.0等の超新星と思われる天体が発見されました。(SN 2002hg)