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5惑星集合。画像にマウスポインタを合わせてみてください。
フィンランドのT. Makinenさんは、SOHOの2000年の観測画像から、全光度11.6等の彗星を発見しました。(C/2000 S5)
G. Altavilla さんと S. Benettiさんらは、4月7,8日(世界時)の観測から、21-22等の超新星と思われる天体を4個発見しました。(SN 2002cl, 2002cm, 2002cn, 2002co)
せんだい宇宙館、百武裕司さんの天体写真ギャラリーをWebサイト上に開設。
爆発寸前の星、エータ・カリーナ(りゅうこつ座エータ星)。地球から8000光年と近いので、爆発すればとても明るい超新星になるでしょうが、いつ爆発するかは、明日なのか100万年後なのか、わかりません。
国立天文台・天文ニュース545号「2002年しし座流星雨国際科学シンポジウム 一般公開講演会」で、講演会の時刻が間違っていたとのこと。5月5日18時から16時となってましたが、5月5日13時から16時です。
すばる望遠鏡Webサイト。すばるキッズのストーリー2を公開。
2人目の宇宙観光客マーク・シャトルワースさんを乗せたソユーズが国際宇宙ステーションにドッキング。
昨年11月の「しし座」流星群の観測から、流星に水酸基の存在を確認。
名寄市立木原天文台、6月11日の部分日食のライブ中継を予定。
国立天文台・天文ニュース。「君が天文学者になる4日間」参加者募集。
国立天文台・天文ニュース。2002年しし座流星雨国際科学シンポジウム 一般公開講演会。
宇宙開発事業団、10月にアメリカ・テキサス州ヒューストンで開催される第53回国際宇宙連盟大会への学生の参加者を募集。
宇宙開発事業団、将来の宇宙開発に貢献できるリーダーの養成を目的として、6月〜8月にアメリカ・カリフォルニア州で開催される国際宇宙大学2002年夏期セミナーへの参加希望者を募集。
国際宇宙ステーションに搭乗予定の日本人宇宙飛行士活動レポート、3月分。
中国の三皇五帝の一人、黄帝の陵の近くで巨大な隕石発見。黄帝の死去の原因かと注目されているとのこと。
伝説上の人物とされてはいますが。。。
アメリカ全土で開催される天文学のイベント「アストロ・デー 2002」が、国立天文台ハワイ観測所のあるハワイ島ヒロでも初めて開催されたとのこと。
南アフリカの実業家マーク・シャトルワース氏を載せたソユーズ宇宙船が国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。
ハッブル宇宙望遠鏡による球状星団M4の白色矮星の観測(4月25日)について、詳しい記事。
X線観測衛星チャンドラによるタランチュラ星雲の画像。
ハワイ島マウナ・ロア山と南十字星。
LINEARは、4月22日(世界時)の観測から、「はくちょう座」に全光度15.9等の彗星を発見しました。(C/2002 H2)
リック天文台超新星サーベイは、4月23,24日(世界時)の観測から、「へび座」のUGC 10030に16.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002ck)
ハッブル宇宙望遠鏡はM4球状星団の中に120億年から130億年前に生まれた白色矮星を発見。
日本とオーストラリアの研究グループが、地球に降り注ぐ宇宙線の発生源の一つが、さそり座の超新星残骸である可能性が高いと発表。宇宙線の発生源が特定されたのは初めて。
宇都宮彗星(C/2002 F1)、5等台。しかし観測条件は厳しいとのこと。
宇宙開発事業団の勝浦宇宙通信所一般公開。4月28日。
伊能忠敬直筆と思われる「天文暦学観測書」が新潟県で発見されました。
H-2Aロケットを使った米国商業衛星の打ち上げが、打ち上げ費用が国際レベルより高くなったため困難に。
東京大学宇宙線研究所、破損したスーパーカミオカンデの復旧を手伝う学生ボランティアを募集。
国際宇宙ステーションのIMAX・3D映画は、25日から東京都のメルシャン品川IMAXシアターでも公開される予定。
「TPS/Jメール」2002年04月24日号。M-Vロケット開発の民間引き継ぎの件について取り上げられています。
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中国の宇宙船「神舟3号」に乗って宇宙へ行った鶏卵9個のうち3個が孵ったそうです。
池谷・張彗星は4月29日に地球に最接近します。また、今頃がもっとも尾が長く見えているはず、らしいです。
国際連合は、宇宙での兵器の使用は地球周辺を残骸だらけにし、その残骸は数百年かそれ以上にわたって人工衛星の運用を危険にさらすだろうと警告。
当たり前やんといいたいところですが、地上なら破壊された残骸は沈んだり朽ちたり、邪魔なら誰かが片づけるけど、宇宙では。。。なのですよね。
南アフリカの実業家マーク・シャトルワース氏が宇宙に行く記事。
こういう大富豪じゃなく普通の人を宇宙につれていく気はないのかな、抽選で選ぶとかして。。。って、ないだろうな。
国立天文台、高校生または相当年齢を対象とした「君が天文学者になる4日間」を開催。8月5日から8月8日まで。応募締め切りは6月20日。
2002年しし座流星雨国際科学シンポジウム一般講演会。5月5日。
5惑星集合、5月の動き。水星がもっとも見やすくなるのは5月5日で、もっとも集まる(木星だけ大きく離れていますが)のは18日です。
国際宇宙ステーションの最新の姿。写真で「垂直」に立っている構造物の奥に見える「横長」の白い四角いものが、先日取り付けられ、「宇宙鉄道」があるS0トラスでしょう。
ロシアとアメリカは4月25日(日本時間)にソユーズ宇宙船の打ち上げを決定。国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士が緊急帰還用に使用する宇宙船の交代が目的ですが、南アフリカのマーク・シャトルワース氏が同乗する予定です。
東京都立科学技術大学と宇宙開発事業団が連携大学院を開始。
宇宙開発事業団が開発した高性能マイクロ波放射計AMSR-Eを搭載したアメリカの地球観測衛星Aquaの打ち上げが、日本時間5月2日と発表されました。
リック天文台超新星サーベイは、4月19,20日(世界時)の観測から、「かんむり座」のUGC 10301に17.1等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002ci)
リック天文台超新星サーベイは、4月21,22日(世界時)の観測から、「てんびん座」のESO 582-G5に15.9-16.0等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002cj)
W. Lillerが「いて座」に発見した、新星と思われる天体(IAUC 7878)に変光星番号V4741がつきました。
4月23,24日、NHKの19時と22時のニュース番組で、すばる望遠鏡から天体映像の生中継が行われます。
5惑星集合のシミュレーション。要ステラプレイヤー、要MS-Windows 95/98/Me/NT4.0/2000。
機材不要で学校や会社の帰り道でも容易に観察できるので、このシミュレーションや昨日の星図などを参考にぜひ本物を見てください。毎日見ていると惑星が日々位置を変えるのがわかって面白いかも。
宇宙開発事業団プレスリリース。
宇宙開発委員会、「我が国のロケット開発の進め方ワークショップ」を開催。5月20日。
池谷−張彗星とオーロラ。
ちょっとオーロラが勝ちすぎていると思いますが。
池谷−張彗星の位置観測と改良軌道要素。非重力効果を考慮しています。
[紹介] メールマガジン「星空ウォッチング」。週刊、無料。時々の天文現象や星空の見どころ、その他いろいろな話題を、アスキーアートを交えてタイムリーに紹介されています。
5つの惑星が夕空に並ぶ姿です。「惑星直列」ならぬ「惑星一列」に、見事になっています。
何か起きることを期待している人も多いんでしょうね。。。
銀河の森天文台、19-20日夜の低緯度オーロラも撮影に成功。
池谷−張彗星、尾がちぎれる現象が発生。沼澤茂美氏がその瞬間を撮影。
スペースシャトルでの実験の一つに採用されるべく、京都府の高校生が挑戦。
国際宇宙ステーションのIMAX・3D映画「SPACE STATION 3D」が4月19日から世界中で公開されています。日本では4月25日から軽井沢のメルシャン軽井沢IMAXシアターで、また7月から大阪のサントリーミュージアムで公開。
Chandra Observes Titanic Merger
4月18,19日に低緯度オーロラが発生、銀河の森天文台で撮影に成功しました。
19-20日夜も発生の可能性があります。
NASAの宇宙船スカイラブ3号の実物が山中湖の公園で展示されています。
海洋科学技術センターの地球シミュレータが、ベンチマークテストで世界最高の演算性能を記録。
アメリカのT. Puckettさんは、4月16日(世界時)の観測から、「おおぐま座」の無名銀河に18.4等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002ch)
夕方の空に明るい惑星が並んでいる件の記事と画像です。
M-Vロケットについての4月14日付読売新聞の記事(4月15日既報)について、宇宙科学研究所(ISAS)から事実説明がありました。
[HST] 連星系になっているカイパーベルト天体 1998 WW31 が互いの周りを回る周期は570日で、両天体を合わせた質量は冥王星とその衛星カロンを合わせた質量の5000分の1であることが分かりました。
北尾浩一氏の、日本の星の和名や伝承を紹介した英語の本(4月18日紹介の続報)。
池谷・張彗星は周極星になっていて一日中沈みませんが、夜中以降の空で高度が上がります。4月後半の見え方はこちらのページが親切です。(紹介:今石さん)
H2-Aロケット打ち上げの民営化を検討とのこと。
星の和名や伝承を調べている北尾浩一氏の研究を英訳した本がアメリカで出版されました。
すばる望遠鏡が超巨大ガス雲を発見した NGC 4388 銀河の位置。
池谷・張彗星の近況。
すばる望遠鏡、NGC 4388銀河の周りに広がる超巨大ガス雲を発見。
宇宙開発事業団開発の「改良型高性能マイクロ波放射計(AMSR-E)」を搭載した、アメリカの地球観測衛星Aquaは4月29日に打ち上げ予定。
国際宇宙ステーションに取り付けられた初の「宇宙鉄道」、試運転を実施。
宇宙科学研究所のM-Vロケットは宇宙機関統合後の2003年以降、民間企業のアイ・エイチ・アイ・エアロスペース社に開発を引き継ぎ、同社からロケットを購入して打ち上げるとのこと。(4月15日のニュースの続報)
星を観るだけの人達の憧れの天体の一つ、オメガ星団。
これを見てしまったら、M13なんて。。。(あ、石投げないで)
国立天文台・天文ニュース。国立天文台の施設が国登録有形文化財に。
チリのLillerさんは、4月15日の観測から、「いて座」に9.2等の新星らしき天体を発見しました。
リック天文台超新星サーベイは、4月13,14日(世界時)の観測から、「おとめ座」のNGC 4786に16.9-17.0等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002cf)
リック天文台超新星サーベイは、4月13日(世界時)の観測から、「ヘルクレス座」のUGC 10415に約17.8等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002cg)
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の利用アイデア募集について、第1回フィジビリティスタディ(実現可能性についての検討)の実施結果と、第2回アイデア募集の選定結果。第2回募集では、日清食品の宇宙食ラーメンなどが選ばれました。
焼きそばなら実現は早いのかな。
先日のクォーク星について、アストロアーツの記事。
チャレンジャーの事故以来18年ぶりに、スペースシャトルの「教育ミッション」を再開。
この先生がシャトルに乗るのは2004年とのことです。
日本初の赤外線天文衛星「アストロF」が公開されました。2003年に打ち上げ予定です。
池谷−張彗星、夜明けの北東の空で3〜4等。あまり光度は落ちてなさそうとのこと。
文部科学省宇宙科学研究所、M-Vの開発をうち切り、民間へ技術移転。
ほんとなの?
[Astronomy Picture of the Day] クォークだけでできている可能性のある星、RX J185635-375の写真。
火星の人面岩またまた。
イギリスのR. Arbourさんは、3月10,11日(世界時)の観測から、「かに座」のNGC 2604に16.0-16.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002ce)
SOHOの観測から、太陽をかすめる彗星2個が発見されました。(C/2002 A4, C/2002 G3)
4月7日の小惑星パンドラによるポルックスの食は天候不良で観測されず。
遅まきながら紹介しておきます。
百武さんの訃報を伝える記事。
宇宙開発事業団の宇宙往還技術試験機HOPE-X。4分の1サイズの実験機を今夏、南太平洋で実験予定。
池谷−張彗星とM31。これ、合成じゃないですよね。
[正誤訂正] SN 2002cbの星図、「しし座」が「じし座」になってます。
【訃報】あの百武彗星の百武裕司さんが、大動脈瘤破裂のため急死されました。51歳でした。
死の直前まで彗星を探されていたとのこと。あまりにも突然の死に驚いています。ご冥福をお祈りいたします。
中性子星よりも密度が高く、クォークそのものでできている可能性のある星が発見されたとのこと。
すばる望遠鏡Webサイト、「共同利用観測 : Semester S02B」(英語)を掲載。
SOHOの観測から2個の彗星が発見されました。
大阪府東大阪市の商工会議所に人工衛星の開発を目指すプロジェクト。
町工場開発の人工衛星って「銀河乞食軍団」(野田昌宏)っぽくておもしろいです。すばらしい。
全国のプラネタリウムリスト。日本プラネタリウム協会より。
ESOのVLTによる観測で、これまで知られているうちでもっとも遠い銀河群が発見されました。
[HST] Hubble Astronomer Creates Spectacular Galaxy Collision Visualization for the National Air and Space Museum
リック天文台超新星サーベイは、4月4日および4月9日(いずれも世界時)の観測から、「おおぐま座」と「やまねこ」の境界付近の無名銀河に18.5等の超新星と思われる天体を発見しました。また、イギリスのT. Bolesさんも、U.K. Nova/Supernova patrolでの観測で、4月8日に、この超新星を独立発見しました。(SN 2002cc)
イギリスのM. Armstrongさんは、U.K. Nova/Supernova patrolの4月8日(世界時)の観測から、「はくちょう座」のNGC 6916に17.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002cd)
アメリカのT. PuckettさんとイギリスのS. Gauthierさんは、4月3日(世界時)の観測から、「うしかい座」のMCG +05-34-33に16.9等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002bz)
アメリカのT. PuckettさんとB. Kernsさんは、4月3日(世界時)の観測から、「おとめ座」のUGC 8521に17.3等の超新星と思われる天体を発見しました。リック天文台超新星サーベイも4月3,4日(世界時)の観測から、この超新星を独立発見しました。(SN 2002ca)
LINEARが1月6日(世界時)に発見した小惑星状天体は、その後の観測で彗星とわかりました。(P/2002 AR2, LINEAR彗星)
イギリスのT. Bolesは、U.K. Nova/Supernova patrolにおける4月7日(世界時)の観測から、「りょうけん座」のMCG +8-24-34に17.0等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN 2002cb)
SETI@home、Mac OS X用クライアントのバージョン3.07をリリース。
関西の星まつり「星をもとめて」は2002年度の開催に向けてボランティアを募集。
4月7日、関東地方で火球が目撃されています。
しし座流星群国際シンポジウムが5月に開催されます。
[紹介] 宇宙情報センター。要Flashプラグイン。
4月7日の小惑星パンドラによるポルックスの掩蔽、みさと天文台によるライブは雨にたたられてしまったようです。
4月下旬から5月前半にかけて、日没後の西の空に水金火木土の5惑星がそろいます。
池谷−張彗星の最新軌道要素。
X線衛星チャンドラの観測。かみのけ座の銀河団。
50年ほど前に発見された小惑星29075番が、約900年後の2880年に地球に接近し、その衝突確率は0.3パーセントであることが明らかになりました。
衝突するかどうかはまだ何ともいえませんが、長期にわたって監視が必要な天体であることはいえるようです。
木星の衛星で水の海を持つと考えられているエウロパは、潮の干満で表面の氷に亀裂ができたり、氷の下の水が噴き出したりしているかも知れないとのこと。亀裂を利用すれば穴をあけなくても氷の下へ探査機を送り込めるかも、とか。
日本時間4月5日予定のスペースシャトル・アトランティスの打ち上げは4月7日以降(現地時間)に延期。理由は水素燃料漏れ。
日本スペースガード協会は、インドネシア上空の静止衛星軌道上に直径50メートル前後の未確認の物体を発見。軍事衛星の可能性も。
気になる物体です。この大きさ、地球に向けてパラボラアンテナでも開いているのでしょうか。
中国は2005年に有人飛行を実現を目標にしているとのこと。
アポロ計画のように、こういうのは国家が威信をかけて取り組めば実現が早いのかも知れません。
池谷−張彗星は明け方の東空にまわり、中旬以降好条件に。
池谷−張彗星はM31アンドロメダ銀河のそばを通りました。
国立天文台・天文ニュース。アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)計画に45000名の署名が集まる。また、研究開発費の予算が認められたとのこと。
国立天文台・天文ニュース。野辺山宇宙電波観測所「電波天文観測実習」の参加者募集。
NASAが打ち上げ予定の地球観測衛星EOM-PM1に搭載される、宇宙開発事業団開発の高性能マイクロ波放射計AMSR-Eについて。
探査機マーズ・オッデセイの観測で、地球−火星の惑星間空間の放射線環境は、将来の火星有人探査に参加する飛行士に有害であることが明らかに。
NPOによるプラネタリウム運営がいよいよスタート。先日報じた宗像ユリックスの他に東京都のすみだ生涯学習センターも。
4月7日の小惑星による食の改良予報。ポルックスの食も。
スターウィークのイベント募集開始。
タイタニックの内部を撮影するために開発された深海撮影ロボットが、木星の衛星エウロパの海を探査するために使えるかも。
無重量状態では虫歯になりやすいとのこと。
中国の宇宙船「神舟3号」が内モンゴル自治区に着陸。
宇宙開発事業団の活動状況を伝える広報誌NASDA Newsの4月号。
[紹介] 「ほしぞらどっとこむ」。宗像ユリックスプラネタリウムの運営受託を行うNPO、「エム・ワイ・ピー」のオフィシャルサイト。
ジョークが思いつかないので今日は休載します。